
ビットコインの送金を初めてする時、「アドレスって何?」と不安になりますよね。
ビットコインの送金において、アドレスは重要な役割を持っています。
今回の記事では、アドレスの概要や使い方だけでなく、ビットコインを安全に送金するコツなど、細かな点までわかりやすく解説していきます。
目次
1. ビットコインアドレスとは?
この項目では、ビットコインのアドレスの概要や使い方について、イラストなどを使いわかりやすく解説していきます。
1-1. 銀行の口座番号のようなもの
ビットコインアドレスは、ざっくり言うと銀行の口座番号のような存在です。
銀行では口座番号によって、どこにどれくらいのお金が入金されているかを管理しています。
ビットコインでも同様に、どこにどれくらいの量のビットコインがあるのかを、アドレスによって管理しているのです。
アドレスは英数字の羅列
ビットコインのアドレスは、英数字の羅列です。
たとえば、以下のようなものがビットコインのアドレス例となります。
15szQ2BfTqRbNQJ2a6Fxqjj5p4RQ1EeGu7
また、アドレスの英数字は26〜35文字で構成されており、「1」か「3」から始まります。
1-2. 送金はアドレスを指定して行う
ビットコインは、アドレスを指定して送金を行います。

上記のように、AさんはBさんのアドレスを指定することで送金することができます。
アドレスを指定して送金を行うので、イメージ的にはメールを送るのと同じ感覚で送金を行うことが可能です。
▶【超基礎】ビットコインの仕組みはこれでわかる! イラストで解説
1-3. アドレスの管理はウォレットで行う
ビットコインのアドレスの管理は、ウォレットと呼ばれるもので行います。
ウォレットは「デジタルなお財布」のようなものです。
ウォレットの種類
ウォレットには大きく分けて、ホットウォレットとコールドウォレットの2種類があります。
ウォレットの種類 | 概要 | 特徴 |
ホットウォレット | インターネットに常時接続されているウォレット | 仮想通貨の出し入れが簡単にできる |
コールドウォレット | インターネットに常時接続されていないウォレット | ハッキングなど外部からの攻撃に強い |
ホットウォレットはビットコインの出し入れが簡単にでき、コールドウォレットはハッキングなどの外部からの攻撃に強いという特徴を持っています。
2. アドレスの作り方
ビットコインのアドレスは、ウォレットが自動で作成してくれます。
すでにウォレットを持っている人は、「受入」などのメニューをタップすれば表示することができます。
アドレスを表示する手順
BLOCKCHAINというウェブウォレットの画面を使って、手順を紹介します。
▶ウォレットをもっていない人はこちら(ウォレットの作成手順)
メニュー画面から「Bitcoin」をクリックします。
すると上記のような画面が表示されるので、「Get BTC」をクリックしましょう。
ここで表示されるのが、ビットコインアドレスです。
ウォレットを持っていない人は作ってみよう
ウォレットを持っていない人は、わかりやすいように、実際にウォレットを作成して確認していきましょう。
今回は、ビットコイン関連の情報を数多く提供している、BLOCKCHAINというサイトでウォレットを作成してみます。
▶とにかく使いやすい! 日本語対応ウォレット「Ginco」
ウォレットを作ってアドレスを作成する方法
BLOCKCAHINの公式ページにアクセス後、「ウォレットを作成」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
利用規約と個人情報保護方針を確認して「Create My Wallet」をクリックします。
ウォレットの作成は、以上で完了です。これによって、アドレスも同時に作成された状態となっています。
アドレスの確認方法
続いて、作成されたアドレスを確認してみましょう。
メニューから「Bitcoin」を選択、「GetBTC」をタップすれば作成されたアドレスが確認できます。
3. 送金先アドレスの確認方法
取引所に送金する際の、送付先ビットコインアドレスの確認方法を見ていきましょう。
今回はGMOコインで確認していきます。
GMOコインのアドレス確認方法
GMOコインにログイン後、会員用ページの画面左側メニューバーから、「入出金」の項目にある「仮想通貨」をクリックします。
その後、画面右側に出てきた「ビットコイン」をクリックしましょう。
すると、上記のようにビットコインアドレスが表示されます。
送金時には、QRコードを読み取るか、「ビットコインアドレスをコピー」を選択してアドレスを貼り付けることも可能です。
なお「預入」は「取引所への送金」、「送付」は「取引所からの送金」に使う画面です。
送金先のビットコインアドレスが、時々変わっていることがあります。
これはセキュリティを高めるために自動で行われる処理で、変わっていても心配ありません。昔のアドレスも利用することは可能です。
▶疑問解消!ビットコインアドレスが変わる理由はなぜ? 仕組みを解説
4. アドレスの追跡・検索方法
ビットコインアドレスの追跡・検索は、専用のサイトで行うことができます。
ビットコインに関する情報を数多く提供している「BLOCKCHAIN」というサイトでは、アドレスの追跡・検索なども行うことが可能です。
BLOCKCHIAN|Block Explorer
アドレスの利用者を知ることはできるのか?
ビットコインアドレスを検索しても、その利用者までは特定することができません。
検索では、アドレスごとの送金や受け取りの履歴までしか知ることができないからです。
5. ビットコインを安全に送金する方法
この項目では、ビットコインのアドレスに関して、送金時の注意点などをまとめて紹介していきます。
5-1. アドレス入力間違いに気をつけよう
送金においてもっとも気をつけたいのが、アドレスの入力間違いです。
アドレスを間違えて入力して、そのまま送金が成功した場合、そのビットコインは自分の元に戻ってきません。
入力間違いは大事な資産を失うことに直結するので、送金時には間違いがないか必ず確認するようにしましょう。
5-2. フィッシングサイトに注意しよう
取引所やウォレットなどのサイトに似せた、偽のサイトのことを「フィッシングサイト」と呼びます。
こうしたサイトにアドレスに関する情報などを入力してしまうと、不正送金に利用されてしまい、大事な資産を失う可能性があります。
送金時だけでなく、サイトにアクセスしたタイミングでURLに間違いがないかなど、細かな点まで確認するように気をつけましょう。
▶仮想通貨取引所BTCBOX、フィッシングサイトへの注意喚起
まとめ
以上、ビットコインのアドレスについて解説してきました。今回の記事のポイントを、改めてまとめておきましょう。
- ビットコインのアドレスは銀行口座の番号のようなもの
- ビットコインはアドレスを指定して送金を行う
- アドレスの作成はウォレットが行ってくれる
- サイトを利用することでアドレスの追跡や検索も可能
また、注意点でも解説しましたが、大事な資産を失わないためにもアドレスの入力ミスやフィッシングサイトには特に注意しましょう。
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