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アナタはこの文字列が何を表すかわかりますか?これはビットコインアドレスの一例です。
しかしビットコインを誰かから受け取ったり、自身の持っている別のウォレットに送ったりしない限り使う場面が少ないので、自分のビットコインアドレスを確認したことがない人も多いと思われます。
このビットコインアドレスを使って、これまでの取引履歴やトランザクションの処理状況を確認することができるんです。確定申告を行う時や、送金状況を確認したい時に役立ちますね。
今回はユーザー数が多いウォレットを6つピックアップし、それぞれのビットコインアドレスの確認方法を解説。
取引履歴やトランザクションの処理状況を確認する方法も紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
目次
1. ビットコインアドレスは銀行口座でいえば口座番号にあたる
ビットコインアドレスとはビットコインを受け取る際に使用する、27~34字の英数字を組み合わせた文字列のこと。
たとえば以下のような文字列です。
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ビットコインアドレスは打ち間違えが起きないよう、QRコードでも表示されます。もし打ち間違えたとしても、文字列には約1極通りの組み合わせがあるので、誰かが使用しているアドレスという可能性はほとんどありません。
このビットコインアドレスの役割は、銀行口座でいえば口座番号のようなもの。人に教えても自分のウォレットからビットコインを盗まれることはありません。詳しくはコチラの記事で解説しています。
ビットコインアドレスは以下のような場面で使用されます。
- ビットコインの送受金
- 取引履歴やトランザクションの処理状況の確認
取引所に預けているビットコインを自身のウォレットに送る時。確定申告を行う際に、これまで行った取引履歴をチェックする時。送金したビットコインの処理状況を確認する時といった、さまざまな場面が想定されます。アナタもこの機会に自分のビットコインアドレスを確認してみましょう!
2. 自分のビットコインアドレスを確認しよう
今回は数あるウォレットのなかから、ユーザー数が多いであろうものを6つピックアップ。以下の一覧からジャンプして自身のビットコインアドレスの確認方法をチェックしてみてください。
①取引所「bitbank」
②取引所「bitFlyer」
③ウォレットアプリ「BRD(Breadwallet)」
④デスクトップウォレット「Copay」
⑤ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」
⑥ウェブウォレット「BLOCKCHAIN」
それでは、それぞれのビットコインアドレスを確認する方法へ進んでいきましょう。
①スマホに強い取引所「bitbank」
bitbankは国内のメジャーな取引所のなかでも、スマートフォンでの使い勝手がダントツ。ホームページは完全スマホ対応で、アプリがなくてもサクサク操作できます。またスマートフォンからオルトコイン(アルトコイン)取引ができるのもbitbankの強みです。
それではbitbankでのビットコインアドレスの確認方法を見ていきましょう。
ログインをしたら入出金ページへ進み、ビットコインの「入出金」をタップすると、ビットコインアドレスとQRコードが表示されます。
クリップマークを押すとビットコインアドレスがコピーできます。ほかのコインのアドレス確認は、それぞれの銘柄の欄にある「入出金」から同じように行えますよ。
②取引高国内No.1の取引所「bitFlyer」
bitFlyerは2018年4月3日現在、24時間で国内の取引高ランキング1位の取引所。専用アプリではビットコインの取引と、オルトコインの購入などが行えます。今回はアプリでのビットコインアドレスの確認を紹介していきましょう。
まずはアプリにログインして、画面右上にあるQRコードのマークをタップ。
ワンステップでビットコインアドレスとQRコードが表示されました。簡単ですね。ビットコインアドレスをタップするとコピーできます。
③シンプルで使いやすいウォレットアプリ「BRD(Breadwallet)」
BRDはスマートフォンでビットコインを管理できるウォレットアプリで、通称は「ブレッド」。シンプルで使いやすいインターフェースになっています。アプリはiOSとAndroidからインストールできますが、Android版は日本語に非対応。日本語対応のアプリを使いたいAndroidユーザーにはオススメできません。インストールは以下から行えます。
▼BRDをスマートフォンにインストール▼
BRDはビットコインを受け取るたびに自動でアドレスが新しいものに変更されます。これはプライバシー保護やセキュリティの強化のため。詳しくはこちらの記事をお読みください。
BRDで管理できる仮想通貨はビットコインとビットコインキャッシュの2種類です。それではビットコインアドレスの確認方法を紹介していきます。
ログインしたら、Bitcoinのボタンをタップ。
ページを移動したら「受取」を選択します。
ビットコインアドレスとQRコードが表示されました。ビットコインアドレスの文字列に触れるとコピーができます。
BRDの使い方についてはコチラの記事でも紹介しています。
④セキュリティ面が優れているデスクトップウォレット「Copay」
Copayはオープンソースで開発されているウォレット。誰でもプログラムを確認できる、マルチシグに対応しているといった点から、セキュリティ面が評価されているウォレットです。Copayにはデスクトップとアプリ型のウォレットがあり、どちらも日本語対応済み。ダウンロードは以下から行えます。
管理できる仮想通貨はビットコインのみ。今回はCopayのデスクトップウォレットを使ったビットコインアドレスの確認方法を紹介していきます。
ウォレットを立ち上げ、画面の下にあるメニューから「受取」をクリックします。
ビットコインアドレスとQRコードが表示されました。ビットコインアドレスをクリックするとコピーできます。
⑤多種のオルトコインを管理できるハードウェアウォレット「Ledger Nano S」
Ledger Nano Sはビットコインと20種類以上のオルトコインを保管できるハードウェアウォレット。60mm×18mm×9mmとコンパクトなサイズに折りたためます。定価は15,800円。コールドウォレットと呼ばれるオフライン上で仮想通貨を管理する端末なので、ハッキングやサーバー攻撃に遭う心配がありません。
Ledger Nano Sでのビットコインアドレスを確認方法は以下の通り。
- 専用アプリ(Ledger Wallet Bitcoin & Altcoins)をパソコンにダウンロード
- アプリを起動してLedger Nano Sと同期
- アプリのトップ画面にある「受信」をクリック
ビットコインアドレスとQRコードが表示されます。
⑥トップ規模のユーザー数を誇るウェブウォレット「BLOCKCHAIN」
BLOCKCHAINは通称ブロックチェーンインフォと呼ばれる、ユーザー数が世界最大規模のウェブウォレット。真偽は不明ですが、しばしば盗難の報告が出ているようなので大量の資産を管理するには向いてなさそうです。ビットコイン以外に管理できる仮想通貨は、イーサリアムとビットコインキャッシュがあります。
BLOCKCHAINもビットコインを受け取るたびに自動でアドレスが変わります。古いアドレスを使いたくない方は、毎回確認したほうがよいですね。それではビットコインアドレスを確認する方法を紹介していきましょう。
ログイン後、画面上部にある「受信」をクリックします。
ビットコインアドレスが表示されました。QRコードを表示するには「View QR Code」をクリック。
「bitcoin:」以降の文字列がビットコインアドレスです。青いボタンを押すとコピーができます。
BLOCKCHAINの使い方についてはコチラの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
3. ビットコインアドレスを使って取引履歴や処理状況を確認しよう
ビットコインアドレスを使えば、取引履歴やトランザクションの処理状況が確認できます。
先ほども紹介したBLOCKCHAIN。こちらのトップページにある検索窓に、ビットコインアドレスを入力すると、
- 取引件数
- 受信したBTCの総数
- 最新残高
- トランザクションの履歴
といった情報が表示されます。
ここにはこれまでに行われたすべての取引履歴が確認できます。ただし取引所内で行っているビットコインのやり取りは、ビットコインアドレスを介さずに行われているのでBLOCKCHAINには表示されません。
またひとつのウォレットで異なるビットコインアドレスを使っている場合、まとめて取引履歴を確認することはできません。確定申告などで取引履歴を確認したい時は、利用したすべてのビットコインアドレスを検索しましょう。
さいごに
ビットコインアドレスを確認するやり方と、取引履歴のチェック方法を紹介してきました。
今回は6つのウォレットでビットコインアドレスを表示させる手順を紹介しました。
どれも簡単な操作で済みましたね。ぜひ自分のウォレットでもぜひ確認してみてください。
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