
ビットコインをはじめとする「仮想通貨」。コインの利用や保有には、どのような魅力があるのでしょうか? そこで仮想通貨のメリット・デメリットをまとめました。初心者にもわかりやすい仮想通貨の種類と特徴、取引所の選び方、安全な購入方法も紹介します。
目次
1. 支払いや送金面のメリット
仮想通貨と共に送る生活には、“楽” が満載。支払いや送金をする時の、手間やコストを減らせます。アナタの生活がもっと豊かになるかもしれない、仮想通貨のメリットを紹介していきます。
1-1. 財布を持ち歩く習慣とサラバ
買い物をする時、電子マネーやクレジットカードを利用する人が増えているのではないでしょうか?会計にかかる時間が短くなり、スムーズに支払えます。しかし電子マネーには、
- 現金以外のチャージ方法は、指定のクレジットカードのみ
- 海外で利用できるものが少ない
という点から、結局は現金を持ち歩かなくてはならないというケースがあります。
またクレジットカードの、
- 請求が来るまでに時間がかかる
- 上限額を超える高額支払いができない
といった点に、使いづらさを感じている人もいるのではないでしょうか?
一方の仮想通貨はスマートフォンひとつで、支払いもチャージもできます。海外で使う時は、クレジットカードのように余計な手数料はかかりません。
将来的には仮想通貨が、キャッシュカード、クレジットカード、ICカードの機能を備え、スマートフォンに一元化する時代が来る可能性も。財布を持ち歩く習慣とサラバできるかもしれませんね。
仮想通貨を使った会計は、以下のような手順で行います。
- 店員に仮想通貨で支払う旨を伝える
- 店から表示されたQRコードを、専用アプリの送金メニューから読み取る
- 請求金額が表示されるので実行ボタンを押す
- 支払い完了の知らせが出たらOK!
かばんの中身をスッキリさせて、身軽にショッピングを楽しみましょう!
1-2. 海外へ行っても両替いらず
日本では「円」、アメリカでは「ドル」、中国では「人民元」というように、それぞれの国には法定通貨があります。多くの日本人は日本が発行する「円」を利用して生活しているのではないでしょうか?
しかし海外へ行く時はふだん利用している「円」を、訪問国の法定通貨に両替しなければなりません。両替手数料の安いところを調べる、両替所を探して歩き回るといった行為に一苦労。まめに財布のなかの残金をチェックし、足りなくなりそうなら両替所へ行く手間がかかります。
また海外でクレジットカードを利用する時は、事務手数料と為替手数料がかかります。国内と同じように利用すると、請求が届いた時に予想外に高くてビックリすることも。正式な請求額がわかるまで、不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
仮想通貨なら、そのような苦労や不安とは無縁。なぜならビットコインをはじめとする仮想通貨は、国境を越えても国内と同じように使えるから。
発行国が存在しない世界共通の通貨なので、海外へ行っても両替する必要がありません。両替所に立ち寄る手間を省け、手数料の節約にもなりますね。
海外旅行が好きな方、海外出張が多い方には便利な通貨になるのではないでしょうか。
1-3. “早い” “安い” “楽” な送金
仮想通貨は送金手数料が少なく、受け取り相手の元へ数秒~数十分で振り込まれるといわれています。その力が大いに発揮されるのは、海外送金をする時。
仮想通貨のビットコインとメガバンクといわれる某銀行の違いを、以下の表にまとめました。
ビットコイン | 某メガバンク | |
送金手数料 | 1円以下~数百円(※) | 2,500円~5,500円 日本円で送金する場合、さらに最低2,500円 |
所用時間 | 10分~ | 1日~1週間程度の見込み 公式ホームページでのアナウンスはなし |
受付時間 | 24時間、365日いつでも可能 | 平日9:00~18:00 |
送金方法 | 手持ちの端末から送金 | 銀行の窓口で手続き |
必要なもの | 送金先のビットコインアドレス |
|
(※)送金手数料の相場は日により変動します。
上の表からわかるように、仮想通貨の海外送金は比較的安く短時間で行うことができます。必要なものはスマートフォンやパソコンなどの端末と、送金先のビットコインアドレス。仮想通貨を使えば、早くて安く、手軽な送金が可能です。
過去には仮想通貨の取引所からビットコインを送金する時に、手数料が2,000円を超えたケースもありました。急激に手数料が高くなった理由は、ビットコインのネットワークに未処理の送金依頼が溜まり混雑が起きたため。混雑すると送金処理に時間がかかり、送金をサポートする取引所に利用者からクレームが入ります。そのため取引所は一時的に送金手数料を上げることで送金者を減らし、回線混雑の緩和を図りました。送金手数料が一時的に上がったビットコインですが、一時のネットワークの混雑も緩和し2018年5月18日現在は2017年初頭の価格まで落ち着きを取り戻しました。
仮想通貨なら世界のどこにいても、昼夜を問わず送金できます。急な用立てや取引があっても、時間や手間にとらわれずスムーズに済ませられるでしょう。
2. 今後期待できるメリット
これから仮想通貨に期待できる点を紹介します。
2-1. 消費者と店側がWin-Win
仮想通貨で支払いを済ませられる店舗が、今後さらに増えるのではないかと予想されています。その理由は仮想通貨の支払いシステムを導入する、店側へのメリットが大きいから。
仮想通貨とクレジットカードの、店側目線での比較をしました。
仮想通貨 | クレジットカード | |
必要な端末 | パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末 | 専用のカードリーダーやレジ |
決済手数料 | 0~1% | 決済額の3~5% 業種によっては10%かかることも |
売り上げの入金日 | 利用客が支払い手続きをした日 | 月1~2回にまとめて振り込み |
このように仮想通貨の決済は、クレジットカードと比較した場合、
- 専用の読み取り機器が必要ないため、導入コストを抑えられる
- 店が負担する決済手数料が比較的安い
- 売上の入金サイクルが短い
といったメリットがあります。ほかにも、外国人観光客の利用が増える期待もできます。2020年に開催される東京オリンピックに向けて、外国人の来日が増える見込み。さまざまな国から訪れる観光客に、両替不要で会計ができる仮想通貨決済を導入すれば、利用客が増えるかもしれません。
仮想通貨のシステム導入によって、店に少ない負担で利用客の増加が期待できるメリットがあるんです。負担を抑えられれば、利用客にもっとサービスを提供できるかも。そうなれば消費者にもありがたいですね。
仮想通貨で支払える店が増えれば、コインユーザーは利用する店舗の選択肢が増えます。消費者と店側がWin-Winな支払い方法といえるのではないでしょうか。
3. 投資面でのメリット
アナタは「億り人(おくりびと)」という言葉を知っていますか?仮想通貨で億単位の儲けを出した人の呼称です。
仮想通貨を持てば、「数万円で購入した仮想通貨が、しばらく放置しただけで億単位に……! 」なんてビックドリームも実現するかも。アナタも「億り人」を目指せるのでは?
3-1. さらに値上がりする見込み
2017年は「仮想通貨元年」といわれるほど、爆発的な人気が出た仮想通貨。株やFXと同様、需要が増えればレートが上昇します。
2009年に誕生した仮想通貨のビットコインは、初めて取引が行われてから一時約700万倍以上に値上がりしたとか。700万倍と聞いても、一見どれほどの上昇率か想像しづらいかもしれません。どのくらい上がったかわかりやすい、有名なビットコインヒストリーをひとつ紹介します。
2010年に初めてビットコインで支払いをした人は、ピザ2枚を10,000BTC(※)で購入しました。当時のレートは、1ビットコインで約0.28円。そして2017年12月、1BTCの価格は約200万円まで上がりました。10,000ビットコインだと、200億円ほどの価値ということに。10,000BTCを受け取った人が2017年12月に売却すれば200億円の儲け。まさに “億り人” というわけです。
(※)BTCとはビットコインの単位のようなもの。
このようにビットコインは数年で大変な値上がりをしました。一例として仮想通貨の代表格であるビットコインをあげましたが、ほかの仮想通貨も今後さらに上がる見込みがあるといわれています。レートが上がりそうな仮想通貨を買って数年放置しておけば、利益が生まれているかもしれませんね。
アナタが “億り人” になる可能性もあるのでは?
3-2. 好きなタイミングで売買できる
投資経験がある人は知っていると思われますが、株やFXは取引きできる時間が限られています。日本株取引は株式市場が開いている、平日9:00~11:30と12:30~15:00の取引。FXは24時間取引可能ですが、金融市場が休みの日は利用できません。
一方の仮想通貨は特定の機関が管理しているわけではないので、取引が365日、24時間いつでも可能。自分のタイミングで、ライフスタイルに合わせた売買ができます。
投資家のなかには数分間という短い間隔で売買を繰り返し、利益を得ている人もいます。取引できない時間がないため、短時間で取引するデイトレーダーには便利な投資対象だとか。しかし集中しすぎて、睡眠不足になるケースもあるようです。
仮想通貨で投資家ライフを始めても、夢中になりすぎず定期的に休みを取ってくださいね。
3-3. 資産を分けてリスク回避
自分の持っている資産を仮想通貨と法定通貨に分けることで、金融危機が起きた時のリスク回避ができます。 “金(ゴールド)に近い性質” といえば、わかりやすいでしょうか。
仮想通貨は金と同じく、価値が世界共通。たとえ急激な円安が起きても、仮想通貨に換えた資産には影響がありません。
災害など国に被害が起きた時、法定通貨の価値は激しく変動するといわれています。もし大変な出来事が起きたあと、円安になり貯金の価値が下がったらダブルショックですよね。
一部の資産を仮想通貨に換えておくことで、そうしたリスクから財産を守れます。いつ起きるかわからないアクシデントに備えて、資産を分散しておくのもよいのではないでしょうか。
4. 仮想通貨のデメリット
これまで仮想通貨の魅力やメリットを紹介しましたが、デメリットがないわけではありません。仮想通貨を保有する際に、気をつけなければならない注意点を紹介します。
4-1. 価値の感覚がつかみづらい
皆さんは0.001BTCが、日本円でいくらか想像がつきますか?仮想通貨で支払いをしたことがない人は、ピンとこないのではないでしょうか。2018年5月18日現在、0.001BTCは日本円で約1,000円の価値があります。しかも一日のうちでも価格変動があるので、価値の感覚に慣れるまでは苦戦を要するかも。
そこで便利なツールを紹介します。その名は「通貨コンバータ」!
通貨コンバータはビットコインだけでなく、さまざまな仮想通貨をリアルタイムのレートで計算し、世界の主要通貨の表記に変えてくれます。まだコインを持っていなくても、空き時間に好きな金額を入力して現在の価値をチェックしてみては? 慣れてくれば仮想通貨の単位のままでも、価値がパッとわかるようになるかもしれません。
また仮想通貨の財布の役割を担う「ウォレット」で、コインを日本円で表示できるアプリも。現状はすべてのウォレットアプリにある機能ではありませんが、今後標準装備されるといわれています。
4-2. 初心者が大金をつぎ込むのはNG
仮想通貨は上がる見込みがあるといわれても、“絶対” という保証はありません。
株やFXで投資に慣れている人は、売買に適したタイミングを見分ける “嗅覚” があるでしょう。しかし経験のない初心者が、投資目的で大金をつぎ込むと大損してしまう恐れも……! まだ価格が安定しておらず、乱高下があるからです。買い時・売り時をかぎ分けられるようになるまでは、高額の取引は控えましょう。
仮想通貨は1,000円台といった、小額購入もできます。失敗しても痛くない程度の投資からスタートするほうが安全です。
4-3. 紛失や盗難があっても保障ナシ!?
銀行ではキャッシュカードや通帳をなくしても、本人確認ができれば再発行をしてもらえるので、預けていた資産が使えなくなる心配はありません。
しかし仮想通貨の場合、パスワードや「秘密鍵」という文字列の情報をなくすと、ウォレットに入れているコインが使えなくなる可能性があります。
また不正アクセスによって、知らないうちにウォレット内のコインを送金されていた場合も同様。一度盗まれたコインは、保有者のもとに戻ってくるケースはほぼないでしょう。
以前仮想通貨を取り上げたテレビ番組で、ある男性の秘密鍵が映ってしまいコインが盗まれるという事件がありました。そのような被害に遭わないためにも、コインを保有する時は不正アクセスやハッキングの対策をしなければなりません。
まとまった額の仮想通貨は、
- ハッキングされないよう、オフラインの媒体にコインを保管する
- 秘密鍵やパスワードを紙に書きとめ、人に見られない場所に保管する
といった方法で管理するとよいでしょう。なくさない・盗まれないような保管方法で、自分の資産を守ってください。
5. 自分に合った仮想通貨や取引所を選ぼう!
5-1. 注目度の高い仮想通貨ベスト3!
仮想通貨で知名度が高いといえば「ビットコイン」でしょう。ほかにもイーサリアムやXRP(通称:リップル)といった、ビットコインのプログラムを改良して生まれた「オルトコイン(アルトコイン)」。
仮想通貨は、流通量が低いものを合わせると1,000種以上といわれています。なかには信頼性の疑わしい仮想通貨も……。購入するコインを選ぶ時は、それぞれの特徴を見て信頼できる仮想通貨を選びましょう。
2018年5月18日現在、時価総額や注目度が高いといわれている仮想通貨のベスト3を紹介していきます。
★第1位 ビットコイン★
言わずと知れた仮想通貨の代表格。単位は「BTC」で、現在1BTCあたりのレートは約90万円です。
最小購入価格は取引所によって異なりますが、1円分のビットコインから買えるところも。
日本でも会計できる店舗が広がっているという特徴があります。
★第2位 イーサリアム★
通貨の単位は「ETH」、現在のレートは1 ETHあたり約74,000円です。
イーサリアムの特徴である「スマートコントラクト」という仕組み。このコインは仮想通貨で使われる「ブロックチェーン」という技術に、取引の条件を書き込めます。
たとえば「○月○日までに送金する」「Aさんから商品が届いたら、Bさんはコインで支払う」など。約束が完了しない限り、コインの送金が完了しません。スマートコントラクトが普及すれば、契約書にサインを書く、ハンコを押すといった手間がなくなるかも。
★第3位 XRP★
XRPの最大の特徴といえば、いち企業がシステムの主体を担っているということ。
ビットコインやイーサリアムは、特定の管理者が存在しないので「非中央集権」と呼ばれています。一方XRPは、「Ripple Labs, Inc.」がネットワークのほとんど管理しているため「中央集権」と主張する人も。
XRPは多種あるコインと比べ、送金スピードが速く手数料が低いといわれています。スムーズな取引ができるでしょう。
単位は「XRP」、現在のレートは1 XRPあたり約75円です。
5-2. 信頼できる取引所と取り扱うコイン
仮想通貨交換所(通称:取引所)では、コインの購入や売買のマッチングを行っています。
投資を始めるにあたって、取引所選びは重要。大切な資産を取引するため、信頼できる業者を見極めなければなりません。
では初心者はどのような視点で、信頼できる取引所を判断すればよいのでしょうか?それは「金融庁への登録が済んでいるか」で確認できます。
2018年10月時点で、金融庁に登録されている取引所で扱うコインは以下の通り。
- 取り扱い仮想通貨一覧(表1)
- 取り扱いトークン一覧(表2)
表1:取り扱い仮想通貨一覧
| 仮想通貨の名称 | 単位 |
ビットコイン | BTC | |
イーサリアム | ETH | |
![]() | エックスアールピー(ザープ) | XRP |
ライトコイン | LTC | |
![]() | ビットコインキャッシュ | BCHまたはBCC |
イーサリアムクラシック | ETC | |
ネム(ゼム) | XEM | |
モナコイン | MONA | |
![]() | リスク | LSK |
カウンターパーティー | XCP |
表2:取り扱いトークン一覧
トークンの名称 | 単位 |
キャッシュ | QASH |
フィスココイン | FSCC |
ネクスコイン | NCXC |
カイカコイン | CICC |
ザイフ | ZAIF |
ビットクリスタル | BCY |
ストレージコインエックス | SJCX |
ぺぺキャッシュ | PEPECASH |
ゼン | Zen |
コムサ | CMS |
トークンとは仮想通貨の一種で、企業が資金調達のために発行するオリジナルコイン。株を使って資金調達をするのは “IPO” 、株の代わりにトークンを使うことを “ICO” といいます。
次に2018年10月時点で金融庁に登録済みの取引所と、取り扱うコインの種類を紹介します。
- 取引所と取り扱い仮想通貨一覧(表3)
- 取引所と取り扱いトークン一覧(表4)
表3:取引所と取り扱い仮想通貨一覧
サービス名 | 仮想通貨交換業者 | 取り扱いコイン |
(開始準備中) | 株式会社マネーパートナーズ | |
QUOINE株式会社 | ||
株式会社bitFlyer | ||
ビットバンク株式会社 | ||
SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社 | ||
GMOコイン株式会社 | ||
ビットトレード株式会社 | ||
BTCボックス株式会社 | ||
株式会社ビットポイントジャパン | ||
株式会社DMM Bitcoin | ||
(再開準備中) | 株式会社ビットアルゴ取引所東京 | |
Bitgate株式会社 | ||
株式会社BITOCEAN | ||
株式会社フィスコ仮想通貨取引所 | ||
テックビューロ株式会社(※) | ||
Xtheta(開始準備中) | 株式会社Xtheta |
表4:取引所と取り扱いトークン一覧
サービス名 | 仮想通貨交換業者 | 取り扱いコイン |
Liquid by Quoine | QUOINE株式会社 | キャッシュ |
フィスコ仮想通貨取引所 | 株式会社フィスコ仮想通貨取引所 | フィスココイン、ネクスコイン、カイカコイン |
Zaif | テックビューロ株式会社(※) | ザイフ、ビットクリスタル、ストレージコインエック ス、ぺぺキャッシュ、フィスココイン、カイカコイン、ネクスコイン、ゼン、コムサ |
(※)2018年10月10日付でZaifはテックビューロ株式会社から株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ事業譲渡されました。
金融庁へ登録済の業者は、国から「資金決済法上の定義に該当する」と確認をもらっています。少なくとも怪しい取引所ではないということ。
海外の取引所を利用する人もいますが、初心者は国内の取引所からスタートするほうが安全。金融庁の「仮想通貨交換業者登録一覧」を確認し、信頼できる取引所を利用しましょう。
取り扱うコインの種類は、取引所によってさまざま。ほかにも購入時の手数料やインターフェイスの違いがあります。申し込む際はそれぞれのカラーをじっくり見比べ、自分にあった取引所を選びましょう。
6. ビギナー必見! コインの安全な購入方法
購入したいコインや利用したい取引所が決まったら、そこは仮想通貨ライフのスタートライン。小額からでも購入できるので、気軽に始められますよ!
安全といわれる購入方法は、取引所を利用すること。最もオーソドックスな買い方です。細かな購入方法は取引所によって異なりますが、大まかな流れは以下の通り。
- 取引所の公式ホームページやアプリから新規アカウントを作成し口座開設
- メールアドレスを登録
- 運転免許証やパスポートといった顔写真入り身分証明書の写真を送信
- 本人確認用のはがきで到着するまで待機(簡易書留で送られてきます)
- はがきを受け取ったことを取引所が確認し、本人確認が完了
- アカウントにログインし、買いたい金額を入金
- 購入完了
口座開設から本人確認が完了するまでは、1週間ほどかかるケースも。コインの買い時を見逃さないように、早めに開設をしておきたいところです。
仮想通貨ビギナーは、安全で一般的といわれる取引所経由でのコイン購入を検討してみては?
まとめ
仮想通貨のメリットやデメリット、コインや取引所の種類や特徴を紹介してきました。いかがでしたか?
仮想通貨のメリットには、
- スマートフォンで支払いやチャージができるので、財布を持ち歩く必要がなくなる
- 送金にかかるコストを抑えられ手間も少ないためラクチン
- 世界共通の通貨だから、海外へ行っても両替せずに使える
- 値上がる可能性があるので投資対象になる
- 365日、24時間、自分のライフスタイルに合わせて取引できる
- 仮想通貨と法定通貨に資産を分けることで、円安が起きても被害を抑えられる
といった点がありました。
デメリットとしては、
- 慣れるまでビットコイン単位の価値の感覚が分かりにくい
- まだ価格が安定しておらず乱高下の恐れがある
- ハッキング対策をした管理をしなければならない
という点が挙げられます。メリット・デメリットをしっかり理解して、アナタにあった仮想通貨ライフを始めましょう。
仮想通貨アイコンは下記を元に縮小して使用しました。各ライセンスは下記をご参照ください。
Bitcoin https://github.com/bitcoin/bitcoin/
Ethereum https://github.com/ethereum/go-ethereum/
Litecoin https://github.com/litecoin-project/litecoin/
MonaCoin https://github.com/monacoinproject/monacoin/
NEM https://github.com/NemProject/NanoWallet/
Lisk https://github.com/LiskHQ/lisk
Counterparty https://github.com/CounterpartyXCP/counterwallet/
EthereumClassic https://github.com/ethereumproject/emerald-wallet/
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