ビットコインの半減期で価格が上昇!?半減期の意味と過去データ

ビットコインの半減期とは

過去にビットコインの価格が乱高下した時期を調べていくと、必ずたどり着くのが「ビットコインの半減期」

過去にビットコインの半減期を迎えた時、チャート上に大きな変動を見つけることができるはずです。

「ビットコインの半減期」と聞いた時、なんとなくその意味をイメージすることはできます。しかし、何のために・何が半減するのかまでは想像が難しい人も多いのではないでしょうか。

ビットコインの半減期とは何なのか、なぜ価格が動くのか。様々な疑問をまとめて解説します。

この記事でわかること(ビットコインの半減期)

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1. ビットコインの半減期とは

ビットコインの半減期とは、ビットコインのマイニング報酬が半減する時期のことです。

市場に出回るビットコインはマイニングの報酬という形で発行されていますが、その報酬額は一定の期間ごとに減少していきます。

この減少するタイミングを「半減期」と呼んでいます。

マイニングとは
マイニングとは、BTCなどの仮想通貨取引に不正や誤りがないことを確認する作業です。マイニングによって承認された取引のみがブロックチェーンへ記録され、以降データの改ざんや不正が不可能な状態として保持され、信頼性を担保します。マイニングを行う人・団体のことをマイナーと呼びます。
【ざっくり知りたい】ビットコインのマイニングとは? 実際やった結果

ビットコインに半減期がある理由

では、なぜマイニング報酬を半減させなければならないのでしょうか。

それは、ビットコインのインフレを抑止するためです。

ビットコインには、発行量を調整する管理者がいません。ビットコインの総発行量は21,000,000BTCと決まっています。

総発行量に到達するまで、マイニングをすればするほどビットコインが新規発行されるわけです。

例えば、日本の法定通貨である「円」は、日本という国が総発行量をコントロールしています。

あまりにも「円」の流通が増えすぎるとインフレを起こしてしまうからです。つまり「円」の価値が下がってしまうということですね。

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半減期はプログラムとして組み込まれている

ビットコインも法定通貨と同じで、一気に流通枚数が増えてしまうと、ビットコインの価値が暴落してしまう恐れがあります。

そこで、マイニングという仕組みの中には、徐々に新規発行枚数を減らしていくというプログラムが組み込まれているのです。

プログラムによってビットコインの採掘速度を調整することで、インフレによるビットコインの価格下落を防いでいるということですね。

マイニング報酬の推移

ビットコインが誕生した当初(2009年ごろ)、マイニング報酬は50BTCでした。

誕生したばかりのビットコインは、まず流通をうながし、存在を知ってもらわなければなりません

ある程度の枚数が発行された4年後、2012年に最初の半減期を迎え、マイニング報酬は当初の半分である25BTCとなりました。

マイニング報酬と供給量の推移

さらに4年後の2016年、マイニング報酬はさらに半減し12.5BTCとなり、現在2019年も継続しています。

次回の半減期は2020年と予測されており、マイニング報酬は6.25BTCになります。

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2. 半減期の価格への影響

これまでに2回の半減期を迎えてきたビットコインですが、当時の価格変動を知ることは、今後ビットコインをどのように取引するかを左右する情報になり得ます。

2-1. 過去のビットコインの半減期

過去、BTCの半減期では以下のようにマイニング報酬が半減しました。

  • 最初の半減期(2012年):50BTC → 25BTC
  • 2回目の半減期(2016年):25BTC → 12.5BTC

最初の半減期は価格にほぼ変化なし

ビットコインの半減期の価格(2012年)
(参照)TradingView

2012年、最初の半減期を迎えたビットコインは、価格に大きな変動はありませんでした。要因はいくつか考えられますが、主な理由はビットコインの知名度が低かったことでしょう。

ユーザーが少なければ取引も行われず、市場変動の幅も小さくなりますよね。ちなみに、最初の半減期を迎えた2012年のビットコイン価格は1,000円程度でした。

その後、世界最大の仮想通貨取引所であったMt.Goxはハッキング被害により閉鎖するなど、日本でもビットコインの情報が広まり、日本国内にも仮想通貨取引所が複数開設されました。

2回目の半減期では高騰

2回目の半減期は、価格に大きな変化をもたらしました。

ビットコインの半減期の価格(2016年)
(参照)TradingView

初回の半減期から4年後の2016年、ビットコインは2回目の半減期を迎えます。日本でも仮想通貨が一部に浸透しはじめ、取引量も増えてきたころです。1BTCの価格は45ドル(約6万円)を超えていました。

半減期というタイミングはユーザー心理を大きく動かし、半減期の2016年7月よりも2ヶ月前の5月から、大きな変動が見られたのです。

半減期の2ヶ月前に過去最高値をつけたビットコインは、その後急落しましたが、半減期前より高い価格で推移しています。

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2-2. ライトコインの半減期(2019年8月)

半減期があるのはビットコインだけではありません。半減期の価格動向を意識する上では他のコインの動きも参考にしましょう。

ビットコインの仕組みを基盤として開発されたライトコイン(LTC)にも、半減期があります

ライトコインは2011年に開発された仮想通貨で、オルトコイン(アルトコイン)の中でも取引量の多いコインです。

ライトコインは2019年8月7日に半減期を迎えました。

ライトコインの半減期の価格(2019年)
(参照)TradingView

ライトコインのチャートを見ても、半減期の数ヶ月前に価格は上昇し、半減期の手前で下落しているのが分かります。

半減期後はビットコインが半減期前よりもやや高い価格で落ち着いたのに対し、ライトコインは半減期前とほぼ同じ40ドル前後で推移しています。

▶ライトコイン(LTC)の半減期や各種手数料についてはこちら

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3. 次の半減期は2020年予定

ビットコインの次回の半減期は2020年だと予測されています。ただしこの予測は、現状のマイニングが、今後も同じペースで進むことが前提に計算された結果です。

3-1. 半減期の時期は不確定

ビットコインの半減期は、過去2回の周期を見ると4年ごとだと推測できます。

ただし、半減期の仕組みは時間を基軸にしているわけではなく、ブロックチェーン のブロック生成数によって制御されているため、4年周期という予測は正確ではありません

3-2. 予想されている半減期は2020年

取引のデータをひとまとめにして記録し、ブロックという単位で保存されます。このブロックが鎖のように繋がったデータベースをブロックチェーンと呼びます。

ビットコインの場合、ひとつのブロックが生成されるのにかかる時間は約10分で、210,000個のブロックが溜まるごとに半減期を迎えるルールです。

つまり、半減期の周期は以下のように計算されているのです。

10分 × 210,000 = 約4年

これまでの半減期はおおよそ4年周期で行われていますので、マイニングのペースが変わらなければ次の半減期は2020年と予測されているわけです。

3-3. 次の半減期で価格はどうなるのか

では、次の半減期でビットコイン価格はどのように変化するのでしょうか。

過去の例を見ると、2ヶ月前に価格が上昇し、半減期を迎えると下落、その後半減期前よりも高い価格で推移するという予測ができそうです。

この場合、半減期が予測される月の2ヵ月より前にビットコインを購入し、価格が上昇した時点で売却、あるいは保有しておくことで儲かるということになります。

価格上昇しないという推測も

前回の価格推移を見ると、ビットコインの半減期には期待してしまいますが、次の半減期では価格に影響しないのではないかという推測もあります。

仮想通貨市場向けのアルゴリズム取引ソフトウェアを設計するStrix Leviathan氏は、次のビットコイン半減期に至るまでの数ヶ月間で、ビットコイン価格が市場を上回るという証拠は見つからなかったという見方を示しています。

コインテレグラフ|仮想通貨ビットコイン、半減期で上昇節は幻想? 分析機関が指摘

価格上昇前にビットコインを購入するなら

価格の変動については推測の域を出ませんが、あらかじめビットコインを購入しておきたい場合には、仮想通貨取引所の口座開設を済ませておきましょう

また、すでに口座を持っている人も、いつでもビットコインを購入できるように取引所のスマホアプリを入れておくと便利ですね。

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4. 予想より早く採掘され尽くすかもしれない

マイニング終了のお知らせ

ビットコインは半減期を繰り返して、採掘されつくすのは今から140年ほど後になると予測されています。

しかしもっと早く尽きてしまう可能性が出てきました。

コンピューターの進化と共に採掘速度は速まり、それはビットコインの価格にも影響をおよぼす可能性があるのです。

予測は現在のハードウェアスペックが基になっている

ビットコインの1ブロック生成時間は、現在のハードウェアスペックに基づいて計算されています。

しかし、コンピューターのスペックが進歩すれば、ビットコインの総発行枚数を採掘する速度は上がり、予想よりも早く枯渇するかもしれません。

マイニングマシーンの性能アップの可能性

マイニングに利用されるCPUは、技術の進歩とともにその速度を増しているため、将来的に「1ブロックの生成時間10分」という速度は速まる可能性もあります。

量子コンピューター開発の報道で価格暴落も

例えば近年、次世代のコンピューターと言われる量子コンピューターが実用化され、ビットコインのマイニングに利用されれば、ブロック生成は今よりも速くなる可能性もあるのです。

2019年10月23日にはグーグルが量子コンピューター開発につながる実証に成功したことが報道され、ビットコイン価格が暴落しました。

コインテレグラフ|グーグル、スパコン越え「量子超越」を正式発表 仮想通貨ビットコインは暴落中

量子コンピューターはマイニングだけでなく、セキュリティの要でもある「秘密鍵」を脅かす可能性もあり、市場は敏感に反応しています。

ビットコインの総発行枚数すべてが市場に出回った時、その価格にも何かしらの影響をおよぼすかもしれません。

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まとめ

マイニング報酬が半減する「ビットコインの半減期」は、価格が変動するかもしれないという期待と不安が入り混じる時期でもあります。

前回の半減期には大きく価値を上げたビットコインですが、次の半減期に同様の動きをするかどうかはだれにも断言できません。

乱高下する仮想通貨市場に不安を感じ、一時期よりも取引ユーザーが離れている可能性もありますし、一度大きく下落したビットコインに対して新規に参入するユーザーがいるかもしれません。

2020年と予測される半減期に向けてどう動くべきか、最新の情報を常に取得し判断することが大切です。