仮想通貨でよくある失敗例&回避法7選!ここを押さえれば失敗しない

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コインチェックのネム流出事件後、ネット掲示板に投稿された内容が話題になりました。

インパクトのある投資失敗談と思った方も多いでしょうが、この内容をTwitteに投稿したCN##ネム盗まれ之助さんへは「普通ね」「初心者向けのコピペですね」といったコメントも寄せられていました。

実は購入した仮想通貨が下落して大損をしてしまうのは、よくある失敗例のひとつ。この記事では仮想通貨でありがちな失敗例と、失敗しないための心得を紹介していきます。先人からよくある失敗例を学び、自身の成功へとつなげましょう。

1. 投資面でよくある失敗4パターン

まずは仮想通貨投資でよくある失敗例&回避方法を4つ紹介していきます。

一般社団法人日本仮想通貨事業者協会(旧 仮想通貨ビジネス勉強会)が公開した資料によれば、20144月~20183月の国内における取引量は右肩上がり。証拠金取引のほうが多いことから仮想通貨を投資対象として見ている方が多いと予想できます。

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参照:一般社団法人日本仮想通貨交換業協会「仮想通貨取引についての現状報告」

投資では成功する人もいれば失敗する人も。ありがちな失敗としては、以下のような例が挙げられます。

  • 高値買い&安値売りをくり返して損失が拡大する
  • 上昇中コインに飛びついた途端下落し損失が生まれる
  • 「確実に儲かる」を謳い文句にするICO詐欺に飛びつき被害に遭う
  • 億り人を目指して草コインに投資したものの無価値になる

それぞれを解説していきましょう。

失敗例① 高値買い&安値売りで損失拡大

投資は安く買ったものを、それよりも高い価格で売ることで差額分が利益になります。「そんなの当たり前のこと」と思う方もいるかもしれません。しかしそれができなくて高値買い&安値売りをくり返し、損失が拡大することもよくある失敗のひとつなんです。

以下の例をご覧ください。

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上のイラストは、高値買い&安値売りの典型的なパターン。この投資家は以下のような心情で売買をしていたのではないでしょうか。

  1. 「上昇中の仮想通貨に乗り遅れではいけない!」90万円で購入
  2. 「まだ下がりそうだから損切りしよう」85万円で売却
  3. 「価格が下がらないので、上がりきる前に購入しよう」87万円で購入
  4. 「さらに下落が続くと危ない!」83万円で売却
  5. 「売却した途端に急騰した……。少し安くなってから購入しよう」93万円で購入

購入した仮想通貨が下落し始めたところで焦って損切り。損失分を取り戻そうとして売買をくり返した結果、さらに損失が膨らんでしまう失敗例です。

回避法① 買うなら下落中に購入

高値買い&安値売りの回避方法は、できるだけ安い価格で購入することを目指すことです。

そのためには今後価格が回復する見込みがある銘柄の “下落中” に注目するものひとつの手。

価格が上昇しているコインがあると「今購入すると儲かるのではないか」「流行りに乗り遅れてはいけない」といった心理から、急いで購入するパターンがよくあります。特に投資初心者に多いのではないでしょうか。

需要が減ってきているものより、高まっているものに目が行くのは仕方がないことかもしれません。むしろ「下落中の銘柄に手を出すのは怖い」と思う方も多いのではないでしょう。

しかしビットコインのような取引量が多いコインなら、下落が続き無価値になる可能性も低いと考えられます。そういったコインなら爆発的な上昇時よりも下落している時のほうが、価格が回復した時に利益を出せる可能性があります。

ただし極端に価格が低い、いわゆる “草コイン” と呼ばれる仮想通貨を下落中に購入することはオススメできません。価値が低いコインは、そのまま下落して無価値になる可能性もあるからです。

仮想通貨投資ではビットコインのように時価総額が高く、取引量が多いコインの “安値買いスタート” を目指してみてください。

失敗例② 急騰中コインに飛びついた途端下落

価格が急騰しているコインに飛びついた途端、みるみる下落して損失を被るといったパターンもよくある投資失敗例のひとつ。通称イナゴ焼きと呼ばれます。

下のチャートは仮想通貨のトロン(TRON)の価格を表しています。

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2017年10月下旬~2018年1中旬のトロン価格

2017年末に多くの仮想通貨が価格上昇した影響で、トロンの価格も上昇気流に。20181月初旬に多くのユーザーが買い求めたためか、価格が一気に上昇しました。しかし「トロンはほかの仮想通貨のホワイトペーパーをコピペしている」といった報道が出た途端に価格は急落。

購入した人のなかには、急騰している様子をみて急いで買った人もいたのではないでしょうか。急騰中のコインに飛びついた途端に、暴落する価格を見て頭を抱えたことでしょう。

参考:CCN 「TRON’s Whitepaper Appears to Plagiarize from Filecoin and IFPS

回避法② 安易に急騰中コインに飛びつかない

2017年末から2018年1月初旬にかけては、多くのコイン価格が急騰しました。そこに飛びついて損をした……という人も少なくないでしょう。

投資知識やテクニックが乏しい人は、急騰中のコインへ安易に手を出さないほうが無難。その上昇気流がいつまで続くかわからないからです。急騰中のコインを見つけても、しばらくは様子を見守りましょう。

失敗例③「確実に儲かる」を謳い文句にする詐欺に飛びつく

「確実に儲かる」などのウマい話に飛びついて、失敗する人も増えてきています。

下の画像は独立行政法人国民生活センターのサイトで公開されている「仮想通貨に関する相談件数」を表すグラフ。相談は年々増加している傾向にあり、2016年と2017年の件数を比較するとおよそ3倍に膨れ上がっていると読み取れます。

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参照:独立行政法人国民生活センター「仮想通貨に関する様々なトラブルにご注意」

相談内容は以下の詐欺に関する話が多いようです。

  • HIYP(ハイプ)
  • ICO
  • マイニング

それぞれ、どういった詐欺か簡単に説明していきましょう。

HIYP(High Yield Investment Program

HIYP(ハイプ)は「High Yield Investment Program」の略で、「高配当投資プログラム」という意味。セミナーで勧誘を行う、ネズミ講のように人づてに入会を勧めるといった手口が横行しています。
特徴は超高配当という点。投資金額に応じて「日利1%が還元される」などの高額な配当金が入ると謳っていますが、実際には入金されません。仮想通貨でよくある詐欺のひとつです。

ICO詐欺

ICO詐欺とは、無価値の仮想通貨を「価値が上がる」といって売りつける詐欺。
新規事業を始める時にIPO(新規公開株)を行って資金調達を行う方法は有名です。ICOでは株の代わりにトークンとよばれる仮想通貨を発行します。はじめは無価値のトークンも、取引が始まれば価値が上昇。出資者が儲けられるといった仕組みとなっています。
しかしICO詐欺では「もうすぐ上場予定」「値上がり確実」といった嘘で資金を集め、そのあと姿をくらませます。結果、出資者のもとには無価値になったトークンしか残りません。

クラウドマイニング詐欺

クラウドマイニング詐欺とは、「出資金額に応じてマイニング報酬を配当する」と謳い、実際には入金しない詐欺のこと。詐欺師が実際にマイニング事業を行っているかもわかりません。もしかしたらマイニングしているように装っているだけで、実際には稼働していないというケースもあるでしょう。
マイニングをする環境がないユーザーにとって、クラウドマイニングは現金を出資するだけで配当を得られる便利なシステム。そこを逆手に取り、詐欺の手口として利用する人もいるのです。

仮想通貨関連の詐欺では、いかにも詳しそうな人がそれらしい知識をひけらかし「このコインを買えば儲かる」「今しかチャンスがない」といったように購入意欲を煽ってきます。特に、仮想通貨や投資知識の浅い初心者が被害に遭いやすい傾向です。

回避法③「確実に儲かる」は絶対に詐欺

投資では「確実に儲かる」という保証はあり得ません。そういった話を知人から持ち掛けられた、セミナーやネットを介して勧められたといった時は、詐欺の可能性を考えましょう。少しでも怪しいと感じたら絶対に出資してはいけません。

仮想通貨はまだ歴史が浅いリスク資産。法整備が追いついておらず、国がアナタを守ってくれると限りらないのです。

また「人に勧められたから」という理由で始めると、失敗した時に後悔が残るでしょう。騙されたとなれば、悔しさはより一層ですよね。仮想通貨投資は自己責任と肝に銘じて、自分の信じられるものに投資してください。

失敗例④ オススメ情報を信じて草コインに投資

アナタはネットサーフィンで見つけた「オススメ草コイン」の情報を鵜呑みにしていませんか?

草コインとは1円に満たない価値しかない、つまりほとんど価値がない仮想通貨の総称です。

その価値の低さから少額の投資でも値上がりすれば “億り人” に近づけると考える人がいます。しかし草コインには「億り人になれるかもしれない」という夢がある一方で、無価値になる可能性もあるのです。ギャンブル性が高く、大儲けのチャンスもあるけど大損して失敗することもあるコインと考えてよいでしょう。

回避法④ 安易な “買い推奨” の情報を鵜呑みにしない

どのような仮想通貨に投資するべきか見当がつかない人は、ネット上でオススメされているコインに注目する人も多いのではないでしょうか。発信元が不明確なネット上の買い推奨情報を鵜呑みにすることはオススメできません。なぜなら、その仮想通貨が怪しいものでない保証がないからです。

投資初心者はビットコインやイーサリアムといった、時価総額が高いコインからスタートしたほうがよいでしょう。これまで価値が順調に成長してきた実績があるコインのため、無価値になる可能性が低いと考えられます。

さらに金融庁へ登録済みの取引所で購入するなら尚ヨシ。セキュリティや管理面が国の定める基準を満たしている取引所なら、少なくても怪しげな取引所ではないとわかります。また日本円とトレードできるため、換金の手間もかかりません。

信ぴょう性のない安易な買い推奨の情報を鵜呑みにするよりも、はるかに安全な取引が行えるでしょう。

2. 運用面でよくある失敗2パターン

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次はうっかりミスやずさんな管理が招く運用面での失敗例と、その回避方法を紹介していきます。

失敗例⑤ 送金アドレスの入力ミスで仮想通貨を紛失

送金先のアドレス入力を間違えると、仮想通貨が二度と戻ってこなくなる可能性があります。

たとえばビットコインを送金する時はビットコインアドレスが必要。

【ビットコインアドレスの例】
1FYcNkgUJhJL9Dd6MkpoyVHowCXoyukppm

この文字列の一部でも間違えると、意図しない先に送金されるケースがあります。そうなれば、ビットコインが戻ってくる可能性は限りなく低いでしょう。

回避法⑤ コピー&ペーストやQRコードの読み取りで入力ミスを防止

ビットコインアドレスをはじめとする仮想通貨のアドレスは、入力ミスの防止に役立つコピー&ペーストQRコードの読み取り機能がついています。送金アドレスを入力する際に活用して入力ミスを防ぎましょう。

こちらの記事ではビットコインの送金を失敗した時の対処法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

失敗例⑥ ウォレットにアクセスできず取り出し不可能に

PINコードやリカバリーフレーズを忘れてしまうと、ウォレットにアクセスできなくなり仮想通貨を取り出せなくなる恐れがあります。

キャッシュカードでは暗証番号を忘れても、銀行で本人確認を行えば再設定できますよね。しかし仮想通貨のウォレットにはユーザーを管理する機関がありません。助けてくれる人がいないので、ウォレットは自分でしっかり管理しましょう。

回避法⑥ 大切な情報はメモして金庫orパス付USBに保管

仮想通貨は個人で管理が基本中の基本。忘れてはいけない&人に漏らしてはいけない情報は、メモして金庫に保管するか、パスワード付きのUSBに保管しましょう。保管先がオフラインならハッキングに遭うリスクが減少し、セキュリティ面が強くなります。

それでは忘れてはいけない&人に漏らしてはいけない情報とは、どういったものでしょうか?ウォレットで仮想通貨を管理する上で、大切な情報は以下の通り。

  • アクセスに必要なPINコード
  • 復元に必要なリカバリーフレーズ

ほかにも「パスワード」「復元フレーズ」「復元パス」というようにウォレットによって呼称が異なります。こちらの記事では大切なパスワードを忘れてしまった時の対応方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

3. 取引所選びでよくある失敗例

下調べをせずに口座を開設して取引すると、気づかずに損をしているパターンも! 取引所選びの際によくある失敗例と、回避方法を紹介していきます。

失敗例⑦ 取引所や販売所の違いを知らずに取引

アナタは仮想通貨の取引所と販売所の違いをご存知ですが? 2つの違いを知らないと損をするケースも。

取引所とは、ユーザー同士が売買を行う場所。売り手も買い手もユーザーです。一方の販売所は、事業所とユーザーが売買を行う場所。ユーザーの取引相手は販売所です。

この2つの大きな違いは売買価格の差。仮想通貨の取引所と販売所を運営しているbitFlyerで同時刻の売り価格を比較してみました。

price_comparison

左が販売所で売っているビットコイン価格、右が取引所で売っているビットコインの最安値価格です。2つは運営会社が同じですが、ビットコインの購入価格の差が一目瞭然ですね。

下の表は同時刻の相場という前提で、取引所と販売所の価格傾向を表しています。

形態 売る 買う
取引所 販売所よりも高く売れる 販売所よりも安く買える
販売所 取引所よりも安く売れる 取引所よりも高く買える

上の情報からわかることは、販売所よりも取引所のほうがお得に売買を進められる可能性があるということ。こうした情報を知らずに取引をしていると、あとから知った時に損した気分になるかもしれませんね。

回避法⑦ 口座開設前に公式サイトを隅々までチェック

取引所を選ぶ時は、口座を開設する前に公式サイトを隅々までチェックしましょう。その仮想通貨交換サービスは取引所か販売所か、もしくはどちらの形態も行っているかわかります。

2019年5月13日現在までに金融庁へ登録済みの業者に限定し、取引所or販売所のどちらのサービスを提供しているか一覧でまとめました。(現在営業中のサービスのみ)

サービス名 仮想通貨交換業者名 取引所 販売所
Liquid by Quoine QUOINE株式会社
bitFlyer 株式会社bitFlyer
bitbank ビットバンク株式会社
VCTRADE SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
GMOコイン GMOコイン株式会社
Huobi フォビジャパン株式会社
BTCBOX BTCボックス株式会社
BITPoint 株式会社ビットポイントジャパン
DMM Bitcoin 株式会社DMM Bitcoin
Bitgate Bitgate株式会社
フィスコ仮想通貨取引所 株式会社フィスコ仮想通貨取引所
Zaif テックビューロ株式会社(※)
DeCurret 株式会社ディーカレット
Coincheck コインチェック株式会社

参考:金融庁 「仮想通貨交換業者登録一覧」
※2018年10月10日付でZaifはテックビューロ株式会社から株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡されました。

取引所は販売所よりもお得に売買ができますが、販売所にもメリットがないわけではありません。販売所のほうが取引所よりもすぐに売買が完了し、初心者でも使いやすいといった特徴があります。こちらの記事では取引所と販売所の違いを徹底的に解説。ぜひ参考にしてください。

4. スタートで変わる!仮想通貨投資で失敗しないための4箇条

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本章では仮想通貨の投資に的を絞り、失敗しないための心得を4つ紹介していきます。知っていると知らないでは、大きく違う結果を招くかもしれません。

仮想通貨投資はスタート時が大切。プロの投資家や成功者は、コインを購入する前に勝つための材料集めをしているのです。

【心得1】入門書で仮想通貨の仕組みを勉強

仮想通貨に投資するなら、まずは仮想通貨がどういった仕組みで動いているかという基本部分を勉強しましょう。仮想通貨の入門書は何冊も出ています。

要点を見やすくまとめたものや、漫画テイストでサクサク読めるものまで種類はさまざま。1冊だけでなく数冊読むことで、より仮想通貨の基礎知識を深くできるでしょう。

「承認方法がPoWなのに承認時間が短いということは、ブロックチェーンに攻撃を受けるリスクがあるのでは?」
「長らくスケーラビリティ問題が改善されていないけど大丈夫なの?」
というように、仕組みを知れば投資する仮想通貨の指標が見えてくるのではないでしょうか。

以下はコインペディア運営委員会が推奨する仮想通貨の入門書籍です。ぜひ参考にしてください。

【心得2】ホワイトペーパーをチェック

投資する仮想通貨を決める際に役に立つのが「ホワイトペーパー」です。

ホワイトペーパーとは株でいう目論見書にあたるもので、どういった目的で作られたか、どんな技術が使われているかなどが記載されています。

株式投資でも出資する前に企業のことを調べますよね? 大切な資金をよくわからないものに投資するのは不安でしかありません。ホワイトペーパーで仮想通貨が持つポテンシャルを確認して、不安材料は少しでも減らしましょう!

もちろんホワイトペーパーを理解するためには、仮想通貨の基礎知識が必要になります。仕組みがわかっていれば、絵空事を謳っているスキャムコイン(詐欺コイン)に騙されることもないでしょう。知識はアナタの資産を守る盾となるのです。

ただしホワイトペーパーのほとんどは英語で記載されています。英語が苦手な方は翻訳機能を使って、がんばって解読してみてください!

以下は2019年5月13日現在、時価総額TOP3の仮想通貨のホワイトペーパーです。取引の主軸通貨としても使われることが多いコインなので、ぜひチェックしてみてください。

【心得3】信用できる取引所を選択

取引所選びも仮想通貨投資における大切なポイント。セキュリティや管理体制が甘い取引所を利用しては、ハッキングやサーバー攻撃による事件に巻き込まれる危険性があるからです。

取引所を選ぶ時は最低でも以下の2つのポイントをチェック。信用できる取引所を厳選しましょう。

チェックポイント① 金融庁への登録の有無

安全な取引所を見極めるポイントのひとつは “金融庁へ登録済み” という点。

2017年4月に施行された法律で、日本で営業する仮想通貨交換業者は金融庁への登録が必須条件となりました。登録するにはセキュリティと管理面が国の定める水準をクリアしていなければなりません。

これは投資家保護の観点とマネーロンダリングなどの犯罪防止のため。201846日には、みなし業者として運営していた16社のうち、6社が申請を取り下げていることからも審査の厳しさが伺えます。

2019年5月13日現在、金融庁へ登録済みの仮想通貨交換業者が運営している取引所&販売所は以下の通り。

参考:金融庁「仮想通貨交換業者登録一覧」

厳しい審査をクリアした取引所は、セキュリティや管理体制の水準が規定を満たしていると判断できます。取引所の選定基準にしてみてください。

チェックポイント② コールドウォレットとマルチシグを採用

コールドウォレットとマルチシグは、仮想通貨を守るためのセキュリティシステム。どういったシステムか説明していきましょう。

オフラインで仮想通貨を管理する “コールドウォレット”

コールドウォレットとは、インターネットから切り離した環境で仮想通貨を管理するウォレットのこと。オフラインなので、ハッキングやサーバー攻撃に遭う危険性が減ります。
そのためコールドウォレットでユーザーの資金を管理している取引所は、そうでない取引所と比べると安全性が高いと考えられます。

複数の鍵がなければ送金できない “マルチシグ”
マルチシグとは送金の際に複数の鍵がないと送金を実行できないシステムのこと。もし送金に必要な鍵が1つ盗まれても、決められた別の鍵がなければ送金できません。マルチシグを導入することで、不正送金されるリスクを減らす対策になるのです。

どちらもユーザーの資金を守るためのセキュリティ強化システム。こういったシステムを導入していれば、ハッカーから攻撃を受けてもユーザーの資金が無事である可能性が上がります。

ほかにも二段階認証という、ユーザー自身が設定するセキュリティ強化システムを採用している取引所も。自分の仮想通貨を守るため、取引所を選ぶ時はセキュリティ面をしっかりチェックしてください!

【心得4】有名人の発言やネットの情報に踊らされない

仮想通貨投資では有名人の発言や、インターネット上の情報に踊らされてはいけません。その情報が正しい保証はないからです。

有名投資家の「次にこのコインが来そうな予感」という発言や、SNSや掲示板にある「このコインはもうダメ」といった発言に翻弄されていると狼狽売り(※)になりかねません。そうなれば高値買い&安値売りの負の連鎖に発展するかも。
(※)狼狽(ろうばい)とは、慌てふためく様子。焦って売却してしまうことを狼狽売りといいます。

仮想通貨投資では情報収集が必要ですが、内容は量より質を大切にしてください。「次にこのコインが来そうな予感」とあれば、信頼できる根拠があるのか。「このコインはもうダメ」とあれば、ダメといわれる要因を探るなど、その発言の源となる情報を探ってみましょう。

そしてリサーチした結果自分も同じ見解なら、次に取る行動を考える。発言に明確な根拠がなく信ぴょう性が薄いとわかれば、自分のペースで投資を続けられます。ソースがしっかりしている情報しか信じない、周囲の意見に流されないといった点を意識しましょう。

まとめ

仮想通貨によくある失敗例&回避方法や投資を始める前に知っておくべきことを紹介してきました。

 この記事のまとめ
  • 高値買い&安値売りを回避するには、上昇中コインより下落中の銘柄に注目
  • 急騰後に急落するイナゴ焼きを回避するには、急騰中のコインに飛びつかない
  • 仮想通貨詐欺を回避するには、「確実に儲かる」は赤信号だと思いストップ
  • ギャンブル性が高い草コインを回避して、投資対象を時価総額が高いコインに的を絞る
  • 送金ミスを回避するには、コピー&ペーストやQRコード読み取り機能を使う
  • パスワード忘れを回避するには、大切な情報は金庫orパス付USBに保管
  • 取引所選びの失敗を回避するには、口座開設前に公式サイトを隅々までチェック
  • 投資を成功に導くために事前調査を怠らない

投資は自己責任といわれています。噂やデマに流されないよう信ぴょう性のある情報を見極め、余剰金の範囲内で行いましょう。