日本語対応!アラート付資産管理アプリ「ブロックフォリオ」の使い方

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ブロックフォリオは3,000以上の仮想通貨に対応するポートフォリオアプリ。国内ユーザーも多い一方で、日本語対応がされていないことから使うのをためらっていた方もいるのではないでしょうか。

そのブロックフォリオが、2018年4月のアップデートで日本語にも対応。英語が苦手な人でも使いやすくなりました。

この記事では、ブロックフォリオの特徴や、ほかのアプリにない活用術を紹介。記事の後半では、基本となる購入時、売却時の登録方法から、アラート機能など便利機能の使い方まで、図説入りで解説します。資産の流れをしっかり把握して、仮想通貨取引をもっと便利にしていきましょう。

1. ブロックフォリオの特徴

Blockfolio Bitcoin Altcoin App

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Blockfolio, LLC無料posted withアプリーチ

資産管理に利用できるポートフォリオアプリは国内外で多くリリースされています。国内でよく使われている「クリプトフォリオ」「コインボード」と比較してみましょう。

ブロック
フォリオ
クリプト
フォリオ
コイン
ボード
API連携××
円グラフ×
価格監視×
アラート××
ニュース×
対応
取引所数
150以上
(国内6)
45
(国内7)
10
(国内4)
対応
通貨数
3,000
以上
2,100
以上
400
以上
日本語
対応

2018年8月14日時点
コインペディア運営委員会調べ

ブロックフォリオは、対応通貨数、取引所数が非常に多く、公式のアナウンスによるとほとんどの通貨は上場したその日に反映されるとのこと。機能面では、指定した価格になると知らせてくれる「アラート」や、開発チームからのメッセージを直接受け取ることができる「シグナル」が特徴的です。次の章ではアラートの活用方法を紹介します

2. チャートに張り付いていられない人はブロックフォリオ!

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数あるブロックフォリオの機能の中でも、活用していきたいのが「アラート」!

売買したい価格で設定しておけばその価格になったときに教えてくれる便利な機能です。学生や会社員の方など、チャートを見る時間が限られる人や、以下のような人におすすめです。

■気絶投資の人

気絶投資中は基本的には情報をシャットダウンすることになります。しかし突然の暴落情報をキャッチできないと、そのまま大損につながることに……

アラート機能を設定しておけば、指定の価格になるとお知らせしてもらえるので、リスクを減らすことができます。

■指値注文のリスクを減らしたい人

指定した価格で自動的に売買を行う指値注文は、指定した価格になると知らせてくれるアラート機能と似ていますが、チャートの動きによってはタイミングを逃すこともあります。

例えばビットコインの価格が52万円までさがっているとき1BTC=50万で買い注文を出したとします。この後50万円まで下がらず51万円で上昇へ転じてしまうと、買い時を逃してしまいます。アラート機能を「53万円になったら知らせる」と設定しておくと、価格上昇に気付くことができます。

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逆指値注文ができない取引所や、指値注文と逆指値注文を同時に出せない取引所を利用している場合でも、アラート機能を併用することで、売買チャンスを見逃すことなく、よりお得に取引が可能です。

指値注文と逆指値注文
指値注文とは、指定価格以上になったら売る(もしくは指定価格以下になったら買う)という注文を事前に出す方法。安値で買い、高値で売ることが可能です。逆指値注文は指定価格以上になったら買う(もしくは指定価格以下になったら売る)という注文を事前に出す方法です。

参考:ビットコインを安く買おう!指値注文の発注&キャンセル方法
参考:損をしないビットコイン取引をしたい人必見!逆指値を使った注文方法

3. ブロックフォリオの使い方

この章では、日本円表示への切り替え方法から、売買したコインの登録、アラートなどの便利な機能の設定方法などを、実際の画面と合わせて解説します。

3-1. 画面の見方

インストールしてアプリを最初に開くとチュートリアルが開きます。まずは基本操作に慣れていきましょう。

トップページに表示されている通貨をタップすると、通貨の詳細情報を見ることができます。

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詳細ページは、スライドで「予約(取引板)」「アラート」「保有額」に表示切替ができます。

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「予約」というのはおそらく日本語訳の間違いで「取引板(order book)」のことです。売買予約などの機能はありませんのでご注意を!

3-2. 日本円で資産を管理する方法

初期状態では価格表記は米ドル建になっています。まずはこの表記を日本円建に変更しましょう。

トップ画面右上のメニュー(blockfolio_icon_menu)をタップして、設定画面を開きます

blockfolio_3-2_setting_jpy1

次に設定画面で「通貨の設定」を選択。日本円を選んで「完了」をタップします。

日本円で表示されるようになりました。

blockfolio_3-2_setting_jpy4

3-3. 購入分、売却分の登録

日本円の表示設定が済んだら、仮想通貨を売買した記録を登録してみましょう。

準備. 日本円を登録する

まずは取引所に入金した日本円を登録しておきましょう。仮想通貨の購入、売却の登録をする際に、購入費用を差し引いたり、売却益を追加したりすることができるので、日本円を含めた全体の資産管理が行えます。

トップページ下の「貨幣を追加」か右上の「+」のどちらかをタップします。

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日本円を選択します。検索機能を使うとすぐに見つかります。

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①購入を選びます
②入金した金額を入力します。今回は2,000,000円を入金したので、2,000,000と登録します

最後に右上の「保存」をタップすれば登録完了です。

3-3-1. 購入した仮想通貨を登録する

今回は2BTCをbitbankで購入してみます。

トップ画面右上の「+」か、画面下の「貨幣を追加」をタップします。

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通貨の選択画面で、BTCを選択すると取引追加画面が表示されます。

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コインが見つからない時は
検索しても見つからなければ「同期」を試してみましょう。同期することで最新の対応状態が反映されます。

すでに通貨が登録されている場合は、通貨をタップして詳細画面からも追加できます。

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購入した通貨の情報を登録します。

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①取引所は変更可能です。今回はbitbankで購入したのでbitbankを選びます
②購入を選択
③数量。今回は2BTCを購入します
④チェックを入れておくと、購入費用を自動で差し引くことができます
⑤購入日。過去の取引を入力する場合に変更することは可能ですが、トレード価格がトレード日の金額に自動変更されないので、価格は個別の入力が必要です

最後に「保存」をタップすれば登録終了です。

3-3-2.売却した仮想通貨を登録する

今回はBCHを売却します。トップページの一覧からBCHを選び、詳細画面右上の「+」マークをタップします。

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①今回は売却なので「売却」を選びます
②売却数量を入力します。今回は5BCHを売却します
③チェックを入れておくと、売却益を自動で追加することができます

3-3-3. 不要なコインを削除する

所持しないコインなど、不要なコインの表示を削除することができます。削除するコインの詳細画面を開いて、右上のゴミ箱マークをタップしてください。

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削除の確認画面が表示されます。問題なければ「はい」をタップします。

blockfolio_3-3-3_delite2

3-4. 監視機能で価格だけチェックする

「まだ買わないけど価格が気になる」というときは監視機能を使ってみましょう。監視で登録しておけば、シグナルアラートの機能と合わせて使うことができます。

「取引を追加」画面で監視のみを選択します。

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①取引所を選びます。
②「監視のみ」を選びます。

取引価格などの情報は入力不要なので、最後に「保存」をタップして登録完了です。

トップ画面には保有額のない状態で表示されます。

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3-5. シグナル機能で開発状況を迅速にチェック

ブロックフォリオには開発チームからの情報がダイレクトに受け取るシグナルという機能があります。購入、売却、監視のいずれかで登録したコインについて自動的に入るので、情報が欲しいコインについては「監視」で登録しておきましょう。

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3-6. アラート機能で買い時、売り時を見逃さない

アラート機能を設定しておくと、指定した金額になったら自動で通知が届きます。買いたい価格や売りたい価格を知るために利用するのはもちろん、気絶中の暴落をキャッチするためにも使える機能です。

アラートを設定したいコインをタップして、「アラート」タブを開きます。

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「アラートを追加」をタップします。

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アラートの条件を設定します。

blockfolio_3-6_alart4

①取引所を選択できます
②金額の条件を設定します。今回は1BTCが762,430円以上になったときに通知を出したいので、「次の値以下」に762,430を入力します
③頻度を設定します。「1回」の場合は、最初に条件を満たしたときに表示されるだけですが、「持続的」を選ぶと条件を満たすたびにアラートが出ます。
④設定した条件の概要が表示されます。

概要を確認して、問題なければ右上の「保存」をタップします。

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「PERSISTENT」は、継続的という意味です。一時的を選んだときは「1TIME」と表示されます。

 

アラームが出ると、ロック画面に表示されます。ブロックフォリオの通貨一覧画面でも、ベルのマークが光るようになります。

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ロック画面表示例
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通貨一覧画面

「Enable Push Notifications」のエラー
blockfolio_3-6_alart_error
このエラーメッセージが出たときは、端末のプッシュ通知設定を変更する必要があります。設定画面のプッシュ通知を「許可する」に変更して、もう一度試してみましょう。

3-7. ニュースで最新情報をキャッチ

投資においては、情報をいかに早くキャッチできるかも重要。ブロックフォリオはメディアを選んでニュースを見ることができます。日本語未対応なので、英語が苦手な人はブラウザの翻訳機能などを利用してみましょう。

トップページの新聞マークからニュース一覧を開くことができます。

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blockfolio_icon_newsマークから表示するニュースソースを選ぶことができます。

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3-8. 資産推移でおおまかな流れをつかむ

マイポートフォリオのメニューで、資産推移を見ることができます。全体として資産がどのくらい増減しているのかを見ることで、直近のチャートの流れに一喜一憂することなく、冷静に投資計画を立てやすくなるのではないでしょうか。また、自分がどのくらいの損失を出しているかもわかりやすくなるので、過剰な金額を投資していないかチェックできます。

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4. ブロックフォリオのメリット&デメリット

最後に、ブロックフォリオのメリットとデメリットについて紹介します。

4-1. ブロックフォリオのメリット

2章で紹介したアラート機能を含め、ブロックフォリオのメリット4つを紹介。

ブロックフォリオのメリット

  • 買い時、売り時を逃がさないアラート機能
  • いち早く情報をキャッチできるシグナル機能
  • 150以上の取引所、3,000以上のコインに対応
  • 24時間365日のテレグラムサポート

それぞれ、以下で詳しく解説していきます。

買い時、売り時を逃がさないアラート機能

ブロックフォリオの特徴の1つ、アラート機能。たとえば「bitbankでBTCが100万円になったら知らせる」という条件で設定しておくと、その価格になったときに通知してくれる機能です。逆指値機能がない取引所や、指値と逆指値を同時に設定できない場合などにアラートを併用することで、売買チャンスを逃すというリスクを減らすことができます。

アラート機能の効果的な使い方はこちら
アラート機能の具体的な設定手順はこちら

いち早く情報をキャッチできるシグナル機能

シグナルでは、各仮想通貨の開発チームからの情報をダイレクトに受け取ることができます。
大きな動きがあれば価格変動が起きやすくなるため、それらの情報を早めにゲットすることは特に値動きの激しい仮想通貨においては必須。
反対に開発の動きがない場合など、コイン自体の価値が失われてしまう危険も察知しやすくなります。

150以上の取引所、3,000以上のコインに対応

ブロックフォリオで対応している取引所は150以上、コインは3,000以上に上ります(2018年6月時点)。ほとんどのコインは取引所に上場したら即日反映するそうなので、買ったコインが登録できないという心配は少なそうです。

対応済の日本の取引所

  • ビットバンク、ビットフライヤー、BTCBOX、Coincheck、Quoine、Zaif
    ※2018年6月時点。コインペディア運営員会調べ。
24時間365日のテレグラムサポート

ブロックフォリオでは、テレグラムを利用して24時間365日、いつでもサポートが受けられます。筆者が問い合わせを行ったところ、留学経験ゼロの拙い英語でも丁寧にサポートしてもらえました。

テレグラムとはLINEのようなインスタントメッセージのやりとりができるコミュニケーションツール。世界で100万人以上が利用しています(公式発表)。アプリ自体のロック機能や、メッセージの暗号化などセキュリティ対策が充実しており、仮想通貨やICOなどの情報収集で利用されることも多いようです。

4-2. ブロックフォリオのデメリット

ブロックフォリオのデメリットを2つ紹介します。

ブロックフォリオのデメリット

  • 手入力が必要
  • 一部機能は日本語未対応

以下で詳しく解説します。どちらも気にならない人もいる一方、かなり不便に感じる人もいます。迷うときは一度使ってみて判断するとよいのではないでしょうか。

手入力が必要

API連携がないため、取引の履歴はすべて手入力が必要。入力自体にそれほど時間はかかりませんが、取引を頻繁にしている人だと少し面倒に感じるかもしれません。

反面、取引所に入れていないウォレットでの保管分や、直接人から受け取ったコインなど、保管場所や入手経路を問わず一括管理することが可能です。

APIとは、webサービス上の操作を自動で行ってくれるプログラムのこと。取引所のAPIと連携することで、データ取得を自動的に行うポートフォリオツールもあります。
参考:手入力不要!データを自動取得する「コインボード」で資産を一括管理

一部機能は日本語未対応

ブロックフォリオ自体は日本語に対応していますが、ニュースやシグナルで提供される情報は英語です。ブラウザの翻訳機能を利用して訳すこともできますが、情報集めのツールとしてはハードルが高いかもしれません。

まとめ.

この記事では「ブロックフォリオ」の特徴と使い方を解説しました。

  • ブロックフォリオは日本語にも対応
  • アラート機能で指定した価格になると知らせてくれる
  • シグナル機能で各仮想通貨の開発チームからのお知らせを受け取ることができる
  • 取引情報は自分で入力する必要がある
  • 1,500以上のコインに対応している
  • テレグラムによる24時間のサポート体制あり

ニュースやシグナルなど、外部の情報を表示する部分では日本語未対応ですが、ブロックフォリオは対応取引所も対応しているコインも非常に多く、アラートなどの機能面が充実しているため日本のユーザーも多いようです。

どれだけ投資したか、どれだけ損益が出ているのかをポートフォリオでしっかり把握して、無理のない仮想通貨取引を行えるようにしていきましょう。