
「ビットコインの発行上限枚数って何枚?」
「上限が来たらどうなるの?」
ビットコインはプログラムによって発行枚数が決まっており、上限に達すると新規発行はされなくなります。
この記事では、仮想通貨(*暗号資産)ビットコインの発行枚数上限や、上限が設定されている理由を紹介します。
*2019年5月、呼び名を「暗号資産」とする改正資金決済法が可決されました(参考|日本経済新聞)
目次
1. ビットコインの発行枚数
ビットコインの「発行枚数上限」「現在の発行枚数」について解説します。
1-1. 発行上限は2100万
ビットコインには発行数の上限があり、2,100万枚に設定されています。
2140年に上限到達予定
上限枚数はプログラムで最初から決まっていて、2140年頃に上限に到達する予定です。
2033年頃には99%が発行済になる
上限に到達するのは2140年頃ですが、2033年頃には99%が発行済になると言われています。
これは半減期という徐々に新規発行量が減っていく仕組みによるもので、現在1日の発行枚数は約1,800枚ですが、最後の約100年は1日の発行量が30枚未満に減少する計算です。

1-2. すでに8割以上が発行済
2019年8月時点の発行枚数は1,785万枚。上限枚数2,100万枚のうち、85%が発行済です。
調べ方
ビットコインの現在の発行枚数は「CoinMarketCap」で確認することができます。
「CoinMarketCap」のトップページで通貨を選択します。
ビットコインの「現在の発行枚数(循環サプライ)」と「発行枚数上限(最大供給)」を確認することができます。
1-3. 発行上限が定められている理由
そもそもなぜ、ビットコインには発行数の上限が設定されているのでしょうか。
上限設定によって価値を保つ
もしビットコインを無制限に発行してしまうと、「簡単に手に入れられるもの」となってしまい価値が低下してしまいます。
そのため、ビットコインに「2,100万BTC」という発行枚数上限を設定し、ビットコインの価値が下がらないようにしているのです。
そのほかのコインの発行枚数
コインによって発行枚数の上限は異なっており、上限自体がないものもあります。
2. 上限に達したらどうなる?
ビットコインの発行枚数が上限に達したら、何が起こるのでしょうか?
2-1. 手に入れにくくなる
ビットコインの発行枚数が上限に到達すると、新規発行は行われなくなります。そうなると入手が難しくなることが考えられます。
保有者が手放しにくくなる
ビットコインが欲しい場合、主に取引所や販売所で売りたい人から購入します。
しかし新たな発行がされないため、保有している人は手放しにくくなることが考えられます。
希少価値が上がると価格も上がる
保有者が手放さないことで希少価値が上がります。供給量に対して欲しい人が増えれば増えるほど価値は上がっていきます。
まだ上限に達するまでは100年以上ありますが、供給量が減る半減期でも、価格が大きく上がることがあります。

半減期に関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
2-2. マイニングは継続される
新規発行がなくなっても、マイニングは継続されます。
そもそもマイニングとは、取引の承認作業のことであり、新規発行は取引承認の報酬として行われています。
取引手数料がマイニングの報酬になる
マイニングの報酬は、新規発行分のビットコインと送金手数料の合計です。
新規発行がされなくなった後は、ユーザーが設定した送金手数料のみがマイナーの報酬となります。
まとめ
ビットコインの現在の発行枚数は「約1,785万枚」で、発行上限2,100万BTCに対してすでに全体の8割を超えています。
ビットコインの価格が100%上昇するという保証はありませんが、需要と供給の関係で考えると、希少価値の上昇が価格の上昇につながる可能性はあります。
2020年には発行枚数が減る半減期も控えています。価格を見る際は、発行枚数にも注目してみましょう。
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