
コインチェックで取引を始めようと思った時に評判がどうなのか気になりますよね。
そこでこちらの記事では初心者におすすめの取引所であるコインチェック(Coincheck)について実際の口コミを交えながら紹介します。
本記事ではコインチェックにどのようなメリット・デメリットがあるのか、なぜ初心者におすすめなのかについて解説します。
目次
1. コインチェック(Coincheck)はどんな取引所?
まずはコインチェックという会社の概要について説明していきます。
会社の商号 | コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck, Inc.) |
設立年月日 | 2012年8月28日 |
資本金 | 1億円 |
代表者名 | 蓮尾聡 |
会社所在地 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
コインチェックは以下の表のようにたくさんの事業を展開している会社です。
Coincheck | 仮想通貨(暗号資産)を取引、売買できるサービス |
Coincheck貸仮想通貨 | 仮想通貨を貸付できるサービス |
Coincheckアンケート | アンケートに答えてポイントを貯め、仮想通貨と交換できるサービス |
Coincheckでんき | 電気料金の支払いでビットコインが貰えるサービス |
Coincheck Payment | ビットコイン決済のサービス(現在はサービス再開の準備中) |
Coincheckガス | ガス料金の支払いでビットコインが貰えるサービス |
Coincheckつみたて | 毎月一定額のビットコインを積立投資できるサービス |
参考元:コインチェック株式会社 会社概要
コインチェックはもともとみなし業者*1でしたが、現在はネム(NEM)の流出事件を経て2018年4月にマネックスグループに入りました。
*1)会社運営やセキュリティなどの管理体制が、金融庁により定められた「改正資金決済法」を満たしていない取引所
2. コインチェック(Coincheck)のメリット
次はコインチェックのメリット・デメリットについて説明していきます。
2-1. 仮想通貨の取り扱い種類の多さ
コインチェックを使う上での最も大きいメリットは取り扱い仮想通貨の種類が他の国内取引所と比べ多いことが挙げられます。取り扱われている仮想通貨は以下の通りです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(NEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
国内の取引所の中では取り扱っている仮想通貨の種類が一番多いです。
特にファクトム(FCT)と2019年11月12日から取引開始となったステラルーメン(XLM)は、国内取引所だとコインチェックのみが取り扱っている仮想通貨です。
この事から、コインチェックは今後も他の取引所では取り扱っていない仮想通貨を取引できるようになる可能性が期待できます。
2-2. アプリの使いやすさ
コインチェックはアプリの初心者に扱いやすく操作性が良いという口コミを見かけます。
改めてコインチェックのアプリを触りまくったんだけど、スピードとか操作性はやっぱり良い。
ほんとストレスないんだよね。
— ロン (@CEO_loves_tech) February 19, 2019
おぉ、よくここまで復活したな…感慨深い。個人的には応援してるのでがんばってほしい。
数十種類の取引所触ってきたけど、今でもUIはコインチェックがトップクラスだと思う。#コインチェック https://t.co/z1pmCh59MD— 副業社長ハンチョー (@hanchooo456) April 9, 2019
チャートの画面が非常にみやすく、また多くの仮想通貨のチャートを確認することが可能です。
そして、初心者の方でも直感的な操作がしやすくなっているため仮想通貨の購入と売却がとても簡単です。
また、コインチェックのアプリはウィジェット機能も非常に便利です。
毎朝、指定した通貨の値動きに関する通知を設定することや、仮想通貨の表示順を変更することもできます。
各取引所のウィジェットについての記事はこちら
▶【2019年版】仮想通貨のウィジェットを総調査!価格は2秒で確認
口座開設をしなくてもチャート画面は表示できるので試しにインストールしてみるのもいいかもしれません。
2-3. マネックスグループとの連携
コインチェックは2018年1月にハッキング被害を受け、およそ580億円相当の仮想通貨が流出しました。
ハッキング事件があったのでセキュリティについて不安を抱えている人もいるかもしれません。
しかし、コインチェックはハッキング事件後にマネックスグループと連携することによって運営体制が見直されセキュリティ面は大幅に改善されました。
3. コインチェック(Coincheck)のデメリット
これまではコインチェックのメリットについて解説してきましたが、利用する上ではデメリットについて知ることも非常に重要になります。
3-1. スプレッドが広い
スプレッドとは売値と買値の差額のことを言い、販売所がそれぞれ設定しています。
コインチェックではスプレッドが広いので取引板で取引するよりもかなり割高になってしまいます。
また、スプレッドが存在することによって約定すると損益がマイナスからスタートするため、短期の取引には不向きかもしれません。
コインチェックのスプレッド相変わらずひどい
— 真空妙有 (@MiuMASORA) July 23, 2019
3-2.レバレッジ取引が停止中
以前は最大レバレッジ5倍での取引が可能でしたが、現在は停止中になっています。したがって、レバレッジ取引をしたい場合はコインチェック以外の取引所を利用する必要があります。
日本では最大レバレッジが一律4倍に縮小される流れが進んでいるので、以前に比べると物足りなく感じるかもしれません。
海外のBitMEXなどの取引所ではレバレッジ100倍での取引が可能です。
ビットメックスのレバレッジ取引についての記事はこちら
4. コインチェック(Coincheck)は使うべき?
コインチェックのメリット・デメリットについて解説してきましたが、結論としては「初心者とコインチェックでしか扱ってない仮想通貨(ステラ、ファクトム)を取引したい人」は使うべきだと言えます。
初心者にとってはアプリなどの操作が簡単であることは誤発注などのリスクを減らすことができるため、非常に重要です。
ステラ、ファクトムに関しては、国内の取引所で買える場所がコインチェックしかありません。
これらの仮想通貨は海外の取引所でも購入することはできます。
しかし、トラブルがあった場合は英語でやり取りする必要があることに加えて、取引所によってはハッキングリスクが高いところもあります。
したがって、国内取引所であるコインチェックを使うのが最も安全と言えるでしょう。
まとめ
コインチェックのメリットとしては
- 仮想通貨の取り扱い種類の多さ
- アプリの使いやすさ
- マネックスグループとの連携
- 貸仮想通貨サービス
がありました。
それに対してデメリットとしてスプレッドの広さ、レバレッジ取引ができないという点がありました。
したがって、アルトコインを頻繁に取引したい人やレバレッジ取引がしたい人にはおすすめできませんが、初心者の方やコインチェックでしか扱っていない仮想通貨を買いたい方にはコインチェックがおすすめです。