出来高だけでは価格予想できない! ビットコインの出来高の見方

ビットコインの出来高

ビットコインの取引でよく聞く出来高。価格推移の判断には欠かせない要素ですが、その見方や判断の仕方に正解はありません

しかし、出来高の意味や価格との関係を知ることで、次の取引の決定材料にもなり得るのです。

そこで今回は、ビットコインの出来高とはなんなのか、そしてビットコインの出来高の見方や価格との関係を解説しながら、出来高をチェックするサイトやアプリも紹介します。

この記事でわかること(ビットコインの出来高)


1. 仮想通貨の出来高ってなに?

仮想通貨(暗号資産)の出来高は、取引が成立した数量を指します。テレビの経済ニュースでもよく聞く「出来高」と同じ意味です。

また、出来高は「取引高」や「volume(ボリューム)」と表記されることもありますが、すべて同義で使われます。

仮想通貨は、コインを売りたい人と買いたい人の希望価格が一致した時に、取引が成立したものが出来高にカウントされます。

例えば、ビットコインの出来高が多いならば、多くのビットコインが売買されている証拠です。逆に出来高が少ないならば、成立した取引が少ないと判断するのです。


2. ビットコインの出来高の推移

ビットコインが誕生してからの出来高の推移を見ると、ビットコインというものが世の中に浸透していく様子もわかります。

2-1. 推移

ここで、ビットコイン出来高について、これまでの推移を見てみましょう。

ビットコインの出来高推移
参照:CoinMarketCap

ほとんどのチャート画面では、出来高は棒グラフで表されています。このチャート画面でいえば、「¥0」の下の棒グラフ(24h Vol)の行が出来高です。

ビットコインが最高値を付けた2017年末から2018年はじめにかけて、大きな出来高が確認できますね。

■2019年半ばから出来高が多くなる

その後価格が急落し、出来高もそれほど多くはありませんでした。しかし2019年半ばからは、最高値を付けた時期よりも出来高が多くなっていることがわかります。

これは、マイニングによってビットコインの総数が増えたこともありますが、ビットコインの取引自体が増えたということです。

2-2. チャートの見方

出来高を見るには、「チャートで見る」方法と「数字で見る」方法の2種類があります。

チャートで見る場合は、ローソク足やラインなど、価格チャートの下に表示してある棒グラフを確認します。

ビットコインの出来高の見方(棒グラフ)
参照:bitbank

一方、数字で見る場合には、「取引高」や「ボリューム(Vol.)」といった列の数字で確認します。

ビットコインの出来高(Volume)
参照:CoinMarketCap

コイン別に見ると、直近の24時間の出来高が表示されています。これは、1日足のチャートで見た場合の、棒グラフ1本分の数字です。

株などで「出来高」という場合は数量を指しますが、CoinMarketCapのように日本円など金額換算で表示している場合もあります。表示をBTCに変更すると、BTCの取引高が確認できます。


3. 出来高と価格の関係

仮想通貨の出来高がどんな時に増えるのか。それは、価格の上昇前下落前どちらにもあてはまります

つまり、出来高が増えたからといって、価格がどちらに動くかはわからないということです。

■価格が上昇する前

価格が上昇する前に出来高が増える場合、高価格での取引数が増えています。

ビットコインの出来高と価格上昇
参照:bitbank

これから価格上昇が見込めると考える投資家たちが、多少の高額でもコインを集めようとしているためです。また、以前に低価格で購入した人たちは、購入時よりも高く売りに出すため、取引が成立しやすくなります。

これにより、出来高が増えていくわけです。

■価格が下落する前

価格が下落する前に出来高が増えるパターンは、価格が高いうちに売りたい人が増えるときです。

ビットコインの出来高と価格下落
参照:bitbank

これから価格下落が始まるかもしれないと考えて売る人たちと、価格上昇時に買い遅れた人たちの売買が成立していきます。

価格が下落する前に売りたい人と、少しでも安く買いたい人の取引が成立すると、価格自体が下がっても出来高は増えていくのです。


4. 出来高をチェックするサイトやアプリ

出来高は、仮想通貨の相場をまとめてあるサイトやアプリで確認可能です。ここでは、仮想通貨の出来高チェック方法を紹介します。

■CoinMarketCap

CoinMarketCapは、コイン別の時価総額や出来高に加えて、仮想通貨取引所ごとの出来高をランキング形式で確認できます。

ビットコインの出来高を確認する方法(CoinMarketCap01)
出典:CoinMarketCap

出来高は「ボリューム」で表記され、通貨建ての表示は法定通貨を含み7種類が選択可能です。

通貨建表記
JPY USD BTC
ETH XRP BCH
LTC

通貨別の推移も確認可能です。

ビットコインの出来高を確認する方法(CoinMarketCap02)
出典:CoinMarketCap

また、取引所ごとの出来高ランキングでは、24時間・7日間・30日間の出来高を確認できます(画像は7日間)。

ビットコインの出来高を確認する方法(CoinMarketCap03)
出典:CoinMarketCap

CoinMarketCap

■Bitcoin日本語情報サイト

Bitcoin日本語情報サイトでは「出来高」として表記されています。国内のビットコイン価格相場を、JPY(日本円)で見られるのでわかりやすいでしょう。

出来高は棒グラフでも見られますし、国内取引所の出来高を見ることが可能です。

【棒グラフ】

ビットコインの出来高を確認する方法(ビットコイン日本語情報)
出典:Bitcoin日本語情報サイト

【ビットコインの出来高による取引所ランキング】

ビットコインの出来高を確認する方法(ビットコイン日本語情報02)
出典:Bitcoin日本語情報サイト

Bitcoin日本語情報サイト

■アプリ

出来高は、各仮想通貨取引所のアプリや、ポートフォリオアプリでも確認できます。例えば「コイン相場」アプリならば、「出来高」で表示されています。

ビットコインの出来高をアプリで確認する
出典:コイン相場

仮想通貨取引所ごとの出来高確認は、利用する取引所を選ぶ基準にもなりますので、チェックしておきましょう。

(関連記事)
これさえ読めば使いこなせる!高機能アプリ「コイン相場」徹底解説


5. 出来高が多い国内取引所

取引が成立しやすい仮想通貨取引所を選ぶ指標の1つは、出来高の多さです。

出来高が多い国内取引所の調べ方には、CoinMarketCapBitcoin日本語情報サイトなどを利用する方法があります。あなたが見やすいサイトやアプリでチェックしましょう。

国内取引所出来高ランキング

日本国内取引所(BTC/JPY)の出来高をCoinMarketCapで確認してみると、以下のようにランキングされています。(2020年4月6日現在/参照:CoinMarketCap

取引所名 出来高
Liquid 約99億7,600万円
bitFlyer 約42億1,800万円
コインチェック 約26億2,000万円
bitbank(ビットバンク) 約12億1,600万円
Zaif 約8億円
BTCBOX 約7億7,700万円

流動性(Liquidity)にも注目

取引の成立しやすさは、出来高の他に流動性(Liquidity)も影響します。

流動性の項目ではコインチェックが1位(約1億800万円)、2位がbitbank(約7,700万円)で、出来高とは異なった順位になっています。

ビットコインの出来高(取引所別)

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コインチェック


まとめ

ビットコインの出来高は、それだけで価格予想ができるものではありませんが、取引をするための1つの指標です。

出来高を見ることで、今どれくらいの仮想通貨が取引されているかを確認できますし、出来高の多い取引所を利用すれば、約定しやすい環境で取引ができるでしょう。

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