【解説】仮想通貨のプレセール(ICO)とはトークンの先行販売のこと!

仮想通貨のICO投資で、2017年の仮想通貨市場の好調に引っ張られて大きく儲けた方は存在します。

ICO投資には、いち早くトークンの先行販売を行う「プレセール」というフェーズがあり、ICOより安く購入できたり特典を貰えたりなど良い面があります。

しかしながら、仮想通貨のプレセール投資というのは、非常にリスクが高く危険性も伴う投資方法です。その理由として仮想通貨自体が誕生して間もなく、規制が不十分であることが挙げられます。

今回はそのようなリスクを指摘しつつ、適切な仮想通貨のプレセールでの投資方法を紹介していきたいと思います。

1. プレセールとはトークンの先行販売のこと

プレセールとは、ICOを行う個人や企業、プロジェクトがトークンを投資家に向けて公に販売すること(クラウドセール)の事前段階として行われます。

プレセールは必ず行われるものではなく、行う際は公式サイトなどで一部に宣伝して購入者を募り販売をします。

トークンセールよりも安く購入できたり特典付きのものもあり、価格上昇した場合一攫千金のチャンスがあることから、注目されているトークンだとすぐに先行販売が終了してしまう場合もあるほど。

一方詐欺の手法として用いられる場合もありリスクが非常に高い投資方法でもあります。

トークンとは?

イーサリアムプラットフォーム上などで簡易的に発行された仮想通貨をトークンと呼びます。
企業が、仮想通貨を使用したプロジェクトを始めたい場合、代表的な仮想通貨のひとつであるイーサリアムのプラットフォームを使用することで、仮想通貨に代わるトークンの発行やプロジェクトの開発を簡単に行うことができます。
そのため、多くのプロジェクト(70%)がイーサリアムプラットフォームを使用して、トークンを発行しています。

2. プレセールのリスク

プレセールは、仮想通貨への投資の中でも特に危険性が高い投資方法で、そのリスクの高さは投資した後にプロジェクトが破綻し、資金を全く回収できなくなってしまうケースも珍しくない程です。

なので、プレセールのリスクをしっかり学び、リスクマネジメントを行った上で投資を決めることを推奨します。

2-1. ICOの中でもプレセールのリスクは高い

ICOに関して、明確な法的位置づけがなされている国は少なく、投資家保護も十分になされていません。

さらに、その中でもプレセールは計画の初期段階であり、様々なリスクを抱え危険度が高く、投資を行う場合は注意や見極めが必要になります。

例えば、投資したのに計画通り開発が進行しなかったり、途中で破綻し運営が資産を持ち逃げたするなどのケースがあります。

詐欺事例

ディールコイン…中東10か国で使用することを目的に開発されたが、実際にはHTMLのデータしかありませんでした。公式サイトは閉鎖、運営チームも逃亡で、100億円ほどが行方不明になりました。

セントラICO2500万ドル以上を調達し、大手取引所バイナンスにも上場していました。創業者のひとりが逮捕されるなど、開発のずさんさが明らかになっています。

2-2. ICO自体が抱えるリスクとは

 

規制の不十分さ

2017年4月より金融庁が国内改正資金決済法により、金融庁の登録がないと国内でICOの資金調達を行うのは違法行為となっています。海外で販売する分には問題ないのですが、国によっては規制が不十分であることが多く、上記の詐欺例のように、騙されてしまうリスクは十分あります。

計画がとん挫する可能性もある

開発者が一生懸命開発をしたとしても、失敗する場合もあります。

3. プレセールを選ぶときはここに気を付けて!

それでもプレセールの情報を探すなら、大切なのは自分がしっかり勉強をすること。こちらの章ではプレセール情報を選ぶ際に気を付けるべきポイントを解説します。

3-1. 詐欺案件を選ばないためのポイント

評価が低い案件は選ばない

ICO Countdownbit lifeなどを見比べてみて、削除されていたり評価が著しく低いなどは注意すべきポイントのひとつとなります。

サイトがチープなプロジェクトはだめ

プロジェクト、ホワイトペーパー、サイトの質などからも判断することは可能です。良いプロジェクトは総じてプロジェクトの内容以外のこと(デザインやユーザーインターフェースなど)にも力を入れています。

3-2. 投資先を決める判断材料

ICO案件の公式サイト

ICOの際には史上最高額の調達額を記録し、大手取引所発信のプロジェクトであり、最近にはそのプラットフォームへの移行が開始されるなど、順調に開発と利用が進んでいる「Qash」を取り上げます。

公式ホームページ https://www.liquid.com/

公式ホームページは、ホワイトペーパーの内容を簡易化して、イラストを挿入するなどして、わかりやすく説明しているので、概要の理解に非常に適します。

SNSをチェック

SNSには、facebooktwitterinstagramredditMediumなど様々です。最近では、twitterからICOのプレセール等の実施を報告するケースも多くなっているようです。

ホワイトペーパーでプロジェクト詳細をチェック

ホワイトペーパーとは、簡単にいうと報告書のこと。仮想通貨やICOのホワイトペーパーは、株式でいう「目論見書」に相当します。

技術面について詳しく英語で記載されており、深く理解する際に役立ちます。プロジェクトを開始した経緯や背景、どういった技術を利用しているのか、ロードマップなど参考になる部分は多いです。

先ほどのQashの例を挙げると、こちらがQashのホワイトペーパーです。

誰が開発者なのかをチェック

大手企業や取引所発信であったり、開発者がイーサリアム関連の著名な人だったりが基準になるでしょう。今後の評判などもあるでしょうし、詐欺などにより業界の信頼を失うことは難しいと考えられます。

PDF翻訳サイトが便利!
こちらのページでは英語のpdfを日本語に自動変換する機能があり、英語が苦手という方に非常に便利です。

4. ICOの紹介サイト3選と活用方法

こちらの章ではおすすめのICO案件の公開サイトの紹介とその特徴を挙げます。

4-1. ICOを紹介しているサイト3選

bit life

初心者向けのサイトでおすすめなのはこちらのサイトです。

ICO評価」というサイト独自の判断で、ICOプロジェクトが評価されています。数多くあるICOのどれを選んだらいいかわからなくなることも多いでしょう。レートを基準にすれば絞ることができます。

また、bitlifeには、「ICOニュース」というものがあり、これでプロジェクトの詳しい説明やICOに関する注意やコツを知ることができ、情報収集という面でも便利でしょう。

Coin Jinja

Coin jinjaは、プロジェクトの概要を要約した説明があり、一目でどういったプロジェクトかわかります。業界で絞ることもでき、医療や金融など自分の好みに合ったプロジェクトを簡単に見つけられるでしょう。

ICO Countdown

ピンクで囲った部分にサイトが危険と判断したプロジェクトが並んでいます。削除理由も詳しく記載されているので、どういった案件が危険なのか学ぶことができるのがメリットです。

トップページをスクロールすると、上記のようにプレセールが近いICO案件がタイムウォッチとともに視覚的に確認することができます。黄色い枠の中がタイムウォッチ。プレセールまであと何日かわかりますね。

4-2. ICO選定サイトは複数使って参考にしよう!

初心者向けのプレセール投資では、日本語で紹介されていて、評価基準も参考にできる「bit life」を活用するのがよいでしょう。

補足的な使い方として、投資に慎重な方はICO Countdownの削除リストを参考にしたり、業界で判断したい場合はCoin jinjaを利用するなど、自分の志向に適した使い方をしましょう。

さらに、bit lifeのICOニュースで案件を詳しく説明した記事をみることができるので、非常に便利です。

5. ICOプレセール購入の流れ

4章までプロジェクトの選定についてを解説してきました。ここからは実際の買い方をざっくりと説明します。

ざっくり購入までの流れ

1. プロジェクトの選定(4章までの流れ)

2. 基軸通貨を購入

3. ウォレットの作成

4. 基軸通貨でトークンを購入

2. 基軸通貨の購入

トークンの購入には、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)とカウンターパーティ(XCP)建てで購入する場合が多く、日本円やドルなどの法定通貨では購入できません。

初心者の場合、多くのICOがイーサリアムプラットフォームから開発されることが多いので、イーサリアムで購入するのがよいでしょう。

イーサリアムは、ほとんどの国内取引所で購入することができます。手数料の安いBitbankGMOコインなどの販売所で購入するのがおすすめです。

3. ウォレットの作成

この記事が初心者向けを想定していることもあり、操作しやすさを重視しスマホウォレットを推奨します。

ウォレットには、パソコンやUSBデバイス、紙、スマホと保管方法がたくさんあり、その特徴により用途が変わってきます。

ICO用のウォレットを選ぶ際の注意点

使いやすいほうがいいけど安全面も大切

ホットウォレットには少額の保管を心掛ける(オンラインなのでセキュリティ面で不安)

トークンの受け取りに対応しているウォレットじゃないと受け取れない

スマホウォレットは初心者でも使いやすいのでおすすめ

Ginco」は、見やすいユーザーインターフェース、対応通貨の多さ、ポートフォリオなどの機能面の充実から、利便性が高いおすすめのウォレットです。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

4. 基軸通貨の購入

上記の3までの準備が済んだら、1.で選んだプロジェクトのトークンを購入してみましょう。

まとめ

今回は仮想通貨のプレセール(ICO)についてを解説しました。

  • プレセールとはICOのトークンを先行販売すること
  • トークンが上場されて価格が上がった場合一攫千金のチャンスがあるが、法整備が整っておらずリスクが大変高い
  • プロジェクトが良い内容でもとん挫する場合もある
  • プロジェクトを選ぶ場合はICO紹介サイトで特徴を掴み、ホワイトペーパーやtwitterなどを活用して慎重に情報収集を

プレセールに参加をする場合は初心者の方であっても、英語のホワイトペーパーや公式サイトをチェックして理解することが大切です。

もしも興味を持った場合は、よく調べて勉強をしてみてくださいね。