
ビットコインを始めたいけど、難しそうだし、価格が高いイメージがありますよね。実は、ビットコインはとっても簡単に購入でき、1,000円あれば始めることができます。
この記事では、ビットコインの始め方について初心者向けにわかりやすく解説していきます。
目次
ビットコインの始め方
まずはじめに、ビットコインの具体的な始め方や細かな疑問点を確認していきたいと思います。
ビットコイン投資のメリット・デメリット
この項目では、ビットコイン投資の具体的なメリットを確認していきたいと思います。
メリット
小額から投資ができる
ビットコインは、小額からでも投資をすることができます。
たとえば、国内取引所のコインチェックでは、500円からビットコインを購入することが可能です。
送金に利用できる
ビットコインは、送金に利用することもできます。
取引所で購入したビットコインを、知人や友人などに送金することも可能です。
また、ビットコイン決済を受け入れている店舗では、代金の支払いでビットコインを送金して決済することもできます。
デメリット
ここからは、ビットコイン投資のデメリットやリスクについて確認していきましょう。
価格の変動が激しい
ビットコインは、価格の変動が激しいことでも有名です。
1日で10%から20%も変動することがあり、ドルや円などの法定通貨と比較しても、リスクが高い投資となっています。
国が価値を保証していない
ビットコインは、国が価値を保証していません。
そのため、国が価値を保証している法定通貨と比較しても、価格が不安定になる傾向があります。
ビットコインは取引所で購入する
ビットコインの購入は、大きく分けて以下の5つの手順で行います。
ビットコイン購入の5つの手順
① メールアドレスとパスワードを登録
② 身分証のアップロードと重要事項の同意
③ ハガキを受け取る
④ 日本円を入金する
⑤ 購入する(*現物・販売所)
それぞれの詳しい内容を、初心者でも使いやすいcoincheckを使い下記で確認していきましょう。
メールアドレスとパスワードを登録
Coincheckの公式ページにアクセスし、画面中央にある空欄に「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。
「パスワード」は、英語と数字を組み合わせて8文字以上で入力しましょう。
完了したら、「私はロボットではありません」のボックスにチェックを入れ、「新規登録」をクリックしましょう。登録したメールアドレスに、確認用のメールが届きます。
添付されているリンクをクリックしましょう。
身分証のアップロードと重要事項の同意
大変そうに見えますが、画面の案内のとおりに確認していけば大丈夫です。
①SMS認証
身分証を提出する前に、電話を使ってSMS認証を行います。
画面中央にある「本人確認書類を提出する」をクリックします。
電話番号を入力し「SMSを送信する」をクリックします。1分ほどでSMSに6桁のコードが届きます。
送信されてきたコードを入力して「認証する」をクリックすれば、認証完了です。
②重要事項の確認
SMS認証が終わると、下の画面が表示されます。
まだ重要事項確認と書類の登録が終わっていないので「日本円を入金する」をクリックすると重要事項確認画面に移動します。
続いて、画面下部にある「各種重要事項を確認する」をクリックします。
重要事項を確認し、完了したものからボックスにチェックを入れていきます。
すべてのチェックが完了したら、画面下部にある「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をクリックしましょう。
③身分証の提出
「本人確認書類を提出する」ボタンをクリックします。
必要な情報を入力していきます。
本人確認書類は、書類の表・裏両面と、書類と一緒に顔を映したセルフィーを提出します。
外国PEPs:外国政府首脳や外交官などや、以前にその地位だった人、またその家族が該当します。
以下の画面が表示されたら、入力は完了です。ハガキが来るのを待ちましょう。
ハガキを受け取る
登録が完了したら、取引所から郵送されてくるハガキを受け取ります。
このハガキには住所確認や本人確認の意味もあるので、必ず受け取るようにしましょう。
日本円を入金する
ハガキを受け取ったら、日本円を入金します。
Coincheckでは、以下の3つの入金方法から選択することができます。
入金方法
- 銀行振込:銀行から指定された口座に振り込む入金方法
- コンビニ入金:情報を発行しコンビニのレジから入金する方法
- クイック入金:インターネットバンキングを使った入金方法
今回は銀行振込を使って入金してみましょう。
画面左側メニューバーから「ウォレット」を選択し、下に開いたタブから「日本円の入金」をクリックしましょう。
画面上部の「銀行振込」を選択すると、下部に振込先の口座情報が表示されます。
指定された口座に、使っている金融機関から振込手続きを行います。
なお振込の時間帯や銀行の営業時間に応じて、残高に反映される時間が異なります。土日や夜間の入金した場合は基本的に翌営業日の反映になるので、時間に余裕をもって入金しておきましょう。
購入する(*現物・販売所)
入金した日本円を使い、ビットコインを購入します。
画面左側のメニューバーから、「コイン購入」をクリックしましょう。
上記の画面に移動したら、「BTC」を選択します。
画面右側の「数量」に購入したいビットコインの量を入力すると、「合計」に数量に応じて必要になる日本円の金額が表示されます。
問題がなければ「購入する」をクリックしましょう。
以上で、ビットコインの購入は完了です。
取引所と販売所の違い
ビットコインの購入には、取引所と販売所の2つの購入形式を利用することができます。
取引所と販売所が両方あるところ(coincheck、GMOコイン
など)もあれば、どちらか一方のみ(bitbank
など)もあります。
取引所 | 販売所 | |
取引相手 | ユーザー | 販売会社 |
特徴 | 取引板を使った取引 | 販売会社との直接取引 |
メリット | 価格にこだわって仮想通貨(暗号資産*1)が買える | 手軽で簡単に仮想通貨を買える |
デメリット | 注文方法が少し難しい | 価格が割高になる傾向がある |
初心者の方であれば、手軽に仮想通貨を購入できる販売所形式がおすすめです。
(関連記事)
▶取引所と販売所の違いを徹底解説!自分にあった売買方法を見つけよう
*1)*2019年5月、呼び名を「暗号資産」とする改正資金決済法が可決されました(参考|日本経済新聞)
現物取引とレバレッジ取引
ビットコインには、現物取引とレバレッジ取引の2つの取引形式があります。
- 現物取引:手元にある資金だけでビットコインを取引できる
- レバレッジ取引:手元の資金よりも大きな金額を使って取引できる
レバレッジ取引は借金の可能性もあるため、初心者の人にはおすすめできません。
(関連記事)
▶ビットコインのレバレッジ取引は稼げる? 仕組みや計算方法を解説
ビットコインの始め方に関するQ&A
この項目では、ビットコインの始め方に関連した細かい疑問点を確認していきます。
いくらから始められる?
取引所によっても異なりますが、ビットコインは1,000円からでも始めることが可能です。
1,000円は取引所の口座に入金する最低入金額を指しており、GMOコインなどがこれに該当します。
またビットコイン自体は、Coincheckであれば500円から購入することが可能です。
(関連記事)
▶1,000円でビットコインは買える! 取引所別の購入単位まとめ
必要なものは?
必要なものは、以下の4点になります。
-
- メールアドレス
- 本人確認書類
- 1,000円以上の資金
- 銀行口座
銀行口座がなくても購入自体はできますが、出金時に必要になるので注意しておきましょう。
未成年でも買える?
未成年でビットコインを買うのは、少し難しいといえます。
対応している取引所も少なく、親権者の同意が必要になることも多いからです。
(関連記事)
▶【2019】未成年が登録できるビットコイン取引所&必要書類まとめ
買うタイミングは?
ビットコインは、取引所のメンテナンス時を除き、いつでも購入することが可能です。
トレードで利益を狙うのであれば、チャート分析などを勉強した方が良いでしょう。
▶【基礎】仮想通貨のテクニカル分析|イラストとチャート実例で解説
ハッキングは大丈夫?
ハッキングは、ウォレットに保管することで被害を受ける可能性を減らせます。
ウォレットはビットコインを保管するお財布のようなもので、スマホで使えるアプリやパソコン向けのものなど様々な種類があります。
また、審査制度があり補償のための法整備が進みつつある国内取引所を使うことで、さらにリスクを減らすことが可能です。
税金はかかりますか?
ビットコインを購入しただけでは、税金はかかりません。
ビットコインで商品を購入した際や、他の仮想通貨や日本円に売却して利益が出た際には、税金が発生します。
▶【2019年版】利確で税金発生!仮想通貨の節税方法、計算ツール紹介
ビットコイン初心者におすすめの取引所
ここからは、ビットコイン初心者におすすめの取引所を紹介していきます。
手軽に買うならCoincheck
取引手数料 | 販売所:なし 取引所:なし |
取り扱い通貨 | 10種類(BTC,ETH,ETC,LSK,FCT,XRP,XEM,LTC,BCH,MONA) ※2019年11月12日よりStellar Lumens(XLM)取り扱い開始予定(公式リリース) |
ビットコイン取引形式 | 販売所 取引所 |
アプリ | iOS/Android |
公式サイト | coincheck |
仮想通貨を手軽に買うのであれば、coincheckがおすすめ。
「販売所」形式なので取引板や注文方法などがわからなくても購入できます。
また今回紹介したパソコン版だけでなく、スマホアプリも非常に使いやすく、初心者でも迷わずに購入できるでしょう。
価格にこだわるならbitbank
取引手数料 | -0.02%~0.12% |
取り扱い通貨 | 6種類(BTC,ETH,XRP,LTC,BCH,MONA) |
ビットコイン取引形式 | 取引所 |
アプリ | iOS/Android |
公式サイト | bitbank |
価格にこだわって購入するのであれば、bitbankがおすすめ。
取引板を使ってビットコインを注文できるため、より自分の希望に適した価格でビットコインを購入できます。
また注文方法によってはマイナス手数料で手数料をもらうことができるため、取引慣れした人や取引回数が多い人にはお得です。
まとめ
以上、ビットコインの始め方について解説してきました。この記事のポイントを、あらためてまとめておきましょう。
- ビットコインは5つの手順で簡単に購入できる
- 取引所にもよるが、必要な資金は最低入金額の1,000円だけ
- 小額投資や送金で利用できるメリットがある
- 価格の変動が激しいなどのデメリット・リスクもある
今回紹介したように、ビットコインは小額から簡単に始めることができます。
この記事を参考に、ぜひみなさんもビットコインを始めてみてくださいね。
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