コインチェックの手数料は高い? イラスト&表でわかりやすく解説

「コインチェック手数料無料のはずなのに、なんだか高く感じる……」

こう感じているあなたは、非常に鋭いです。

今回の記事では、コインチェックの手数料がなぜ高く感じるのか、その理由を解説していきたいと思います。

この記事で分かること(コインチェックの手数料)


1. コインチェックの手数料は高い?

この項目では、コインチェックの手数料は高いのか、高いとすればその理由は何かを、掘り下げて確認していきます。

1-1. 手数料無料だがスプレッドがある

販売形式 手数料 スプレッド 対応銘柄 対応デバイス
販売所 無料 広い 10銘柄 PC
アプリ
取引所 無料 狭い BTC PC

コインチェックでは 「販売所」と「取引所」の2種類の取引形式があります。どちらも手数料が無料となっていますが、別途スプレッド(購入価格と売却価格の差)が発生します

「販売所」と「取引所」の違い
「販売所」では、販売会社(コインチェック)と仮想通貨(暗号資産)の売買を行います。売買の価格設定も販売会社が設定します。これに対して、「取引所」ではユーザー同士が直接仮想通貨を取引します。価格の設定もユーザーが自分で行う特徴があります。

1-2. 「販売所」のスプレッドは実質手数料となる

スプレッドが狭いほど取引では有利

スプレッドの違い

一般的には「販売所」ではスプレッドが広めになり、「取引所」では狭くなる傾向があります。

基本的な考え方として、スプレッドが狭い方がコストを抑えることができ、取引では有利になります。

実際に、上記の例のように「①スプレッドが狭い」方が、「②スプレッドが広い」方より小さな値動きで利益を出すことができています。

「販売所」ではスプレッドが販売会社の収益となる

「販売所」におけるスプレッドには、販売会社の収益も含まれており、実質的に手数料に近い存在といえます。

上述したように、「販売所」では販売会社とユーザーが仮想通貨の売買を行い、その価格も販売会社が決めることができるからです。

1-3. 販売所のスプレッドはなぜ大きいのか?

疑問符を浮かべる猫

「販売所」の安定運用のため

「販売所」のスプレッドが大きいことには、安定運用のためにコストがかかるという理由があります。

なぜなら、「販売所」ではユーザーがいつでも売買できるように、販売会社が仮想通貨を保有しており、その管理費用がかかっているからです。

いつでも適正価格で取引できるようにするため

「取引所」では取引相手が見つからない場合、適正価格で取引できない可能性もあります。

下記のように、買い手と売り手では考え方が異なり、両者の人数のバランスが取れていないと適正価格で取引することができません。

適正価格

これを踏まえて、「販売所」と「取引所」の売却時の違いを見てみましょう。

販売所と取引所

上記の例では、「取引所」では売りたい人の数に対して買いたい人の数が少ないので、安い価格でしか売却できません。

しかし「販売所」では販売会社が常に取引相手となっているので、安定した適正価格での売却を期待することができます。

以下の記事では、国内取引所のスプレッドを比較しています。


2. コインチェックの手数料一覧・比較

ここからは、コインチェックの入出金手数料などを、他の取引所と比較していきたいと思います。

2-1. 入出金手数料(日本円)

取引所名 入金手数料 出金手数料
コインチェック
  • コンビニ入金:770円~1,018円
  • クイック入金:770円~1,018円、50万円以上は入金金額×0.110% + 495 円
  • 銀行振込:無料
  • 407円
bitbank
  • 銀行振込:無料
  • 550円(3万円以上は770円)
bitFlyer
  • クイック入金:330円(住信SBIネット銀行の場合無料)
  • 銀行振込:無料
  • 三井住友銀行:220円(3万円以上は440円)
  • 三井住友銀行以外:550円(3万円以上は770円)
GMOコイン
  • クイック入金:無料
  • 銀行振込:無料
  • 無料
DMM Bitcoin
  • クイック入金:無料
  • 銀行振込:無料
  • 無料

銀行振込では手数料が無料となっているところも多くありますが、取引所の手数料とは別に銀行の振込手数料がかかるので注意しましょう。

コインチェックでは入金・出金ともに、他社と比較すると高めとなっています。

2-2. 送受金手数料(仮想通貨)

取引所名 送金手数料
(ビットコインの場合)
受金手数料
コインチェック 0.001 BTC 無料
bitbank 0.001 BTC 無料
bitFlyer 0.0004 BTC 無料
GMOコイン 無料*2 無料
DMM Bitcoin 無料*2 無料

*2)別途マイナーへの手数料

上記の表は、ビットコインの入出金手数料をまとめたものです。

送金は無料からビットコインの場合、最大で0.001 BTC(約1,000円)まで手数料がかかります。

仮想通貨の種類によっても手数料が違うので、ウォレットなどに送金する際は必ずチェックしましょう。

受け取りに関しての手数料はどの取引所でも無料となっています。

2-3. レバレッジ手数料

取引所名 レバレッジ手数料
(建玉ごと)
コインチェック ショート:0.04 % / 日
ロング:0.05% / 日
bitbank
bitFlyer 0.04% / 日
GMOコイン 0.04% / 日
DMM Bitcoin 0.04% / 日

上記の表は、各取引所のレバレッジ手数料をまとめたものです。

レバレッジ手数料とは翌日にポジションを持ち越した時にかかる手数料のことで、スワップ手数料や建玉管理料という名前で呼ばれる取引所もあります。

ほとんどの取引所で建玉ごとに 0.04% / 日となっており、コインチェックではロングポジションで0.04 %、ショートポジションで0.05% / 日となっています。

なおbitbankでは、レバレッジをかけた取引はできません。


3. 取引コストが安いお得な国内取引所

続いて、取引コストが安いお得に使える国内取引所を見ていきましょう。

3-1. bitbank(ビットバンク)

取引形式 取引所
取引手数料 Maker:-0.02%
Taker:0.12%
特徴 取引量が多い

bitbankは「取引所」で仮想通貨を購入することができ、価格にこだわった注文が可能です。

Maker(メイカー)手数料がマイナス

bitbankでは、取引板に注文を出すMaker(メイカー)であれば、手数料は-0.02%となっています。

コストを抑えて取引したい方には、適しているでしょう。

取引量が多く適正価格で売買できる

bitbankでは取引量も豊富なので、取引所のデメリットでもある“取引相手がいないことで、不利な価格での取引になる”という心配も少なくなります。

3-2. GMOコイン

取引形式 販売所
取引所
取引手数料 取引所(現物) Maker:-0.01%
Taker:0.05%
取引所(レバレッジ) 無料
販売所(現物・レバレッジ) 無料
特徴 取引形式が多い

GMOコインは、東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社が運営元の親会社となっている取引所です。

Maker(メイカー)手数料がマイナス

bitbankと同様に、Maker手数料が-0.01%とマイナス水準になっています。

こちらもコストを抑えた取引に適しているといえるでしょう。

豊富な取引形式

GMOコインは取引形式が豊富です。

ユーザーは「販売所」と「取引所」のどちらの形式も利用することができ、なおかつどちらの形式でも現物取引とレバレッジ取引に対応しています。

(関連記事)
初めてでもわかる!GMOコインのレバレッジ取引のやり方と注意点

コインチェック

まとめ

以上、コインチェックの手数料について解説してきました。あらためて、この記事のポイントをまとめておきましょう。

  • コインチェックでは手数料が無料だが、「販売所」ではスプレッドが広くなる
  • スプレッドは買いと売りの差額で、狭いほどコストを抑えた取引ができる
  • 「販売所」ではスプレッドが広いが、適正価格での安定した取引ができる
  • 取引コストを抑えるのであれば、bitbankやGMOコインを活用しよう

コインチェックではスプレッドはあるものの、使いやすさや手軽に取引できる魅力もあります。

「販売所」や「取引所」を使い分けるなど、自分に合った取引を実践していきましょう。


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