【初心者向け】仮想通貨取引所の選び方!セキュリティを要チェック!

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ビットコインが大きな話題になっている昨今、仮想通貨取引所のテレビCMを見る機会も増えました。日本国内だけでも10か所以上の取引所、販売所が運営されています。

「そんなにあると、いったいどこを選べばいいのか……」

この記事にたどり着いたあなたは、そんな悩みを抱えているのではないでしょうか。

2011年に起きたマウントゴックス社でのビットコイン消失事件、2018年にはコインチェック社で仮想通貨のNEM(ネム)が大量不正流出と、「インターネット上の通貨」特有ともいえる事件が話題になりました。

安心して取引したい、でもどこをどう選んだらいいのかわからない!

そんな人のために、この記事では気になる“セキュリティ”に注目しておすすめ取引所をご紹介します!

1. “仮想通貨取引所”は“株のネット取引”とよく似ている!

さて、仮想通貨の売買は“仮想通貨取引所“で行うのが一般的です。

でも……実態のない仮想通貨を「取引」?
ピンと来ない方のために簡単に説明すると、仮想通貨取引所は“インターネット上で仮想通貨の取引を仲介するサービス”です。

株式投資をしている人は、インターネットでの株取引をイメージしてください。
画面上に自分の保有する株が表示され、株の価格がほぼリアルタイムで確認できます。
わざわざ証券取引所や銀行までいかなくても好きな銘柄の株を売ったり買ったりできるのが、インターネット株取引のいいところですね。

この株が仮想通貨で、あなたが見ている株取引の画面が“仮想通貨取引所”です。

ビットコイン以外にも仮想通貨はたくさん存在していて、それらは総称して“オルトコイン(アルトコイン)”と呼ばれています。
株式市場にいろいろな会社の株があり、インターネットでそれらを自由に売買できるように、仮想通貨取引所ではビットコインだけでなく様々なオルトコインの取引が可能です。

株と仮想通貨というのは仕組みが全く異なるものですが、取引イメージ自体はかなり似ているのです。
実際、取引所で仮想通貨の取引をするときは“チャート”や“板”が活用されているんですよ。

ちなみに、仮想通貨をやりとりできる場所として、取引所のほかに“販売所”というものもあります。

取引所では、ユーザー同士が取引を行うため、いわゆる“中間マージン”に当たるものが発生しません。
そのため手数料は低く抑えられますが、希望価格がマッチングしないと取引成立まで時間がかかります

対して販売所は、販売所を相手に売買を行うため、希望価格のマッチングにかかる時間が省け、すぐに売買できるのがメリット。しかし手数料を上乗せした価格での販売になるので、取引所より割高になります。

取引所販売所
メリット安い手数料で取引できるすぐに売買できる
デメリット売買に時間がかかることがある販売価格が割高

どちらもメリットとデメリットがあるので、慣れてきたら使い分けをしてみるとより便利に使いこなせるのではないでしょうか。
今回は、割安に購入することができる“取引所”にフォーカスして、選び方を説明します。

2. やっぱり安全が一番!セキュリティをチェックしよう!

自分のお金を預けるのだから、セキュリティが甘いところには預けたくないですよね。

「技術系の話はわからない……」「難しい単語を聞くと拒否反応が……」

という方のために、特に注目したいポイントをサックリ解説。
注目ポイントをすべてクリアしている取引所もご紹介します。

2-1. 金融庁に登録されているか確認しよう!

2017年4月から、国内の仮想通貨取引所に対し金融庁への登録が義務付けられました。
「じゃあ全部登録済でしょ?」と思うかもしれませんが、そうでもありません。

2017年4月以降に営業を開始する業者は、すべて登録が必要ですが、それまで仮想通貨の取引所を運営していた業者の中には“みなし業者”といって、暫定的に営業を許可されているところもあります。
「そんなの許されるの!?」と思うかもしれませんが、法律が後からできましたからね。こちらも順次登録を進めています。

さて、金融庁で登録を受けるには、セキュリティ対策だけでなく、会社自体の資産状況のほか、取引所の運営企業で働く社員の教育に至るまで、非常に細かい審査がされています。
逆にいえば“登録されている”ということはその厳しい条件をクリアしているということなので、まずは“金融庁に登録されているか”ということをチェックしてみましょう。

参考:金融庁「仮想通貨交換業者登録一覧」

2-2. 安心なのは“コールドウォレット“!

仮想通貨の話で絶対に出てくるのが“コールドウォレット”と“ホットウォレット”。
コインチェック社の仮想通貨大量流出事件で初めて耳にした方も多いのではないのでしょうか。

仮想通貨をしまっておくための財布のことを、英語で“ウォレット”と呼びます。

取引所選びで注目してほしいのは、ズバリ“コールドウォレットで顧客の通貨を保管しているかどうか!”
コールドとホット、何が違うのかというと、お客さんから預かったお金を保管する方法が違うんです。

2-2‐1. コールドウォレットはインターネットにつながっていない

コールドウォレットは、インターネットにつながないウォレットのこと。
インターネットにつながないので、当然ハッキングされるリスクもとても低くなります。

取引の際にはちょっと手間がかかるのですが、ハッキングされるリスクが低いということは、コールドウォレットで保管されている仮想通貨を盗まれる心配も少ない、ということになります。

2‐2‐2. ホットウォレットはインターネットに常につながっている

対してホットウォレットとは、常時インターネットに接続しているウォレットのこと。

ホットウォレットとは、インターネットを通じて仮想通貨の操作を行うことができるタイプのウォレットを言います。インターネットに接続されているため、クラッカーなど不正アクセスの標的になることもありますが、取引所や決済・送金アプリなど、リアルタイムで送金を行う必要があるサービスでは、仮想通貨の利便性を損ねないため、多くの場合一部をホットウォレットとして運用しています。
ビットバンク|用語集

仮想通貨の取引はインターネットを通じて行われますから、常時インターネットに接続しているホットウォレットを使えば仮想通貨をいつでもすぐに取り出すことができます。

が何せインターネットにずっとつながっているので、とにかくハッキングされやすい

2018年に起こったコインチェック社からのNEM大量流出事件では、顧客の預けたNEMの大部分がホットウォレットで保管されていたことも、被害拡大を防げなかった要因の一つと言われています。

2-3. “マルチシグ”対応かチェック!

またカタカナです。セキュリティの世界は、全部カタカナですね。よく見ればセキュリティもカタカナです。
それはそれとして、マルチシグとは“マルチシグネチャー”の略で、そのまま訳すと「複数署名」となります。

仮想通貨の取引にウォレットが必要というのはすでに説明しました。
ウォレットには鍵がかかっていて、開けるための鍵を持っていないと中に入っている仮想通貨を取り出せません。

このウォレットを開ける鍵のことを“署名(シグネチャー/signature)”といいます。

そして“複数の署名がそろわないと財布が開けない”技術のことを“マルチシグ”と呼んでいます。
“鍵(署名)が複数”だから“複数署名(マルチシグネチャー)”、略してマルチシグです。そのままですね。

★そろそろ頭が痛くなってきた人のためのザックリ図解★

通常、ウォレットを開くために必要な鍵は一つですが、マルチシグで守られているウォレットは複数の鍵がそろわないと開けません。

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鍵を複数に分割して、複数の人がそれぞれを持ちます

複数の鍵は、それぞれ別の人が、別の場所で保管します。

ウォレットを開くには、全員が「開けていいよ!」と承認して鍵をそろえる必要があります。

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金庫を開けるにはすべての鍵が必要です

だから、もしそのうちの一つの鍵がハッキングで奪われたとしても……

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鍵は開きません。

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鍵が1つしかないウォレットと、複数の鍵がないと開かないウォレット。
どちらがより安全かは、すぐにわかりますね。

ちなみにマルチシグの表記がされるとき“2/3”とか“2 of 3”と書かれますが、どちらも“3つの鍵のうち2つがそろわないと開かない鍵”という意味です。
もちろん必要な鍵が多いほうがセキュリティは強くなりますが、まずは“マルチシグ対応”と明記されているかを確認しましょう。

2-4. おすすめはbitFlyer、bitbank

金融庁の登録、コールドウォレット対応、マルチシグ対応、の3点を挙げました。
この3点をクリアしている中で、おすすめの取引所を紹介します。

◆不正出金への補償制度が魅力!bitFlyer

bitFlyerは不正出金のための補償制度があり、万が一パスワードの盗難などで預けた資金がなくなってしまっても一定の補償が受けられます(条件付なので、詳細は公式サイトを確認してください)。
また、取引量は国内断トツ1位、資本金は41億円(いずれも2018年3月時点)と、資金力でも他の取引所を圧倒しています。
2018年1月にフランスのセキュリティ調査会社によるランキングで世界1位の評価を受けたことも話題になりました。

◆堅実なセキュリティ構築と情報力で人気急上昇中!bitbank

テレビCMなどの露出は少ないながら、中上級者を中心に注目を浴びているbitbank。
コールドウォレット対応はもちろん、ビットコインセキュリティ専門企業のBitGoと提携することで、通常取引時に使用しているホットウォレットに対してもセキュリティ強化を図っています。また、仮想通貨ごとに使用されている技術が違うことから、それぞれに対して効果的なセキュリティ対策を講じるなど丁寧な施策が評価を高めているようです。
BTCN(ビットコインニュース)という世界中の情報を紹介するコンテンツもあり、しっかりした情報がほしいという方にお勧めです!

3. 便利さなら“スマホ対応”、お得に取引したいなら“手数料”をチェック!

セキュリティはめちゃくちゃ頑丈だけど、すごく使いづらいのでは、取引する気持ちもなくなってしまいますね。
実は一口に仮想通貨取引所、といっても、取引できる通貨が違っていたり、使いやすいアプリがあったりと、いろいろ違うんです!

セキュリティの項目でおすすめに挙げたbitFlyer、bitbankを使い勝手の面から比較してみました。
慣れてきたらいくつかの取引所を使い分けるのもおすすめです。

bitFlyerbitbank
スマホ対応iOS/android

iOS

手数料0.01~0.20%

無料 (※2018年6月まで)

取扱い通貨7種類6種類
取り扱い取引所の少ない仮想通貨とトークン

イーサリアムクラシック(ETC)
リスク(LISK)

モナコイン(MONA)

3-1. スマホからの使いやすさならbitbankとbitFlyer

いちいちパソコンを開かなくても、スマホでサッと取引できたら便利だしかっこいいですよね。
2017年からは、ビットコインで買い物ができる場所も増えてきました。

ビックカメラでビットコイン!スムーズな使い方と注意点

お店にわざわざノートPCを持ち込む人、いないですよね……
アプリの機能や、サイトがスマホ対応しているかは、快適な取引のためにはマストです!

PCと同じ機能を使えるbitbank
bitbankはiOSアプリのみですが、サイト自体が完全スマホ対応となっているためandroidでもサクサク使えます。
PCと同じ機能を制限なく使うことができるのが強みです。

bitFlyerは初心者さんにおすすめ
bitFlyerのアプリは初心者にも使いやすいと好評。iOS、Androidともリリースしています。
ビットコイン以外のオルトコインの取り扱いが販売所のみとなってしまいますが、まずはビットコイン取引だけという方にはお勧めです。

3-2. 手数料に注目するならbitbank

取引所で仮想通貨を取引するときは取引手数料、取引所から自分の銀行口座へ日本円を引き出すときは出金手数料がかかります。
額面だけを追いかけて取引していると、気が付けば手数料だけで資金が10%以上減っていた……なんてケースも!

最近は新規スタート応援キャンペーンとして、手数料無料になっている取引所もあります。ほんの少しの差ではありますが、“ちりも積もれば”とはまさにこのこと。
どの通貨を取引するかによって手数料が違う場合もあるので、自分の取引したいコインによって使い分ける人もいるようです。

bitbankはオルトコインも手数料ゼロ!

ビットコインの取引のみ取引手数料ゼロという取引所が多い中、bitbankはオルトコインも取引手数料がゼロ!(※2018年6月まで取引手数料ゼロキャンペーン中
2017年に100倍値上がりしたイーサリアム(ETH)や、400倍の値上がりを記録したモナコイン(MONA)などビットコイン以外の注目コインを取引したい方におすすめの取引所です。

3-3. 取り扱い通貨はbitFlyerが国内最多!

取引所ごとに扱っている仮想通貨が違うのはご存知でしょうか。

現在はビットコインが有名ですが、それ以外の仮想通貨を含めると、1,000以上の仮想通貨があるといわれています。

今やすっかり仮想通貨の代名詞となったビットコインも、少し前までは数千円のコインでした。
「まだ価格の低い仮想通貨に投資して将来は億り人に……」という夢を見るなら、できるだけ扱える通貨が多いところがおすすめです。
もちろん、まずは仮想通貨を持つということに慣れたい、という方は、あまり気にせず、慣れてきたらたくさん扱いのある取引所を改めて探しても大丈夫ですよ。

なお、こちらの記事にも取引所ごとの取り扱いコインの比較が掲載されています。

仮想通貨の支払い、送金、投資面でのメリット&安全なコインの購入法

bitFlyerなら7種類のコインに投資可能!

bitFlyerでは国内最多の7種類のコインを取り扱っています。特にイーサリアムクラシック(ETC)とリスク(LISK)というコインは、国内の取引所で取り扱いがあるのはbitFlyerのみ
ビットコイン以外のオルトコインは販売所形式のみの取り扱いになりますが、「いろんなコインに分散投資したい」「まずは円建てで慣れたい」という方におすすめです。

 

まとめ

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さて、ここまで注目点を挙げてみましたが、いかがだったでしょうか?
一口に「取引所」といっても、実はいろいろ特色があることを知っていただけたと思います。

最後になりますが、投資に絶対安全はありません。

値段が上がり続ける保証もありませんし、絶対に安全なセキュリティもありません。
取引所のセキュリティがどんなに強固なものになっても、使う側も同じように気を付けないとすぐに資金はなくなってしまいます。

各取引所でもパスワードを2つ設定する「二段階認証」を推奨するなど、ユーザー側のセキュリティ意識も求められています。

ビットコインをウォレットで安全に管理する方法

これからますます盛り上がりそうなビットコインや仮想通貨。
リスクをしっかり意識しながら、ぜひ仮想通貨ライフを楽しんでくださいね!