仮想通貨の安全保管にはハードウェアウォレット!お勧め6種と使い方

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仮想通貨をハードウェアウォレットに入れれば本当に安全なの?

ハッキングによる盗難事件が世界各国で報告されている仮想通貨業界で “金庫” のような存在のハードウェアウォレット。実際このハードウェアウォレットは、どれほど安全に仮想通貨を保管できるのでしょうか?

事実ハードウェアウォレットに仮想通貨を入れれば、ほぼ100%ハッキングによる盗難リスクがないといっても過言ではないでしょう。特に仮想通貨を長期保有する “ガチホ民” や年間の取引回数が少ない “ライトトレーダー” にピッタリ。

この記事では、ハードウェアウォレットとはどのようなウォレットであるかと、その特徴から安全性をお伝え。その上で現在流通しているハードウェアウォレット6種のスペックや使い方、購入先を紹介していきます。

1. ハードウェアウォレットの安全性

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ハードウェアウォレットはコールドウォレットの一種で、仮想通貨を安全に保管するために最適なウォレットといわれています。まずはハードウェアウォレットが安全といわれる理由を紹介していきましょう。

1-1. ハッキングによる盗難リスクを抑えられる

ハードウェアウォレットはインターネットから切り離したウォレット。オフライン環境で仮想通貨を保管できるため、ハッキングによる仮想通貨の盗難リスクを抑えられます。

世界中で起きている仮想通貨盗難事件の多くはハッキングによる被害。オンライン上にあるデータを盗むことは、ハッカーにとって容易なんです。しかしオフラインで管理しているものを盗むことは、いくら凄腕のハッカーでもできません。ハードウェアウォレットで保管することで、ハッカーから仮想通貨を守ることができるのです。

現在金融庁へ登録済み取引所の多くでは、セキュリティレベルを強化するためコールドウォレットを使用。おそらく使い捨てで破損に弱いペーパーウォレットではなく、何度でも仮想通貨を出し入れできて復元可能なハードウェアウォレットを使っているでしょう。金融庁へ登録済みの取引所は、国が行う登録審査でセキュリティ面に関しても厳しく審査されます。その審査に通った取引所が積極的にハードウェアウォレットを使用していることからも、安全性への信頼度が伺えるのではないでしょうか。

1-2. 秘密鍵が外部へ漏洩しないから安全

ハードウェアウォレットが安全といわれている理由は、秘密鍵が外部へ漏洩しない仕組みにあります。実はハードウェアウォレットのなかに仮想通貨は入っていません。入っているのは秘密鍵を暗号化したデータなんです。

そもそも仮想通貨は秘密鍵を使わないと送金できません。送金に必要な秘密鍵をオフラインで保管することで、ハッキングによる不正送金のリスクを軽減しているということです。

ハードウェアウォレットをパソコンに接続すると、秘密鍵が流出する危険性があるのでは?

パソコンとつながっても、ハードウェアウォレットから取り出せる情報はトランザクションのみ。ハードウェアウォレット内で生成された秘密鍵は、外に出せない仕様になっています。そのためパソコンに接続しても秘密鍵が流出する危険性はありません。

下のイラストはハードウェアウォレットを使って仮想通貨を送金するフローです。

hardwarewallet_mechanism

①パソコンにハードウェアウォレットを接続し、対応しているアプリに送金内容を入力
②アプリからハードウェアウォレットへ送金内容を伝達
③ハードウェアウォレット内で秘密鍵を使って署名データを作成
④送金に必要な情報をアプリへ伝達
⑤アプリから送金

ハードウェアウォレットが排出できるのは、④で伝達される送金に必要な情報(トランザクション)のみ。秘密鍵はパソコンに接続しても外部へ漏れる心配はありません。

2. ハードウェアウォレットのお勧め6種ランキング

ハードウェアウォレットを選ぶ際は価格も気になるところですが、第一が対応通貨をチェックすること。機種によって対応している仮想通貨が異なり、非対応の仮想通貨は保管できません。

また購入のしやすさも機種選びの重要なポイント。ハードウェアウォレットのなかには、海外から輸入しなければ手に入れられない機種もあります。そういった機種は日本語サポートが少ないため、トラブルが起きた時には苦労するかもしれません。

そこで今回は、

  • 簡単に購入できて日本語サポートが充実している
  • 対応仮想通貨が豊富

という2点にフォーカスして、ハードウェアウォレット6種をランク付け!それぞれのスペックや使い方もまとめました。なかにはスマートフォンと連動できるハードウェアウォレットもありますよ。

紹介するハードウェアウォレットは以下の通りです。

1位 Ledger Nano S(レッジャーナノエス)
2位 Trezor(トレザー)
3位 Coolwallt S(クールウォレット)
4位 Digital Bitbox(デジタルビットボックス)
5位 KASSE(カッセ)
6位 Keepkey(キープキー)
※機種名をタップすると紹介項目へジャンプします。

ハードウェアウォレット選びの参考にしてください!

1位 初心者にお勧めの『Ledger Nano S

ledger Nano S

画像参照:Ledger Nano S公式サイト

Ledger Nano S(レッジャーナノエス)は、フランスのベンチャー企業が開発・販売しているUSB型ハードウェアウォレットです。初心者や、どの機種を購入するべきか悩んでいる人にはLedger Nano Sをお勧めします。理由は以下の2点。

  • 日本語サポートが充実している
  • 日本で購入しやすい

ハードウェアウォレットは海外製品が主流です。英語の説明書しかないハードウェアウォレットが多いなか、Ledger Nano Sは日本語サポートが充実。基本的な使い方からトラブルへの対処法まで、日本語で紹介しているWebサイトが多数あります。英語が苦手な人や初心者でも安心して使えるでしょう。

さらにLedger Nano Sなら海外から輸入しなければならない機種と異なり、国内で購入できます。正規販売店のほか、ヨドバシカメラやビックカメラといった身近な店舗でも正規品を販売。

下に、

  • 価格
  • 対応仮想通貨
  • 特徴的なセキュリティ
  • 使い方
  • 購入先リンク

をまとめました。ぜひ参考にしてください。

価格

15,800-

対応仮想通貨

31種(ABC順)
Ark (ARK)、Bitcoin (BTC)、Bitcoin Cash (BCH)、Bitcoin Gold (BTG)、Bitcoin Private (BTCP)、Dash (DASH)、Digibyte (DGB)、Dogecoin (DOGE)、Ethereum (ETH)、Ethereum Classic (ETC)、Expanse (EXP)、Hcash (HSR)、Komodo (KMD)、Litecoin (LTC)、Nano(NANO)、Nimiq (NET)、Peercoin (PPC)、PivX (PIVX)、PosW (POSW)、Qtum (QTUM)、Ripple(XRP )、Stealth (XST)、Stellar (XLM)、Stratis (STRAT)、Ubiq (UBQ)、Vertcoin (VTC)、Viacoin (VIA)、Woleet、Zcash (ZEC)、Zcoin(XZC)、ZenCash (ZEN)

▼最新情報はコチラから▼
Ledger Nano S 公式サイト

特徴的なセキュリティ

pincode_security

Ledger Nano S では2つめのPINコードを入力した時のみ表示されるウォレットを作成できます。これによって何らかの方法でハードウェアウォレットと1つめのPINコードを盗み出されたとしても、2つめのPINコードで作成したウォレットにある資産を隠せます。

それぞれのPINコードを同じ場所で保管していては意味がないので、別の場所で管理しましょう。

使い方

以下のリンクは日本にある正規代理店が公開しているLedger Nano Sの使い方です。初期設定や送金方法など、さまざまな操作方法が解説されているので参考にしてください。

日本語説明書
Ledger Nano Sの使い方動画

購入先

▼日本にある正規代理店▼

▼実店舗▼

2位 多種の仮想通貨ホルダーは『Trezor』

trezor

画像参照:Trezor公式販売サイト

TrezorOne(トレザーワン)は今回紹介する6機種のなかで、対応仮想通貨数が断トツNo.1USB型ハードウェアウォレット。500種以上の仮想通貨に対応しています。マイナーな仮想通貨を保有していて対応ウォレットが少ないという悩みを抱えている方でも、Trezorなら安全に管理できるかもしれませんね。

公式サイトや備え付けの説明書は英語表記のものだけ。ですが人気のハードウェアウォレットのため、ググれば日本語の情報ページがたくさんヒットします。また日本にある正規代理店数も多いため購入しやすいですよ!

価格

本体価格:89EUR11,570円)
送料:26EUR(約3,380円)
※1EUR=130円と仮定しています。

対応仮想通貨

500種以上(ABC順)
Aion (AION) 、Bitcoin (BTC) 、Bitcoin Cash (BCH) 、Bitcoin Gold (BTG)、Bitcoin Private (BTCP) 、Cardano (ADA) 、Dai Stablecoin v1.0 (DAI) 、Dash (DASH) 、Decred (DCR) 、DENT (DENT) 、DigiByte (DGB) 、Dogecoin (DOGE) 、eosDAC (eosDAC) 、Ethereum (ETH)、Ethereum Classic (ETC) 、Groestlcoin (GRS) 、Golem (GNT) 、IEx.ec (RLC) 、Kin Foundation (KIN) 、Lisk (LSK) 、Litecoin (LTC) 、Monacoin (MONA) 、Monero (XMR) 、NEM (XEM) 、NULS (NULS) 、QASH (QASH) 、Qtum (QTUM) 、Ripple (XRP)、Salt Lending Token (SALT) 、Stellar (XLM) 、Storm Token (STORM) 、STORJ (STORJ) 、Tezos (XTZ) 、Ubiq (UBQ) 、Vertcoin (VTC) 、WAX (WAX) 、Zcash (ZEC) 、Zcoin (XZC) 、Zencash (ZEN) 、Crypto20’s Token (C20)……etc.

▼最新情報はコチラから▼
Trezor公式サポート仮想通貨&トークン

特徴的なセキュリティ

Trezorにある特徴的な防犯セキュリティといえばPINコードシャッフル機能。これによってPINコードを入力時にナンバーを盗み見られるリスクを軽減します。PINコードが盗まれなければ、端末を盗まれたとしても資産を抜き取られる心配はないでしょう。具体的なイメージは以下の動画をご覧ください。

使い方

以下の動画では日本人の方がTrezorの使い方を紹介しています。公式では日本語サポートがないので、日本人の方が解説してくれる動画はありがたいですね!

購入先

▼日本にある正規代理店▼

そのほかの正規代理店はコチラから探せます!

3位 スマホ連動が可能な『Coolwallt S

coolwalltS

画像参照:Coolwallt S 公式サイト

Coolwallt S(クールウォレットエス)はスマートフォンと連動するカードタイプのハードウェアウォレット。今回紹介する6種のハードウェアウォレットのなかでは、唯一スマートフォンで操作できる端末です。ただしUSB型のウォレットと異なり、使う前は充電が必要になります。

カードは防水加工(※)されているほか、最大15度まで曲げても壊れない柔軟な仕様。また-1050℃の耐寒・耐熱性があります。ポケットに入れて持ち歩いていて、うっかり壊してしまうリスクが少なそうですね。とはいうものの、大切な仮想通貨を保管するウォレットなので丁寧に扱いましょう。
※公式サイトでは1時間以上水に浸す行為は避けてくださいと明記されています。

また公式サイトが日本語に対応しているところも嬉しいポイントのひとつ。国内の正規代理店もありますよ!

価格

本体価格:5,600 TWD20,272円)
送料:東京の場合450 TWD1,629円)
※1TWD=3.62円と仮定しています。

対応仮想通貨

5+ERC20トークン(ABC順)
Bitcoin(BTC)、Bitcoin Cash(BCH)、Ethereum(ETH)、Litecoin(LTC)、Ripple(XRP)、ERC20トークン

▼最新情報はコチラから▼
Coolwallt S 公式サイト(英語版)

特徴的なセキュリティ

今回の調査ではCoolwallt Sに特徴的なセキュリティを見つけられませんでした。しかし高セキュリティの証であるCC EAL 5+ 認証のマイクロチップを使用とのことです。EALとは17段階の保証レベルを表しているITセキュリティ評価の一種。5以上のものはICカード関連のデバイスなど保証が必要な製品や軍用に使われています。仮想通貨を保管するデバイスとして、十分なセキュリティレベルということでしょう。

参考:ITセキュリティ評価とは

使い方

以下は公式が公開しているCoolwallt Sの使い方動画です。セットアップから送金の方法まで解説されていますよ。

購入先

▼日本にある正規代理店▼

エルミスハードウェアウォレット専門店

正規代理店一覧はコチラ

4位 安価重視の人は『Digital Bitbox』

digital_bitbox

画像参照:Digital Bitbox 公式サイト

Digital Bitbox(デジタルビットボックス)は通称「Bitbox」といわれるUSB型ハードウェアウォレット。今回紹介する6機種のなかで最も安価なハードウェアウォレットなので、価格重視の方にお勧めです。

BitboxではMicroSDカードにデータをバックアップできます。そのためセットアップ時にメモを取らなければならない1224のリカバリーフレーズを必要としません。転載ミスによるセルフGOXの心配がありませんね。ただし、MicroSDカードは絶対に人目に付かないところに保管しておきましょう。

日本にある正規代理店「合同会社リベルタジャパン」では、Bitbox日本語マニュアルが公開されています。Bitboxを使う際には、ぜひ参考にしてください。

価格

8,980-

対応仮想通貨

5+ERC20トークン(ABC順)
Bitcoin(BTC)、Bitcoin Cash(BCH)、Ethereum(ETH)、Ethereum Classic (ETC)、Litecoin(LTC)、ERC20トークン

▼最新情報はコチラから▼
正規代理店 ​合同会社リベルタジャパンホームページ

特徴的なセキュリティ

Bitbox ではPlausible Deniability機能を使うと、隠しウォレットを作成できます。これによって何らかの事件に巻き込まれ、無理矢理ウォレットを開かされたとしても大丈夫。資産を持っていないように見せかけられます。またウォレットを復元されたとしても、隠しウォレットを開くパスワードがわからなければ開けません。多額の資産は隠しウォレットへ保管しましょう。

使い方

Bitbox使い方は以下の動画か、合同会社リベルタジャパンが公開しているコチラのページをご覧ください。

購入

▼日本にある正規代理店▼

​合同会社リベルタジャパン

正規代理店一覧はコチラ

5位 1,000万円の盗難補償付き!?KASSE』

KASSE

画像参照:KASSE公式サイト

KASSE HK-1000は通称「KASSE(カッセ)」といわれるUSB型ハードウェアウォレット。韓国のHyundaiPay社が開発・販売しています。

KASSEの日本語版ページにある商品紹介によれば、盗難にあった際に1,000万円まで保証する仕組みを準備中とのこと。ほかに盗難補償があるハードウェアウォレットは、今回紹介した機種のなかにはありませんでした。ただしオプションサービスに含まれるそうなので、有料サービスになるかもしれません。また、保証があるからといって粗末に扱わないようにしましょう。

価格

15,800-

対応仮想通貨

11 + ERC20トークン(ABC順)
Bitcoin(BTC)、Bitcoin Cash(BCH)、Bitcoin Gold(BTG)、Dash(DASH)、Ethereum(ETH)、Ethereum Classic(ETC)、HDAC、Litecoin(LTC)、Qtum(QTUM)、Ripple(XRP)、Zcash(ZEC)、ERC20トークン

▼最新情報はコチラから▼
正規代理店 現代ペイ 株式会社ホームページ

特徴的なセキュリティ

KASSEには特徴的なセキュリティはありませんが、アメリカ、EU、フランスの安心と信頼を認定する認証を取得済みとのことです。

KASSE_certificate

画像参照:正規代理店 現代ペイ 株式会社ホームページ

使い方

下の動画はKASSEPINコードの設定方法です。KASSEはハングル文字表記なので、動画と照らし合わせながら間違えないように操作しましょう。

 

 

KASSEの公式サイトでは、ほかの使い方動画も公開しています。ぜひチェックしてみてください。

購入先

▼日本にある正規代理店▼

現代ペイ 株式会社

6位 大きなディスプレイの『Keepkey』

keepkey

画像参照:Keepkey公式サイト

Keepkey(キープキー)は大きなディスプレイが特徴的なUSB型ハードウェアウォレット。今回紹介したUSB型ハードウェアウォレットのなかでは最も大きいサイズです。

Keepkeyはディスプレイが見やすいというメリットはありますが、公式サイトや販売サイトが日本語に未対応というデメリットがあります。取り扱い説明書も日本語版がありませんが、検索すれば日本の一般ユーザーが使い方をまとめたWebページを見つけられるでしょう。

価格

本体価格:129USD14,190円)
送料:東京の場合27.10USD2,981円)
※1USD=110円と仮定しています

対応仮想通貨

6 + ERC20トークン(ABC順)
Bitcoin(BTC)、Bitcoin Cash(BCH)、Ethereum(ETH)、Dash(DASH)、Dogecoin (DOGE)、Litecoin(LTC)、ERC20トークン

▼最新情報はコチラから▼
Keepkey公式サイト

特徴的なセキュリティ

KeepkeyはTrezorと同様にPINコードシャッフル機能を装備。コード入力時にハッキングなどでパソコンの画面を見られていたとしてもナンバーが流出しません。

使い方

下の動画は公式サイトで公開されているKeepkeyの初期設定の動画です。Keepkeyは公式サイトや取り扱い説明書が日本語に対応していないので、動画を参考にするとわかりやすいのではないでしょうか。

コチラのページでは、Keepkeyが公開しているさまざまな操作方法の動画を確認することができますよ。

購入先

3. ハードウェアウォレットの注意点

ハードウェアウォレットは大切な資産を守るためのデバイスです。購入前・使用時の注意点をしっかりと把握し、安全に使いましょう。

3-1. 絶対に中古品は買わない・使わない

ハードウェアウォレットは絶対に中古品を買ってはなりません。誰かが一度でも使用した、または開封した形跡があるものには、不正プログラムが仕込まれている危険性があるからです。PINコードやリカバリーフレーズをハッキングされ、仮想通貨を盗まれるリスクが高まります。

フリマアプリを運営する『メルカリ』でも、ハードウェアウォレットの出品を禁止。仮想通貨の盗難リスクに加え、出品者に対しても意図せずにトラブルに巻き込まれる危険性があるため禁止にしたようです。
メルカリの出品禁止リスト

以下の項目のうち、1つでも当てはまるハードウェアウォレットは使わないようにしましょう。

使ってはいけないハードウェアウォレット
  • 中古品
  • 開封した形跡がある
  • 初期設定が済んでいる
  • PINコードが指定されている

3-2. 公式か正規代理店で購入する

ハードウェアウォレットは公式サイトか正規代理店で購入しましょう。信用できない販売者から購入すると、上と同じように不正プログラムを仕込まれている危険性があるからです。正規代理店は公式サイトで確認できます。今回取り上げた6つのハードウェアウォレットでも、すべての公式サイトで代理店情報を掲載していました。

「公式よりも安く手に入る」「購入手続きが簡単」といった理由で販売元が不明確なところから買うと、安全性が確保できません。資産を守れなくなる可能性があるのです。仮想通貨を安全に保管するためのハードウェアウォレットですから、購入元も信頼できるところを選びましょう。

3-3. 対応仮想通貨を確認する

ハードウェアウォレットを購入する前には、自分が保管したい仮想通貨に対応しているか確認しましょう。未対応のコインは保管できません。購入前には公式サイトから対応通貨の最新情報をチェックしましょう。

3-4. 人前で使わない

ハードウェアウォレットは人前で使わないほうがよいでしょう。たとえばリカバリーフレーズを書きとめているところを盗み見ていた人がいれば、ハードウェアウォレットを復元されてしまいます。そうなればウォレット内にある資産の抜き取りも簡単。また手元の動きや画面からPINコードがわかれば、端末を盗んだり隠れて操作したりするだけで仮想通貨を不正に送金できるようになります。

PINコードやリカバリーフレーズは人に見られてはいけません。人前で使うことによって仮想通貨を盗難されるリスクが高まるのです。ハードウェアウォレットは周囲に誰もいない私用スペースで扱いましょう。

使用時の注意点
  • リカバリーフレーズは人目に付かないところでメモ&保管する
  • PINコードの入力時は周囲に人がいないことを確認する

4. ハードウェアウォレットの一般的な使い方

多くのハードウェアウォレットに共通する、大まかな使い方を紹介していきます。使用方法は機種によっても異なるので、詳細は端末購入時に同封されている取り扱い説明書をご覧ください。

4-1. 最重要作業の初期設定

ハードウェアウォレットを手に入れたら、まず初めに初期設定を行います。PINコードの設定やリカバリーフレーズの書きとめを行うため、ハードウェアウォレットを使う上での最重要作業といえるでしょう。一般的な初期設定の方法は以下の通りです。

①パソコンに接続

USB型ハードウェアウォレットでは、USBケーブルを使ってパソコンに接続するものが多い傾向。本体を購入した時に付属されている専用ケーブルを使ってパソコンに接続してください。

②PINコードを設定

PINコードは銀行口座でいえば暗証番号のようなもの。ハードウェアウォレットの起動や送金時に使用するパスコードです。誕生日やゾロ目といった数字は覚えやすいですが、端末を盗難された時に解除されやすいので避けましょう。

③リカバリーフレーズを書きとめる

リカバリーフレーズとは、端末が故障や紛失時にウォレットを復元するためのパスワードです。1224程度の語句がランダムで表示されるので、正確にメモを取って大切に保管しましょう。転載ミスには十分気をつけてください。1文字でも間違えると復元できなくなります。

4-2. 通常の送金と同じ!仮想通貨の保管方法

ハードウェアウォレットへ仮想通貨を保管するやり方は、通常の送金方法と大差ありません。初期設定が済んだら送金できるようになります。

①パソコンにアプリをダウンロードして同期

利用するハードウェアウォレットに対応しているアプリを、パソコンへダウンロードして本体と同期します。機種ごとに対応するOSが異なるケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

②アドレスを読み取る

アプリに表示されるハードウェアウォレットのアドレスを、送金元のウォレットで読み取ります。QRコードの読み取りかコピー&ペースト機能を使って、入力ミスが起きないようにしましょう。

③金額を入力し送金

アドレスを読み込んだら、あとの作業は通常の送金方法と同じ。送りたい金額を指定し、送金するだけで完了です。

4-3. 2つのデバイスを使ってコインを取り出す

ハードウェアウォレットに保管している仮想通貨の取り出すには、パソコンとハードウェアウォレットの2つのデバイスを操作します。主なやり方は以下の通り。

①アプリから送金指示を出す

パソコンにインストールしているアプリから送金指示を出します。通常の送金と同じように、送金先のアドレスと金額、手数料を入力しましょう。

②ハードウェアウォレットから送金を実行する

アプリからハードウェアウォレットへ送金指示が届き、本体のディスプレイに内容が表示されます。内容を確認し間違いがなければ、本体から実行指示を出しましょう。これで送金が開始されます。

5. 故障した時の対処法

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ハードウェアウォレットを使っていて不具合が生じても、まずは落ち着いてください。万が一壊れていたとしても復元できるので、中にある資産を取り出せなくなる心配はありません。安心してくださいね。

5章ではハードウェアウォレットが故障した時の対処法をケース別で紹介していきます。

5-1. フリーズした時に行う2つの対処法

ハードウェアウォレットや使用するアプリがフリーズした時の対処法は以下の通りです。

ハードウェアウォレットを抜き、パソコンを再起動

不具合を感じた時にまずチャレンジしてほしい対処法がパソコンの再起動。USBで接続しているハードウェアウォレットを外し、パソコンを再起動してください。

アプリとハードウェアウォレットで開いている仮想通貨が同じか確認

ハードウェアウォレットで選択している仮想通貨とアプリで開いている仮想通貨が異なると、接続がうまく進まない、フリーズしてしまうといったケースがあります。本体とアプリで選択している仮想通貨の種類が同じかチェックして、再チャレンジしてみてください。

5-2. アプリが起動しない時は他アプリを閉じる

アプリが起動しない原因で多いのが、ほかのアプリを同時に開いているケースです。ハードウェアウォレットのアプリを開く際は、ほかのアプリは閉じておきましょう。

5-3. 完全に故障したor失くした時は復元

ハードウェアウォレットの本体が故障した、または失くした場合でも安心してください。仮想通貨が取り出せなくなるわけではありません。

リカバリーフレーズで復元

ハードウェアウォレットは、初期設定時にメモを取ったリカバリーフレーズがあれば復元できます。

またリカバリーフレーズがあれば、ほかの種類のハードウェアウォレットでも復元可能。万が一販売元の企業が倒産し再購入が困難になったとしても、互換性のある機種を使えば復元できます。たとえばこの記事で紹介したLedger Nano STrezorは互換性がある機種です。互換性の有無がわからず不安がある方は、念のため同じ機種を購入したほうがよいでしょう。

購入後にすぐ壊れたら交換してもらえる

購入後にすぐ故障した場合は、もとから本体に不具合があった可能性があります。販売元に連絡すると新品と交換してもらえるかもしれません。ただし販売店や機種によって保証期間が異なる可能性もあります。

まとめ

仮想通貨を安全に保管するためのハードウェアウォレットについて解説してきました。いかがでしたか?

  • ハードウェアウォレットとはコールドウォレットの一種で、安全性が高いウォレット
  • ハードウェアウォレットでは、仮想通貨でなく秘密鍵が暗号化したものを保管できる
  • 公式か正規販売店で購入する
  • 対応仮想通貨は機種ごとに異なる
  • PINコードやリカバリーフレーズは人に見られてはならない
  • リカバリーフレーズがあればハードウェアウォレットを復元できる

コチラの記事では、ハードウェアウォレットと同じコールドウォレットの一種である「ペーパーウォレット」について詳しく解説しています。ビットコインのペーパーウォレットを無料で作成する方法がわかりますよ。ぜひチェックを!