決済最速はXRP(リップル)の4秒!仮想通貨決済スピードTOP5

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「送金に何十分とかかる仮想通貨なんて、通貨として使えない」と考えたことがある人も少なくないでしょう。

ビットコインの決済スピードは約10分。銀行を介した国際送金と比べると短時間で送金が完了します。しかし日常生活で国際送金を頻繁に利用している人は過半数に満たないでしょう。多くのユーザーにとって送金処理速度が速いといえる時間は10分以内、なかには数秒以内と考える方もいるのではないでしょうか。

今回コインペディア運営委員会では、スピーディーな送金ができる仮想通貨をリサーチ。日本の取引所で購入できるコインに的を絞り、決済スピードが速い仮想通貨のTOP5を発表していきます。

また送金処理速度の向上が期待できる仮想通貨も紹介。処理速度がアップすれば実用性が高まり需要が増える可能性もあります!これからの仮想通貨ライフの参考にしてください。

1. ホワイトリスト入り仮想通貨の決済スピードランキングTOP5

今回はホワイトリスト(※1)に入っている全20種の仮想通貨の決済スピードをリサーチ。各コインのブロック生成速度(※2)などを参考に、決済スピードをランキング化しました。ホワイトリスト入りの仮想通貨は日本の取引所で購入できるものばかり。気になる銘柄があれば即ゲットできますよ!
(※1)金融庁へ登録済みの取引所が取り扱う仮想通貨のリスト。
(※2)新しいブロックをつなげるために必要な時間。送金にかかる最短時間を表します。

【ホワイトリスト入り仮想通貨の決済スピードランキング】

順位銘柄決済スピード
1エックスアールピー(XRP)約4秒
2リスク(LSK)約10秒
3位イーサリアム(ETH)約15秒
4位ネム(XEM60
5位モナコイン(MONA90
圏外ビットコイン(BTC)約600秒

仮想通貨の王者ビットコインと比べると、どのコインもスピーディーに送金処理を行なえるようです。それぞれの特徴を解説していきましょう。

1位. 決済スピードが断トツの「エックスアールピーXRP)

XRP(通称:リップル)の決済スピードは最短約4秒。ほかの仮想通貨と比べると断トツの速度を誇ります。通貨コード(※)は「XRP」。
(※)通貨コードは通貨の単位のようなもの。日本円は “JPY” 、米ドルは “USD” と表されます。

この仮想通貨はリップルと呼ばれることが多いですが、これは発行元の企業名やプラットフォームの名称のようです。正式な通貨名は「XRP(エックスアールピーまたはザープ)」。ビットコインは特定の発行者がいない非中央集権型の仮想通貨ですが、XRPは一企業が発行する中央集権型の仮想通貨といわれています。

■ 速さの秘訣は承認方法にあり!XRPが採用する “PoC

XRPの決済スピードがここまで速い理由は承認方法にあります。

XRPは取引の承認方法にPoCProof of Consensus/プルーフオブコンセンサス)を使用。これはRipple社が選定した信用できる承認者のうち、80%が有効な取引であると認めれば送金が実行される仕様です。承認者には金融機関や有名大学など世間的にも信用度が高い機関が選ばれている模様。一部の承認者に権限を集約することでネットワークの負担を減らし、スピーディーな承認を可能にしています。

2位. 2018年1月にホワイトリスト入りした「リスク(LSK)」

リスク(LISK)の決済スピードは最短約10秒。通貨コードは「LSK」です。

リスクは20181月に仮想通貨の取引所『bitFlyer』が取り扱いを開始しホワイトリスト入りしました。2018514日現在の時点では、リスク以降にホワイトリスト入りをした仮想通貨はありません。

■ サイドチェーンを使ってメインチェーンへかかる負担を軽減

リスクのブロックチェーンには “サイドチェーン” が使われています。サイドチェーンとはメインとなるブロックチェーン以外に情報を記録できる場所のこと。サイドチェーンでプログラムを実行することにより、メインチェーンへかかる負担が軽減。処理能力の向上につながっています。

これによって約10秒という短時間で送金できる仕組みを実現。リスクの公式ブログには以下の記述がされています。

あるアカウントから別のアカウントにLSKを送信するには10秒かかります。約12分後にトランザクションは不変であるとみなすことができます。

引用(Google翻訳済):Lisk Blog

つまり送金から約12分後には、処理された送金データの改ざん不可能になるということ。ビットコインの場合は約60分必要です。比較するとリスクの処理能力の高いことが一目瞭然でわかりますね。

サイドチェーンにはどのような情報が書き込まれますか?

リスクにはイーサリアムと同様、スマートコントラクト機能があります。このスマートコントラクトの情報をサイドチェーンに記述。また実行もサイドチェーン上で行われます。

3位. 時価総額2位!ビットコインを改良した「イーサリアム(ETH)」

イーサリアム(Ethereum)の決済スピードは最短約15秒。通貨コードは「ETH」です。

2018年514日現在の時価総額はビットコインに次ぐ2位。ビットコインのシステムを改良して生まれた仮想通貨で、ビットコインが “ガラケー” とするならイーサリアムは “スマートフォン” といえます。

スケーラビリティ問題でブロック生成速度を活かしきれず

イーサリアムのブロック生成時間は約15秒。そのため決済にかかる時間も最短15秒といえますが、実際の送金時間は、数十分以上かかる場合もあるようです。

これはいつのブロックで処理できるトランザクション数に原因があると考えられます。イーサリアムのTPS1秒間で処理できるトランザクションの数)は約15取引。ブロック生成時間は約15秒なので、1ブロックで約225取引しか処理できてない計算になります。イーサリアムの流動性を考慮すると少ないといえるのではないでしょうか。

こういったトランサクションが混雑し送金処理に時間がかかることを “スケーラビリティ問題” といいます。イーサリアムの開発チームでは、スケーラビリティ問題の解決に向けたプロジェクトが進行中。うまく進めば決済スピード1位に躍り出る日も来るかもしれません。このプロジェクトについての詳しい解説は2章で解説していきます。

4位. プライベートブロックチェーン『mijin』のもとになった「ネム(XEM)」

ネム(NEM)の決済スピードは最短約60秒。ネムとはネットワークの名称で、正式な通貨名は「XEM」といいますが、ここではなじみあるネムといいましょう。通貨コードは名称と同じく「XEM」です。

ネムは仮想通貨交換業者「テックビューロ株式会社」が開発する『mijin』のもとになった仮想通貨。ビットコインのブロックチェーンは公開されて誰でも参加できる状態の「パプリックブロックチェーン」に属するのに対し、mijinは指定した人しか参加できない「プライベートブロックチェーン」といわれています。

mijinはビットコインのブロックチェーンにある “消せない・改ざんできない・盗めない” といった機能を、誰でも使えるようにしたプラットフォーム。用途は決済だけにとどまらず、企業間の契約や社内稟議システム、政府の登記システムにも使えるようです。世の中にmijinが広がると同時に、ネムへの注目度もアップするのではないでしょうか。

■ 承認者への信用で成り立つ “PoI” を採用!高速処理を実現

ネムはPoIProof of Importance/プルーフオブインポータンス)という、ノード参加者の重要性を基準に承認処理を行う仕様を採用しています。簡単にいうとネムの所有量や取引回数などが多い人が重要とみなされ、マイニングに成功しやすいシステム。正しくはマイニングではなくハーベスティング(収穫)といわれる承認方法で、ビットコインのように複雑な計算をする必要がないため短時間で送金処理が行えます。

もし承認者が不正を働いた場合、ネムの価値は大きく下がるでしょう。そうなればネムをたくさん所有している人ほど損をします。「ネムの所有量が多く、取引も活発な人は不利益になる不正は行わないだろう。だから承認者として信用できる」といった考えからPoIは成り立つのです。

5位. 2ちゃんねるから誕生!日本初の仮想通貨「モナコイン(MONA)」

monacoin

モナコイン(Monacoin)の最短決済スピードは約90秒。モナーコインと呼ばれることもあります。通貨コードは「MONA」です。

モナコインは巨大掲示板『2ちゃんねる(※)』から誕生した日本初の仮想通貨。アイコンには2ちゃんねるで用いられていたアスキーアートのモナーが描かれています。なじみ深く感じる方も少なくないのでは?
(※)2017年10月01日に5ちゃんねるに改名

いち早くセグウィットやライトニングネットワークを採用し決済をスムーズに

モナコインではいち早くセグウィット(Segwit)やライトニングネットワーク(Lightning Network)を採用しました。

これにより、多くのトランザクションを処理できるようになったモナコインは決済スピードを格段にアップ。新しい技術を積極的に取り入れて、より使いやすいコインにしようという開発チームの姿勢を感じられます。

セグウィットとは
セグウィットとはトランザクションを圧縮する仕組み。ひとつのブロックに格納できるトランザクションが増えるので、ネットワークの混雑を緩和できます。

ライトニングネットワークとは
ライトニングネットワークは仮想通貨の少額決済や手数料の削減を目的として開発されたシステム。メインのブロックチェーンとは異なるオフチェーン上で送金処理が行えます。そのためネットワークの負担を軽減し、スピーディーな承認が可能に。

2. 今後決済スピードが上がると期待できる仮想通貨

2018年514日現在発表されている情報をもとに、今後決済スピードが上がると期待できる仮想通貨を紹介していきます。

2-1. ネム、新機能「カタパルト」の実装で30004,000TPS

ネムは20185月に「カタパルト(Catapult)」という新しい機能が追加される予定。カタパルトとは1章で紹介したmijinをバージョンアップした機能で、正式名称は「2.0 Catapult」といいます。

カタパルトを実装したネムに注目が集まる理由は、トランザクション処理能力の高さにあります。下の表はセグウィット導入後のビットコインと、カタパルトを実装後のネムのTPS1秒間に処理できるトランザクションの数)を比較したもの。

銘柄TPS(Tx/秒)
セグウィット導入後のビットコイン14TPS
カタパルト実装後のネム3,000 ~4,000TPS

セグウィットを導入したビットコインと比べても圧倒的な処理能力。ちなみにクレジットカードで有名なVISAは4,000~6,000TPSといわれています。仮想通貨がクレジットカードの処理能力と肩を並べる日も遠くないでしょう。

カタパルトを実装したネムの運用が始まると、需要や用途がこれまでより増える可能性があります。決済スピードの向上が期待できる今後のネムに注目が集まります。

2-2. イーサリアム考案者が発表!「キャスパー」「プラズマ」「シャーディング」でスケーラビリティ改善へ

2018年3月に日本で催された「イーサリアムミートアップ」に、イーサリアムの考案者であるビタリック氏が登壇。イーサリアムの今後について語りました。そこで発表されたプロジェクトは以下の3つ。

  • コンセンサスアルゴリズム(※)PoWからPoSに移行する「キャスパー(CASPER
  • サイドブロックチェーンでメインのブロックチェーンの負担を軽減させる「プラズマ(Plasma
  • 各ノードの役割を分業化し処理能力の向上を図る「シャーディング(Sharding
    (※)ブロックチェーンにブロックを追加するルールのこと。合意方法、合意形成ともいう。

上記は23年かけてイーサリアムに反映していく予定だそうです。

イーサリアムが掲げている目標は、現在15TPSの処理能力を10,000TPSにするとこ。プロジェクトがスムーズに進めば、イーサリアムの決済スピードが1位に躍り出る日も訪れるかもしれません。

3. 取引がスムーズに!決済スピードが速いメリット

仮想通貨の決済スピードが速いと、どのようなメリットがあるのでしょうか。解説していきます。

3-1. 着金がスピーディー!テンポよく取引できる

仮想通貨を別のウォレットや取引所へ移動させる時、なかなか着金せずに不安な時間を過ごしたことがある人も少なくないのでは?

決済スピードが速い仮想通貨なら、着金がスピーディーに完了します。待ち時間に取引チャンスを逃すといったトラブルも起きないでしょう。テンポよく取引が行えますね。

またモノと仮想通貨の取引でも、着金が速いほうが安心です。決済スピードが遅い通貨だとしばらく待たなければなりません。モノを送ったのに入金がない、入金したのにモノが送られてこないといった時でもすばやく対応ができますね。送金処理が瞬時に行われる通貨を使えば、モノと仮想通貨の取引もスムーズに行えそうです。

3-2. 店側のリスクも軽減!店舗での決済がスムーズになる

決済スピードが速くなると、通貨としての実用性が上がります。会計をする時に支払い完了まで数分~数十分待つのは現実的ではありませんよね。クレジットカードや電子マネーと変わらない処理能力を持つ仮想通貨なら、そういった心配がありません。スマートフォンひとつでピッと会計を済ませることができます。

現在ビットコイン決済を導入している店舗のなかには会計をスムーズに行うため、本来なら60分程度かかる認証を0分で完了とみなしているところも。こういったシステムは送金が失敗していた場合、店側が負担する仕組みになっています。このようなリスクを考えると、仮想通貨決済の導入になかなか踏み込めないといった事業者もいるでしょう。

決済スピードが向上し実用性がアップすれば、仮想通貨はもっと身近な存在になるのではないでしょうか。

4. 仮想通貨によって決済スピードが異なる理由を解説

いまや1,000種類以上ある仮想通貨ですが、なぜ各々の決済スピードが異なるのでしょうか。わかりやすく解説をしていきます。

4-1. ブロックチェーンの仕様によって決済スピードが変わる

多くの仮想通貨ではブロックチェーン技術を使っています。しかし、それぞれの仮想通貨で同じタイプのブロックチェーンを使用しているわけではありません。仕様は仮想通貨ごとに異なり、ひとつのブロックに格納できるトランザクション数とブロックの生成時間に差があるのです。

ひとつのブロックに格納できるトランザクション数が多いと、一度でたくさんの取引を処理できます。そのため送金詰まりが起きづらくスピーディーな処理が可能。またブロックの生成にかかる時間が短ければ、短時間でより多くの取引を承認できるでしょう。

つまり、ひとつのブロックに格納できるトランザクション数が多く、ブロック生成時間が短い仮想通貨は決済スピードが速いということ。

ブロックの容量は開発時に適当なサイズが決められます。運用していくなかでスケーラビリティ問題が起きれば、ビットコインが分裂してビットコインキャッシュが生まれたように、ハードフォークする場合もあるでしょう。仮想通貨が分裂する仕組みについては、こちらの記事で解説しています。興味がある方は一読ください。
ビットコインの分裂は投資チャンスか、初心者でもわかる分裂の仕組み

またブロックの生成時間は仮想通貨ごとに採用しているコンセンサスアルゴリズムによって異なります。仮想通貨界で主に使われているコンセンスアルゴリズムは以下の2つ。

  • PoWPloof of Work/プルーフオブワーク)
  • PsSPloof of Stake/プルーフオブステイク)

PoWはビットコインにも使われているコンセンサスアルゴリズム。概要や仕組みについては以下の記事で解説しています。仮想通貨にもっと詳しくなりたい方はぜひ一読を!
【図解】ビットコイン取引を支えるプルーフオブワークを丸裸にする!

PoWは仮想通貨を運用するにあたって画期的なシステムでしたか、処理にある程度の時間がかかるように設定しないとセキュリティ面が弱くなるといったデメリットがありました。そこでPoWのデメリットを打開すべく、PoSが提案されたのです。

PoSを採用している仮想通貨はPoWを使っているコインと比べると、決済スピードが速い傾向にあります。PoWのように時間をかけて作業を行わなくても、セキュリティ面に問題がないからです。またPoSのデメリットを解消したPoIや、PoSの発展形であるDPoSDelegated Proof of Stake/委譲プルーフオブステイク)といったコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨もあります。

新しい仕組みの開発や既存システムの改良によって、これから先も決済スピードが速い仮想通貨が誕生するのではないでしょうか。

4-2. 時間がかかるPoWでも決済スピードを短縮できる

2018年514日現在、承認に時間をかけなければならないシステムはPoWのみ。世界で初めて誕生した仮想通貨であるビットコインは1つの承認をもらうまでに10分かかります。

PoWを採用している仮想通貨は、新しいブロックを直前のブロックへつなぐための数値(ナンス)を見つけ出さなければなりません。それにかかる目標時間を定め、難易度を設定。この目標時間はブロック生成時間と考えてよいでしょう。

下の表をご覧ください。下記はPoWを採用していて日本の取引所で扱っている仮想通貨です。

銘柄ブロック生成時間
ビットコイン600秒
ビットコインキャッシュ600秒
ライトコイン150秒
モナコイン90秒
イーサリアム15秒

ビットコインと同じブロック生成時間のビットコインキャッシュは、ビットコインから分裂してできた仮想通貨です。また比較的ブロック生成時間が短いライトコインとイーサリアムは、ビットコインのシステムを改良してつくられています。モナコインは、ライトコインのシステムをさらに改良してつくられた仮想通貨。つまり上で挙げた仮想通貨の大本は、すべてビットコインのシステムということです。

 ブロック生成時間を短縮すると攻撃に遭うリスクも

PoWでは計算量の多さでシステムの信頼性を上げています。そのためブロック生成時間を短縮すると、安全性が損なわれるのでは?といった懸念も。

モナコインが開発された時、PoWではどこまで時間を短縮しても問題なく運用が行えるかといった論文が発表されたようです。時間短縮で考えられる問題点は同時にナンスを発見するマイナーが増えフォークが起こりすぎてしまうこと。フォークが多いとマイナー離れが起きる可能性があります。

たとえば同時にナンスを発見したマイナーが10人いたとします。この時、ブロックチェーンは10本のチェーンにフォーク。そのうちの一番早く伸びたチェーンだけが正当なものとして残り、ほかのチェーンは不採用になります。基本的に報酬をもらえるマイナーは最初にナンスを発見した1人だけ。ほかのチェーンを発掘していたマイナーには報酬が支払われません。

正当なチェーンとして認められるかわからないブロックのマイニングを続けるのは、心理的にも経済的にもマイナーの負担となるでしょう。そうなればマイニングを行う人が減ってしまう恐れが出てきます。マイナーが減ると51%攻撃の危険性も考えなければなりません。フォークが増えると、こうした問題が起こり得るのです。

実際にPoWのブロック生成時間が90秒であるモナコインは攻撃を受け、ブロックチェーンの巻き戻しが行われました。ITmediaによれば、モナコインのブロックチェーンは2018年5月15日までに複数回にわたり攻撃され、その影響を受けた海外の仮想通貨取引所では約1,000万円の被害が出たようです。この事件はブロック生成時間を短縮すると、攻撃を受けるリスクが高まるといった例となったのではないでしょうか。こうした被害に遭わないためには、送金完了と認める承認回数を増やすといった対策が取られます。

モナコインよりもさらにブロック生成時間が短いイーサリアムでは、マイニングに成功しなかった人にも報酬が支払われるようです。正当と認められたチェーンの採掘者へ多めの報酬を支払い、同じタイミングでナンスを発見した人へも報酬を支払うことでマイナー離れを防いでいるとか。仮想通貨では決済スピードと安全の兼ね合いをとった対策が求められます。

なぜビットコインのブロック生成時間を短くするアップデートが行われないのですか?

ビットコインでも短くすることは可能ですが、簡単ではないでしょう。目標値の変更には、ハードフォークが必要と考えられるからです。

さいごに

決済スピードが速い仮想通貨の紹介やそのメリット、承認時間が異なる要因、短時間でも安全な承認が行われる仕組みについて解説してきました。いかがでしたか?

仮想通貨は問題があるごとに議論され、大勢の専門家によって解決策が提案されています。そうした努力があって決済スピードが速い仮想通貨が誕生しているのです。

将来的にはどの仮想通貨も瞬時に送金が完了する時代が訪れるかもしれません。投資対象としても、実際に街なかで使用する通貨としても、まだまだ期待が寄せられます。今後の仮想通貨の動きからも目が離せませんね!

※この記事は2018年5月14日現在の情報をもとに執筆しています。