もう間違わない!ビットコインの送金を失敗した時の確認方法と対処法

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「ビットコインの送金を失敗したかもしれない!」

そのような時は、まず落ち着いて現状を確認しましょう。送金したビットコインアドレスは正しく入力されていますか?間違いがなければビットコインがなくなることはないので安心してください。

今回はビットコインの送金を失敗してしまった場合の対処法と、誤送金しないための対策を紹介。

  • 原因がわからないけど送金が反映されない
  • 送金手数料を低く設定したため送金されない
  • ほかの仮想通貨のアドレスに送金してしまった
  • ビットコインアドレスの入力を間違えていた

アナタが当てはまる状況はどれですか?

1. まずは落ち着いて現状把握!ケース別「送金が失敗した!?」という時の対処法

「ビットコインが送れていない?もしかして失敗しちゃった?」といった時、ビットコインはどこへ行ってしまうのか不安な気持ちに駆られます。1章ではケース別で対処法を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

1-1. 原因はわからないが10分経っても未処理のまま

ビットコインはおよそ10分で1回目の送金処理がされます。送金して間もない方は、まずは10分ほど待ってみましょう。10分以上経っても送金処理がされない場合は以下の原因が考えられます。

①送金手数料が少ないため処理が後回しにされている
②送金情報が混雑していて詰まっている

手数料をカスタム設定できるウォレットを使っている方は、①の可能性があります。1-2で手数料の相場を確かめる方法を紹介しているので、設定した価格が適切であるか確認してみてください。

送金手数料が適切な価格、もしくは手数料をカスタム設定できないウォレットを使っている方は②の可能性があります。この場合待っていれば送金される可能性が高いので安心してください。

トランザクション(※)の処理状況の確認はblockchain.infoと呼ばれるサイトで行えます。こちらから送金先のビットコインアドレスを検索して「未確認トランザクション」という表示があれば、まだ未処理の状態ということ。順次、送金処理が行われるでしょう。
(※)トランザクションとは取引や送金の情報データのこと。

なかなか処理されないと焦って何度も送金操作を行うと、すべての情報が反映され余分に送ってしまうことになります。待ち時間は気持ちに余裕をもって、トランザクションの処理状況を見守りましょう。

ポイント
  • blockchain.infoでトランザクションの処理状況を確認する
  • 処理が完了するまで待つ

1-2. 送金手数料を低く設定したため送金処理がされない

ビットコインの送金手数料を極めて低く設定すると送金に時間がかかる、または送れないといったケースがあります。

手数料低めに設定してしまうと送金処理を後回しにされる可能性があります。こうした場合は処理されるまで、もしくは送金されずに戻ってくるまで待つしかありません

2週間経っても送金が完了しない場合は、元のウォレットにビットコインが戻ってきます。一度ビットコインのメモリープール(※)にデータが入ると自身でキャンセルする、あとから手数料を追加するといった手続きはできません。スムーズに送金を済ませたい時は高めの手数料にするか、相場にあった額を設定しましょう。
(※)メモリープールとは、送金処理待ちのデータが集まる場所

送金手数料の目安はbitcoinfeesでチェックできます。

調べ方は以下の通り。

  1. Historic daily average Bitcoin transaction fees (in dollars per transaction)」の項目で「Table」タグをクリック
  2. 今日の日付の「Next Block Fee」を確認
  3. USDを日本円に直す

table_transaction_fees

 

たとえば2018424日現在の情報を例にすると、Next Block Fee 0.68 USD/txです。つまり次のブロックで送金処理を行うためには0.68 USDの手数料が目安ということ。0.68USDはビットコインで0.00007BTCほどになり、現在の為替で日本円に変換すると約74円です。これ以上の送金手数料を払う必要はなく、これより少し低い価格を設定しても時間をかければ送金できるでしょう。

送金手数料を決める時の参考にしてみてください。

ポイント
  • 最大で2週間ほど待つ
  • 手数料の追加はできない
  • 急ぎの場合は相場より高い手数料を設定する

1-3. ほかの仮想通貨のアドレスに送金してしまった

ビットコイン以外のアドレス、つまりほかの仮想通貨のアドレスにビットコインを送金してしまった場合は送金されません。元のウォレットにビットコインが戻ってくるので安心して待ちましょう。

こうしたミスを防ぐため、送金時はアドレスの先頭にある文字を確認してください。ビットコインアドレスは必ず13から始まります。それ以外から始まるアドレスはビットコインのアドレスではありません。

ウォレットによってはビットコインの出金画面でほかの仮想通貨アドレスを入力すると、エラー表示が出る、アドレスの貼り付けやQRコードの読み取りができないといった機能があるものも。間違えてほかの仮想通貨のアドレスへ送金してしまうミスが起きませんね。

間違ってほかの仮想通貨のアドレスに送金したとしても、ビットコインが戻ってくるのを焦らずに待ちましょう。

ポイント
  • ビットコインが戻ってくるまで待つ
  • アドレスの先頭の文字が13になっているか送金時に確認する

1-4. ビットコインアドレスの入力を間違えた

ビットコインアドレスの入力を間違えて送金した場合、それがビットコインアドレスなら送金が行われます。たとえば、以下のようにアドレスの入力を間違えた場合。

【正】1uqeXwRAvgCtj96dkXEjpgqQxyBNvdsfX
【誤】1uqeZwRAvgCtj96dkXEjpgqQxyBNvdsfX

このように1文字だけ間違った場合でも、そのアドレスの元へ送金されます。こうした場合、残念ながらビットコインを取り戻せる可能性はほぼゼロでしょう。

誰も使っていないビットコインアドレスに送ったとしても、ビットコインは送金されますか?

ビットコインアドレスに送金した場合、使用者の有無に関わらずビットコインが送金されます。ビットコインアドレスはまだ使われていないものも含めて約1極通り存在します。使用者がいなくてもアドレスは存在するので、そのアドレスにビットコインが送金されるというわけです。

間違ったアドレスに送らないためにも、ビットコインアドレスを入力する際は手入力を避けましょう。QRコードを読み取る、もしくはコピーしたものを貼り付けるといった方法で入力すれば、間違えるリスクを減らせます。

ポイント
  • 送金したビットコインは取り戻せない可能性が高い
  • ビットコインアドレスの手入力を避ける

2. もう失敗しない!確実に送金するための対策

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ビットコインの送金を失敗しないためには以下の点に注意しましょう。

  • 送金先のビットコインアドレスの入力ミスをしない
  • 送金手数料の設定を極端に低く設定しない

それぞれの対策を紹介していきます。

2-1. 手入力はミスを招く!QRコードやコピー機能を使おう

送金の際にもっとも気をつけなければいけない点が、送金先のビットコインアドレスを間違えないこと。ビットコインは送金のキャンセルができない仕様になっています。あとからミスに気がついても、どうすることもできません。

特に手入力は避けてください。ビットコインアドレスは規則性のない英数字の組み合わせで、手入力するにはややこしい文字列です。QRコードやコピーといった機能を使いましょう。

Webブラウザから送金を行う場合は、ページ内検索機能を使ってアドレスに間違いがないか確認するのもひとつの対策です。

ページ内検索を使ってビットコインアドレスを確認する方法

  1. 送金先のビットコインアドレスをコピー

  2. 送金元の出金画面へビットコインアドレスをペースト

  3. ページ内検索機能を使って、1でコピーしたビットコインアドレスを検索
    Windows[ Ctrl ] + [ F ] Mac[ command ] + [ F ]

  4. ビットコインアドレスの全文字がヒットすればOK

この時、コピーしたアドレスの最初や最後の文字を誤って削除していないか、よく確認しましょう。

誤ったビットコインアドレスに送金した場合、ビットコインは戻ってきません。大切な資産を失わないためにも、送金する時は細心の注意を払ってください。

どうしても手入力をしなければならない時は、何度も入力ミスがないか確認をしてください。もともとビットコインアドレスには見分けにくい数字の「0」と大文字の「O」、大文字の「I」と小文字の「l」は使われていません。慎重に確認をくり返せばミスがある時に気づけるはず。一文字ずつ入念にチェックしてから送りましょう。

2-2. ケチは失敗の元!手数料は相場にあった価格を設定しよう

手数料をカスタムできるウォレットを使っている場合は、相場にあった額を設定しましょう。極端に低い場合送金が失敗する可能性があります。急いで送りたい場合は確実に送金するため、相場よりも少し高く設定したほうがよいでしょう。手数料の相場の確認方法は1-2で紹介しているので参考にしてください。

2018年424日現在はSegwit(※1)の実装が広まり、ビットコインの送金手数料がどんどん安くなっています。201712月にはトランザクションの混雑とスケーラビリティ問題(※2)で、送金手数料が最大4,000円ほどに高騰していました。しかし現在の送金手数料の相場は、日本円にして約74円です。Segwitの実装が進んでいることと、トランザクション自体の数が減っていることが、送金価格の減少につながったと考えられます。
(※1)segwitとは送金詰まりを緩和するために実装された、トランザクションを圧縮するシステム
(※2)スケーラビリティ問題とは、トランザクションをスムーズに処理するには1ブロックに格納できる容量が少な過ぎるといった問題

送金手数料を節約したい時は低い価格を設定するのではなく、送金回数を減らせるように工夫しましょう。こまめな送金は手数料がかさみます。手数料は相場を設定し送金回数を減らすことで、失敗のリスクを減らし手数料の節約へ結び付けられますね。

さいごに

ビットコインの送金が失敗した時の対処法を紹介してきました。いかがでしたか?

送金処理がスムーズに行われないと不安な気持ちになりますよね。

送金したビットコインアドレスが間違えていない限り、ビットコインがなくなることはありません。まずは落ち着いて現状を確認してみましょう。