仮想通貨で借金を抱える要因と特徴・借金しないための対処方法を指南

仮想通貨で借金

仮想通貨(暗号資産)が原因で借金を背負うことになってしまった!という声を聴いたことはありませんか?

自分もそうなってしまわないか、心配な方もいるかもしれませんね。

こちらの記事では仮想通貨投資で借金をしてしまうケースについて調査し、実際の体験談も交えながら解説します。借金しないための対処法もご紹介するので、慎重に投資してくださいね。

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1. 仮想通貨投資で借金を背負ってしまうケース

借金をしてしまうのは、主に以下の5パターンです。

  • 仮想通貨FXの追証
  • 仮想通貨が無価値になる
  • ICOの破綻でトークンが無価値になる
  • 税金を支払えなくなる
  • 借金をして投資資金にあてる

では1つずつ、実際の体験談も含めて詳しく見ていきましょう。

1-1. 仮想通貨FXの追証

仮想通貨借金を負うケース(仮想通貨FXの追証)

仮想通貨FXはレバレッジをかけられるため、手持ちの資金よりも大きな金額規模でトレードできるのが魅力です。しかしレバレッジを高くしすぎると、少しの価格変動が大きな損失につながります。

損切に失敗すると、資金がなくなるだけでは済まず、追証が発生することも。追証とは「追加保証金」のことで、一定の証拠金維持率を下回ったときに支払わなくてはならないものです。

こちらの方はビットコインのFXで、1,600万円もの損失を出してしまいました。証拠金がマイナス450万円になり、支払いを求められることに。

もともと証拠金は500万円ほどあったようですが、レバレッジを高くして多くの枚数をトレード。そのため証拠金を失うだけでなくマイナスになり、大きな借金になってしまったようです。

1-2. コインが無価値になる

仮想通貨借金を負うケース(コインが無価値になる)

仮想通貨は日々新しい種類が生まれており、その中でもつくられたばかりの仮想通貨を買う人もいます。新しく生まれた仮想通貨は認知度が低く、万が一価格が上昇した場合利益の幅が大きいためです。

そのような投機性が高いコインを「草コイン」といいます。

草コインとは? 詐欺に騙されずに有望なコインを見つける方法

将来の値上がりが楽しみで買う人が数多くいる草コインですが、価値がまったく上がらずしまいには無価値になってしまうことも。

生活に必要なお金を草コイン投資につぎこんで無価値になると、当然必要なお金が無くなるので借金につながってしまいます。

マイナーな仮想通貨が無価値になるリスクを避けるためにも、時価総額が上位にあり仮想通貨に投資をするのが無難です。

1-3. ICOの破綻でトークンが無価値になる

仮想通貨借金を負うケース(ICOの破綻)

ICOとは、資金調達のため仮想通貨を発行するプロジェクトのことです。企業がトークン(新規仮想通貨)を発行し、投資家に購入してもらうことで資金を集めます。

【初心者向け】ICOとは? 仮想通貨発行の目的やIPOとの違い

草コインと同様、将来の値上がりを期待してICOに投資をするのですが、価格が大きく下落したり、プロジェクトが途中で破綻したりするケースが続出し、問題になりました。

国産仮想通貨の「絆コイン」をICOで購入した方の口コミです。1サトシの価値があったものが、100分の1である0.01サトシにまで下落してしまいました。

他に、もともと詐欺目的でICOを始める悪質な企業もいたようで、現在はICOを敬遠する投資家も多いです。

1-4. 税金を支払えなくなる

仮想通貨借金を負うケース(税金)

仮想通貨で得た利益には、税金がかかります。会社員が20万円以上の利益を出すと、確定申告をしなければなりません。

仮想通貨で得た利益は雑所得として扱われ、最高で40%以上の所得税がかかります。利益をすべて使い果たしてしまうと、税金が払えなくなってしまうこともあります。

なお金融庁など公的機関は仮想通貨の動向にも目を光らせているので、所得をごまかそうとしてもバレます。脱税となるとさらに税金が重くなるので、正しく申告しなければなりません。

1-5. 借金して投資資金にあてる

仮想通貨借金を負うケース(借金して投資)

そもそも投資資金を借金してしまうパターンです。損失がかさんできて、借金をしてでも投資資金に充ててしまう方もいるようです。

借金でおこなう投資が失敗すれば、更なる借金につながります。借金地獄のような状態に陥り、首が回らなくなってしまいます。

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2. 仮想通貨の借金が返済できなくなったら債務整理はできる?

仮想通貨投資による借金が膨れ上がりすぎて、もう返済ができない……といった場合、債務整理をすることはできるのでしょうか。

2-1. 債務整理の手続きは可能

結論から言えば、仮想通貨が原因でつくってしまった借金でも、債務整理はできます。債務整理には具体的に、以下の3種類があります。

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

借金を減額できる程度としては、任意整理<個人再生<自己破産の順番で大きくなります。それぞれの方法のメリット・デメリットはさまざまですが、代表的なものを挙げると以下のようになります。

任意整理

メリット
  • 返済負担が軽くなる
  • 3~5年での借金完済を目指せる
デメリット
  • 返済できるだけの収入があることが前提

    個人再生

    メリット
    • 財産や住宅を残せる
    • 借金の原因は問われない
    デメリット
    • 一部であっても返済をしなければならない
    • 財産の状況など場合によっては返済額が増える

    自己破産

    メリット
    • 借金はすべて免除となる
    デメリット
    • 原則として財産はすべて処分される
    • 理由によっては借金が免責されないこともある

    2-2. 自己破産はできないこともある

    借金を全額免除できるのが自己破産ですが、その分だけ適用条件は厳しめです。浪費やギャンブルなどが原因での借金の場合、自己破産は認めてもらえない可能性もあります。

    ただすべて認めてもらえないというわけでもなく、認められるかどうかはその人の置かれた立場によって異なります。生活状況・職業・投資方法など、その人のさまざまな側面を総合的に判断して、裁判所が決定します。

    場合によっては、自己破産以外の道を検討するのも良いかもしれません。それぞれの債務整理方法には、上で挙げた以外にもさまざまなメリット・デメリットがあります。

    法律の専門家に説明することでどうすれば良いかが見えてくるので、弁護士などに相談することをおすすめします。

    2-3. 仮想通貨が差し押さえになる可能性もある

    仮想通貨は形がないということで、以前は差し押さえができないとされていました。しかし2019年に、少額ながら仮想通貨を差し押さえた事例が発表されることに。

    2019年11月13日、大阪府の寝屋川市は市内の30代男性が保有していた仮想通貨122円相当を差し押さえたと発表しました。自治体が仮想通貨を差し押さえるのは、全国で初のケースです。

    市税を滞納したことについて男性に督促しましたが、応じなかったので銀行口座の預金とともに差し押さえが実行されました。仮想通貨の資産については、銀行口座の記録で仮想通貨交換会社との入出金があることから判明したそうです。

    今後も、仮想通貨が差し押さえになる可能性は充分に考えられます。

    (参照)市税滞納者の仮想通貨122円を差し押さえ 寝屋川市|朝日新聞DIGITAL

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    3. 仮想通貨投資で借金をしないための対処法

    借金に陥らないため、以下の点に気を付けて投資をしてみてください。

    3-1. 取引は現物取引だけにする

    仮想通貨FXでの高いレバレッジ倍率が原因で借金を負ってしまうケースは多いようです。レバレッジ自体が悪いのでなく、証拠金維持率を適切に管理し、損切をきちんとおこなえるなら問題ありません。

    しかしそこをうまくコントロールできない方が多いからこそ、多額の損失につながる事例が後を絶たないのです。自信がないならFX取引ではなく、現物取引だけに絞るのがおすすめです。

    現物取引であれば、投資資金以上のマイナスを抱えることはありません。どうしてもFX取引をしたい場合は、レバレッジを2倍~4倍程度に低く抑えることが大事です。

    3-2. ICOではなくIEOを利用する

    現在ICOよりも注目を集めているのがIEOです。IEOとは、仮想通貨取引所が主体となっておこなうICOのこと。

    IEOとは? ICOと違う点や参加方法・実施スケジュールの調べ方

    IEOでは取引所が各プロジェクトを審査するので、ICOより比較的リスクが軽減されることから人気を集めています。大手取引所で実施されることもあり、トークンの販売終了後は上場される可能性も高いです。

    IEOは現在BINANCEなど海外の取引所で行われています。

    国内取引所だと、コインチェックがIEOの事業を検討していると2019年8月に発表しました。今後国内でもIEOに参加することができるようになるかもしれませんね。

    (参考)ユーティリティ・トークンによる資金調達支援事業の検討開始について|コインチェック

    3-3. 利益をすべて使い果たさず税金に備える

    所得税を支払うのは確定申告をする時期である毎年2月~3月で、前年の1月~12月に得た利益について税金がかかります。投資で得た利益のなかから、所得税の支払い用にあらかじめ準備しておくことが必要です。

    得た利益をすべて消費したり再び投資に回したりすることなく、必要な分を現金として確保しておきましょう。

    3-4. 余剰資金だけで投資をする

    借金してまで投資をすることはやめ、余剰資金だけでおこないましょう。投資に失敗した場合、さらなる借金を重ねることになり、返済が困難になります。

    借金をすると精神的な余裕がなくなり、冷静な投資判断ができなくなるのも問題です。手持ちの資金が激減したらそれ以上の投資はいったんストップし、借金で傷口を広げないようにしましょう。

    余剰資金から仮想通貨投資に回せる分が用意できたら、再び投資を検討してみるのがおすすめです。

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    まとめ

    仮想通貨で借金をしてしまうケースについておさらいをしておきましょう。

    • 仮想通貨FXの追証
    • 通貨が無価値になる
    • ICOの破綻でトークンが無価値になる
    • 税金を支払えなくなる
    • 借金して投資資金にあてる

    借金を背負う可能性高い危険な投資や、借金してまでの投資はやめておきましょう。税金に備えることもお忘れなく。