【基礎】仮想通貨のテクニカル分析|イラストとチャート実例で解説

仮想通貨のテクニカル分析

ガチホで思ったように利益が出せずに悩んでいませんか?

テクニカル分析をマスターすれば、短期的な取引でも利益を出せる可能性が高くなります。

この記事では、テクニカル分析の基礎から実際にやってみるところまで、初心者向けにイラストを使ってわかりやすく解説していきます。

この記事で分かること(仮想通貨のテクニカル分析)

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1. テクニカル分析の基礎を覚えよう!

この項目では、テクニカル分析の基礎になるローソク足の見方、相場における3つのトレンドについて確認していきます。

1-1. ローソク足の見方

テクニカル分析(ローソク足の見方)

ローソク足は大きく分けて、「胴体」「ヒゲ」の2つの要素で構成されています。

「胴体」は時間ごとの始値と終値を示しており、「ヒゲ」は下側のヒゲ(下ヒゲ)が時間ごとの最安値上側のヒゲ(上ヒゲ)が時間ごとの最高値を示しています。

ローソク足と表示時間

ローソク足は5分、10分、1時間など、表示する時間の単位を変更することができます。たとえば、5分を選択すれば、5分ごとの価格変化を示したローソク足が表示されます。一般的に、時間が長ければ長いほど、情報の信頼性は高くなります。

陽線と陰線

テクニカル分析(陽線と陰線)

ローソク足には、陽線陰線の2種類があります。

陽線は「始値」よりも「終値」が高いことを示しており、陰線は「始値」よりも「終値」が低い状態を示しています。

上記のイラストでは、陽線を緑、陰線を赤で書いていますが、色には明確な決まりがなく、使うツールによって異なります。

大陽線と大陰線
陽線と陰線には、大陽線と大陰線と呼ばれるものもあります。他の陽線・陰線と比較して、より大きい陽線・陰線を指しています。大陽線であれば強い買い圧力、大陰線であれば強い売り圧力が発生していることがわかります。

1-2. 相場における3つのトレンド

テクニカル分析から利益を出すためには、トレンドを掴み大きな波の流れに乗ることが非常に重要です。

ここからは、投資の世界で古くから使われているダウ理論を基に、トレンドの種類と定義を確認していきます。

oxford|Dow Theory – Trend | Trading Strategy (Entry & Exit)

上昇トレンド

ダウ理論における上昇トレンドの定義は、「底値」も「高値」も切り上がっている状態です。

テクニカル分析(上昇トレンド)

上記のイラストのように、「底値」と「高値」どちらも、1つ前の値を超えている(切り上がっている)状態が、上昇トレンドと定義されます。

下降トレンド

ダウ理論における下降トレンドの定義は、「底値」も「高値」も切り下がっている状態のことです。

テクニカル分析(下降トレンド)

上記のイラストのように、「底値」も「高値」も1つ前の値を下回っている(切り下がっている)状態が、下落トレンドです。

レンジ相場

レンジ相場は、「底値」も「高値」も一定のレンジ(範囲)に収まっている状態のことを指しています。

テクニカル分析(レンジ相場)

上記のイラストでは、オレンジ色の線の範囲に「底値」も「高値」も収束している状態であり、レンジ相場であることがわかります。

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2. テクニカル分析をやってみよう!

基礎的な知識を学んだら、実際にテクニカル分析をやってみましょう。

この項目では、テクニカル分析に役立つ指標を使いながら、買い時や売り時を見極める方法など、より実践的な内容を確認していきます。

この章では、国内取引所「bitbank」でも採用されている、トレーディング専門ツール「TradingView」のキャプチャで解説します。

2-1. トレンドがつかめる移動平均線

移動平均線とは?

移動平均線は、時間ごとの価格の終値の平均値を線で結んだ指標です。

英語表記で「Moving Average」となり、チャート上などでは略称で「MA」と表記されることもあります。

もっともオーソドックスな指標の1つでもあり、トレンドの把握や、買い時・売り時の見極めなどで活用します。

移動平均線の使い方

移動平均線は、計測する期間に応じて形が変化します。

たとえば、20日間の平均値を基に構成した移動平均線は、以下の青色の線になります。

テクニカル分析(移動平均線1)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

計測期間を変えて50日にした場合は、以下の黄色の線のようになります。

 

テクニカル分析(移動平均線2)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

同じ移動平均線でも期間が異なることで、違う形を描いていることがわかりますね。

一般的に移動平均線は、短い期間であるほど短期的な値動きを反映するため短期トレードに役立ちます。

逆に期間が長ければ長期的な値動きを反映するため、使い分けることで短期から長期のトレンド把握に役立ちます。

テクニカル分析(移動平均線の書き方)

移動平均線は「インジケーター」というメニューから描画できます。

買い時はゴールデンクロス

短期の移動平均線が長期の移動平均線を上回るタイミングを、ゴールデンクロスと呼びます。

ここ最近の事例でいうと、下記のチャート画像では、2019年4月後半あたりのタイミングで、短期の移動平均線(50日)が長期の移動平均線(200日)を超えてゴールデンクロスが発生。その後に価格も大きく上昇しています。

テクニカル分析(ゴールデンクロス)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

ゴールデンクロスは、その後に上昇トレンドが発生する可能性が高く、買い時の1つと考えられています。

売り時はデッドクロス

短期の移動平均線が長期の移動平均線を下回るタイミングは、デッドクロスと呼ばれており、その後に下落トレンドが発生する可能性が高いことから、売り時の1つと考えられています。

下記のチャート画像では、2018年4月初め頃に短期の移動平均線(50日)が長期の移動平均線(200日)を下回りデットクロスが発生しています。

テクニカル分析(デッドクロス)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

デッドクロス発生以降、途中でレンジ相場を形成しながらも、下落トレンドに入っていることから、売り時の1つと考えることができるでしょう。

2-2. 値動きの予想幅を示すボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは?

ボリンジャーバンドは、値動きの幅を予想する指標の1つです。

一定期間の価格のデータを基にして標準偏差(σ)を出し、時間ごとの価格の予想できる振れ幅を表します。

ボリンジャーバンドの使い方

テクニカル分析(ボリンジャーバンドの見方1)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

ボリンジャーバンドは、-3σ〜3σの値で表示されます。

上記のチャート画像では、最も外側のピンクの線が-3σ〜3σ、その次にある緑の線が-2σ〜2σ、最も狭いオレンジの線が-1σ〜1σの範囲を示しています。

「適正価格からどれだけ離れているか」を見る指標

プラスのバンドへ動くほど、「買われすぎ」(適正価格よりも高くなりすぎ)、逆にマイナスのバンドへ動くほど「売られすぎ」(適正価格よりも安くなりすぎ)と判断されます。

一般的には、上下問わずにバンド(帯)から外れるほど、中央に引き戻される力(適正価格へ戻る力)も強くなると考えられています。

テクニカル分析(ボリンジャーバンドの書き方)

ボリンジャーバンドは移動平均線などと同じく、インジケーターメニューから描画できます。

売り時と買い時

テクニカル分析(ボリンジャーバンドの見方2)

-1σ~-3σが買い時

一般的には、-1σ~-3σの価格帯に実際の価格が到達した時が、買い時といわれています。

価格が中央に押し戻されるように、上昇する可能性が高いからです。

+1σ~+3σが売り時

一般的には、+1σ~+3σに実際の価格が到達した時が、売り時と考えられています。

価格が中央に押し戻されて、下落する可能性が高いからです。

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3. 分析に役立つ指標や取引のコツ

ここからは、分析に役立つその他の指標や、取引におけるコツなどを確認していきましょう。

3-1. 相場の心理を読む指標

RSI(相対力指数)

テクニカル分析(RSI)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

RSIは終値を基にした指標で、0%〜100%までの値を使い、上昇と下落のどちらが強いのか、相場の心理状況を表しています。

一般的には、上昇が強い局面では50%を超え、下落が強い局面では50%を下回ります。

また、70%(または80%)を超えた場合には買われ過ぎ(相場が強気)であり、30%(または20%)を下回れば売られ過ぎ(相場が弱気)であると言われています。

MACD

テクニカル分析(MACD)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

MACDは、短期と中期の移動平均線を使ったMACDと、そのMACD自体の指数平滑移動平均(EMA)であるシグナルを使った、買い時や売り時を見極める際に使用する指標です。

一般的には、MACDがシグナルを上回ったタイミングでは上昇、下回ったタイミングでは下落する傾向があります。

また、上回ったタイミングで0を超えていればより上昇の信頼度が増し、下回ったタイミングで0よりも低ければ下落への信頼度が増します。

3-2. 代表的なチャートパターン

売り時を示す「ダブルトップ」

テクニカル分析(ダブルトップ)
参照:Trading View – BTCUSD(日足)

 

ダブルトップでは、2つの山のようなチャートが形成されます。

1つ目の山の頂上(高値)より2つ目の山の頂上(高値)が低く、なおかつ2つ目の山の後半の下落が2つの山の間の底値(ネックライン)を下回ることで完成します。

一般的に、その後の価格は下落する傾向があることから、売り時の1つと考えられています。

買い時を示す「ダブルボトム」

テクニカル分析(ダブルボトム)
参照:Trading View – BTCUSD(1時間足)

ダブルボトムでは、2つの谷のようなチャートが形成されます。

1つ目の谷の底(底値)より2つ目の谷の底(底値)が高く、なおかつ2つ目の谷の後半の上昇が2つの谷の間の高値(ネックライン)を上回ることで完成します。

一般的に、その後の価格は上昇する傾向があることから、買い時の1つと考えることもできます。

3-3. リスク管理をしよう!

利益を出すためには、リスクを管理して損失を抑えることが重要なポイントになります。

テクニカル分析から実際にトレードをする際に、どのような点を意識してリスク管理をするのか、下記で確認しておきましょう。

資金量を一定にする

トレードにおいて、資金量を一定にすることは大事なポイントです。

予想だにしないファンダメンタル(事故、政策、経営情報などのニュース)が出たことなどで、急激な価格変動が発生した場合、大きな損失を受けてしまう可能性があるからです。

そのため、常に資金に余裕を持つことができる、一定の資金量で取引することを意識しておきましょう。

損失は証拠金の1%まで

必ずではありませんが、一般的に1度の取引で出しても良い損失は、投資資金に対して1%が目安といわれています。

たとえば100万円の資金があれば、1度の取引で許容できる損失は1万円までといえます。

損失の金額を一定にすることで、リスクを抑えてより安定したトレードを行うことが可能となります。

リスク管理に役立つポートフォリオツールを以下の記事で紹介しています。

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まとめ

以上、仮想通貨のテクニカル分析について解説してきました。あらためて、記事のポイントをまとめておきましょう。

・ローソク足は始値(終値)の「胴体」と最高値(最安値)の「ヒゲ」で構成されている
・相場には、上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場の3種類のトレンドがある
・移動平均線やボリンジャーバンドで買い時や売り時を見極めよう
・利益を出すためにもリスク管理をしっかりして損失を抑えよう

仮想通貨に限らず、相場の世界に「絶対」は存在しません。

テクニカル分析を過信せず、さまざまなリスクを常に想定してトレードするよう心がけましょう。