仮想通貨のデイトレードとは? 概要・やり方・取引所を徹底解説!

仮想通貨のデイトレード

仮想通貨(暗号資産)のデイトレードは1日で完結するため、休日にもできるトレード手法の1つです。

今回の記事では、仮想通貨のデイトレードの概要、メリット・デメリット、始め方や実際のやり方などをわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること(仮想通貨のデイトレード)


1. 仮想通貨のデイトレードとは?

この項目では、仮想通貨のデイトレードの概要・ メリット・デメリットを解説していきます。

1-1. 1日で完結する仮想通貨取引のこと

仮想通貨のデイトレードとは、1日で完結する仮想通貨取引のことです。

仮想通貨に限らず、投資には主に期間で分類した代表的な4つのスタイルがあります。デイトレードはその代表的なスタイルの1つです。

代表的な4つのトレードスタイル

スタイル 取引間隔
スキャルピング 超短期(数秒〜数分)
デイトレード 短期(1日)
スウィングトレード 中期(数日〜数週間)
長期トレード 長期(数ヶ月〜数年)

デイトレードは1日で取引を完結させるため、短期的な取引に分類されます。

ポジションを翌日に持ち越さない点が大きな特徴の1つと言えるでしょう。

仮想通貨のデイトレードでも同様で、基本的には当日中にエントリーから決済まで完結させます。

1-2. メリット

仮想通貨は値動きが大きい

デイトレードは1日の値動きが大きいほど取引の機会が増え、効率的に取引することができます。

仮想通貨は1日の値動きが大きいため、デイトレードに適しています。

わかりやすいように、米ドルの1年間の値動きと仮想通貨の1日の値動きを比較してみましょう。

下記のチャートは2015年のUSDJPYのチャートですが、約116円から約126円の間で価格が推移していることがわかります。

仮想通貨デイトレードのメリット(外為ボラティリティ)
出典:Tradingview – USDJPY

つまり、1年間で約8.62%の変動率があったことがわかります。

これに対して2019年10月25日のBTCJPYの変動率は、1日で約16.45%でした。

仮想通貨デイトレードのメリット(ボラティリティ02)
出典:Tradingview – BTCJPY

このように、値動きが大きい仮想通貨は1日あたりの取引の機会が増えるため、デイトレードに適していると考えられます。

ポジション持ち越しの損失リスクがない

株と同じく仮想通貨のデイトレードでは、ポジションの持ち越しによる損失リスクがありません。

ポジションを保有している場合でも、当日中に決済するからです。

そのため、寝ている間に価格が大きく変動し、持っていたポジションに損失が出てしまうといった事態も起こらないと言えます。

取引時間に制限がない

株やFXでは取引時間に制限がありますが、仮想通貨の取引では制限がありません。

取引所のシステムメンテナンスを除き、基本的には24時間365日いつでも取引することが可能です。

時間を気にせず自由に取引できる点は、他の投資にはないメリットと言えるでしょう。

1-3. デメリット

仮想通貨デイトレードのデメリット

取引回数が多く手数料が増える

仮想通貨のデイトレードは、手数料の負担が増えるデメリットがあります。

手数料は取引の度に発生するため、スウィングトレードや長期トレードなどと比較すると、取引回数が多くなるデイトレードでは手数料負担が増えてしまうのです。

税金計算が面倒

仮想通貨のデイトレードで得た利益は雑所得に分類され、雑所得は1年間で20万円を超えると税金が発生します。

確定申告の際の利益の計算方法は2通りあり、利確のたびに利益額を計算する方法(移動平均法)にした場合、利確回数の多いデイトレードは非常に手間がかかります

雑所得は仮想通貨取引だけでなくフリマアプリや講演料など様々な収入を合計するので、年間20万円の利益は意外に到達しやすいもの。

計算ツールを活用するなどして、確定申告に備える必要があります。

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【2020年保存版】ビットコインの税金|節税の方法や大損しない為の知識

チャートの確認などで時間が取られる

仮想通貨のデイトレードは、スウィングトレードや長期トレードなどと比較すると時間が取られてしまいます。

1日の間で取引を完結させるため、売買タイミングを探すためにより多くチャートをチェックする必要があるからです。

まとまった時間が取れない人はデイトレードよりも、長期保有・長期投資のほうが続けやすいでしょう。

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2. 仮想通貨のデイトレードのやり方・コツ

この項目では、仮想通貨のデイトレードの始め方・やり方を確認していきます。

2-1. まずは口座開設から

仮想通貨のデイトレードの始め方は、以下の2STEPです。

仮想通貨のデイトレードの準備

  • STEP1. 口座開設
  • STEP2. 日本円入金

STEP1からSTEP2までにかかる時間は、2日〜5日ほどとなっています。

また、FXなどの口座開設で必要になるマイナンバーの提出も、仮想通貨では不要です。基本的には準備するものはメールアドレスと本人確認書類だけです。

口座開設のさらに詳しい手順などは、下記の記事を参考にしてください。

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ビットコイン投資の始め方|初心者でもすぐわかる!購入手順とQ&A

2-2. 取引の前に目標を決める

仮想通貨のデイトレードのやり方は、以下の4STEPです。

仮想通貨のデイトレードのやり方

  • STEP1. 利益の目標金額を決める
  • STEP2. 通貨を選ぶ
  • STEP3. エントリーする
  • STEP4. 決済する

それぞれの詳しい手順を確認していきましょう。

STEP1. 利益の目標金額を決める

まず、利益の目標金額を決めます。目標金額を決めることで、そこから逆算し、エントリー回数や決済のポイントなど、トレードの全体的な方針を立てることができるからです。

目標金額から考えるトレード方針の例

たとえば、1ヶ月で10万円の利益を目標金額として設定したとします。 デイトレードができるのが1ヶ月のうち10日だったとすると、1日あたりの目標金額は1万円です。

次に、1日のデイトレードで1万円の利益を出すために、どのようなトレードをすれば良いか考えます。

仮に1度の取引で運用できる資金が20万円だった場合、1万円は5%に相当する値です。つまり、1日あたり5%の値幅を取っていく必要があるので、それに合わせてエントリー回数や決済ポイントを調整していくと良いでしょう。

このように、1日の目標金額を決めることで、全体的なトレードの方針を立てることができるのです。

STEP2. 通貨を選ぶ

続いて、通貨の選定を行います。通貨選びで重要になるのは、「取引量」「価格変動率」です。

適正価格での取引のため「取引量」が多い通貨を選ぶ

取引量が低い通貨を選ぶと、適正な価格で取引できない可能性が高くなります。自分が希望する価格での取引相手が見つからない可能性があるからです。

そのため通貨選びの際には、取引量が多い通貨を選ぶよう心がけましょう。

目標金額に到達できる「価格変動率」がある通貨を選ぶ

ボラティリティが低い通貨を選ぶと、必要な値幅を取ることができず、自分が目標とする利益に到達できない可能性があります。

取引期間と目標額から、どのくらいの変動率があればよいのか見極めましょう。

ただし極端に変動の大きい通貨は値下がりしたときのリスクも大きくなります。目標額を欲張りすぎないことも重要です。

初心者はビットコインがおすすめ

ビットコインは取引量が多く、1日あたりの価格変動率も小さくはありません。まずはビットコインからトレードを始め、慣れてきたら他の仮想通貨でトレードをしていきましょう。

STEP3. エントリーする

通貨選びが終わったらエントリーをします。感覚に頼って闇雲にエントリーをしても損失が出る可能性が高くなるので、テクニカル分析からエントリーに根拠が持てるタイミングを探しましょう。

テクニカル分析はラインや指標を使いチャートの分析を行うことで、その後の価格を予想する分析手法のこと

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【外資戦略コンサル出身のトレーダーによる】仮想通貨のテクニカル分析|イラストとチャート実例で解説

STEP4. 決済する

最後に決済を行います。決済ポイントはテクニカル分析から考えるか、自分が目標とする利益から逆算して考えます。

たとえば、テクニカル分析で売りのサインが出ていれば、そのタイミングで決済します。また、自分が目標とする利益に到達していれば、それ以上の利益を取る必要もないので、同様にそのタイミングで決済して良いでしょう。

決済しても1日の目標金額に到達していない場合は、STEP3に戻り再度エントリーポイントを探します。

2-3. デイトレードで利益を出すコツ

スプレッドを抑えるため「取引所」を使う

仮想通貨の取引形式には「販売所」「取引所」があり、「取引所」を使いスプレッドを抑えることでデイトレードでも利益を出しやすくなります。

スプレッドとは仮想通貨の「買い」と「売り」の差額のことです。スプレッドが狭いほど、トレードで利益を出しやすくなります。

以下の表は、「販売所」と「取引所」の概要とメリットをまとめたものです。

取引形式 取引相手 メリット
販売所 仮想通貨販売所(コインチェック、GMOコイン等) 手軽で簡単に取引できる
取引所 他のユーザー スプレッドが狭い

デイトレードの場合、スウィングトレードや長期トレードよりも取引回数が多くなります。スプレッドは取引内容によらず必ず発生するので、取引回数が多いデイトレードでは狭い方がより有利になるのです。

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手数料の安い取引所を使う

デイトレードで利益を出す2つ目のコツは、手数料の安い取引所を使うことです。

デイトレードではスウィングトレードや長期トレードと比較して、取引回数が増えるため、その都度かかる手数料を安くできれば、利益も出やすくなります。

そのため、取引所を選ぶ際には、合わせて手数料も確認するようにしましょう。

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3. 仮想通貨のデイトレードでおすすめの取引所

この項目では、仮想通貨のデイトレードでおすすめの取引所について紹介していきます。

3-1. ビットコインの取引量国内1位「bitFlyer」

仮想通貨デイトレードおすすめ取引所
出典:bitFlyer
取引形式 販売所
取引所
手数料 取引所現物:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%
販売所:無料
取り扱い通貨 8種類

bitFlyer はBTCJPYの取引ペアで取引量が国内第1位です(2020年4月14日時点。参照:CoinMarketCap)。

取引量が多いと約定しやすいため、取引所選びの指標の1つになります。

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またbitFlyerでは、ビットコインを取引所・販売所で現物取引ができるほか、先物やレバレッジ取引でも取引が可能です。

3-2. 手数料を抑えられる「bitbank」

bitbank

取引形式 取引所
手数料(取引所現物) メイカー:-0.02%
テイカー:0.12%
取り扱い通貨 6種類

手数料で選ぶのであれば、「bitbank」がおすすめです。

bitbankはメイカー手数料が-0.02%となっており、手数料を抑えることができます。

取引所で出されている注文は取引板という板に並びますが、メイカーはその取引板に注文を出す人のことです。

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まとめ

以上、仮想通貨のデイトレードについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。今回の記事のポイントを、あらためてまとめておきましょう。

  • デイトレードは1日で完結する仮想通貨取引のこと
  • 仮想通貨は値動きが大きいためデイトレードに適している
  • デイトレードはチャートの確認などで時間が取られるデメリットがある
  • 目標金額を決めてトレードの全体的な方針を立てよう

値動きが大きい仮想通貨の性質は、デイトレードに適しています。

いっぽうで、大きな損失を受ける可能性もあるので、リスク管理をしっかりとした上で取引するよう心がけていきましょう。

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