仮想通貨ステラ(XLM)のウォレット6選!使い方・アクティベーションに注意

ステラ(XLM)のウォレット

仮想通貨ステラ(ステラ・ルーメン・Stellar Lumens)を買ったものの取引所に放置していませんか?

ステラは海外で人気があり数多くの人が取引・保有しているため、ウォレットもこなれたものがすでに存在しています。そんなウォレットの中から、公式サイトで紹介されているものについて特徴や選び方を紹介しましょう。

あわせて入出金の方法注意しなければいけない点も説明していきます。

この記事でわかること(ステラのウオレット)

\ステラ上場! 取り扱い通貨数国内最多/
コインチェック

1. ステラウォレットは6種類ある

仮想通貨(暗号資産)ステラ(stellar lumens/XLM)は、2019年11月12日にコインチェックが取り扱いを開始したことで話題になりました。ステラは以前から人気の仮想通貨の1つであり、時価総額では数多くの仮想通貨を抑えて10位以内にランキングされています。

仮想通貨ステラとは
ステラはリップルを参考にして作られた仮想通貨で、「銀行口座を持たない人でも送受金できる環境を作る」ことを目的としています。
詳細は以下の記事を参照してください。
仮想通貨ステラ(Stellar Lumens/XLM) 特徴・将来性・2020年以降はどうなる?

対応しているウォレットもいくつか存在しており、公式サイトには6つのウォレットが掲載されています。それら6つのウォレットを比較して紹介していきましょう。

1-1. 特徴を比較

6つのウォレットの特徴を比較した表を掲載します。これらのウォレットに優劣はありませんので、自分が重視する点を基準に参考にしてください。

■ウォレットの形態と価格

ウォレット名 形態 価格
Ledger Nano S USBタイプ 有料
Trezor USBタイプ 有料
Keybase ダウンロード 無料
Solar Wallet ダウンロード 無料
Lobstr ダウンロード 無料
Coinbase ウェブ・アプリ 無料

■ウォレットの信頼度

ウォレット名 対応通貨数 セキュリティ
Ledger Nano S 100以上 ★★★
Trezor 1000以上 ★★★
Keybase 1 ★★☆
Solar Wallet 1 ★★☆
Lobstr 1 ★★☆
Coinbase 17 ★☆☆

■使いやすさ

ウォレット名 形態 価格
Ledger Nano S ★☆☆ ★☆☆
Trezor ★☆☆ ★☆☆
Keybase ★☆☆ ★★★
Solar Wallet ★★★ ★★☆
Lobstr ★★★ ★★☆
Coinbase ★★★ ★★☆

1-2. ウォレットを選ぶ基準

機能や特徴を比較してウォレットを選ぶことは重要ですが、それらばかり見ていると100点満点のウォレットを探して決められないことがあります。

そこでウォレットを選ぶ基準の1つとして、各ウォレットについて適した「用途」を紹介しましょう。購入したステラをどう扱いたいのかを考え、それを基準としてウォレットを選べばうまくいくものです。

ハードウェアウォレット

公式ウォレットには2種類のハードウェアウォレットが紹介されています。

これらハードウェアウォレットの最大の特徴はセキュリティの高さです。そのため、ステラをガチホするなど「保管」することを目的とするのであれば、最適なウォレットと言えます。

なお、ハードウェアウォレットは秘密鍵を管理するツールですので、送受金を行うためには別途パソコンで管理をするウォレットが必要です。

Ledger Nano S

LedgerNanoS

対応している仮想通貨の種類が多いことが特徴のハードウェアウォレットです。保有しているステラ以外の仮想通貨も一括で管理できることが最大のメリットと言えるでしょう。

注意点は、仮想通貨ごとにLedger Nano Sにソフトをインストールすることで送受金が行えるようになっているため、ソフトをアンインストールすると送受金できないことです。この仕様はインストールしなければ誰もその仮想通貨にアクセスできないということですので、高いセキュリティを保てるということを意味します。

高額な仮想通貨を長期間保管する場合に最適なウォレットと言えるでしょう。

Trezor

TREZOR

Trezorは、NEMやモナコインなど1000以上の仮想通貨に対応しているためいろいろな仮想通貨を持っている投資家に人気のあるウォレットです。

旧機種であるTrezor Oneはリップル(XRP)が非対応だったため不評でしたが、最新機種のTrezor Model Tでリップルにも対応しました。ただし価格が高価で負担が大きくなってしまいます。

リップルにこだわりがなければ、旧機種であるTrezor Oneは価格も安価ですのでハードウェアウォレットを検討している初心者にはおすすめです。

仮想通貨の安全保管にはハードウェアウォレット!お勧め4種と使い方

ウォレットアプリ

ウォレットアプリとは、パソコンにダウンロードして利用するデスクトップウォレットやアプリをダウンロードして利用するモバイルウォレットのことです。ここで紹介しているものは、すべてパソコン用のものとモバイル用のものが提供されています。

頻繁に取引することが多い人には適していますが、常にネットワークに接続している状態ですので秘密鍵の漏洩やハッキングなどセキュリティには細心の注意が必要です。

すべて日本語非対応ですが、難解な英語ではありません。

Keybase

キーベース(keybase)

LINEやTelegramのようなチャットアプリにウォレットの機能が付加されているソフトウェアです。ステラネットワークと統合されているため、ステラの送受金やエアドロップなどのサービスを利用することができます。

ステラ以外には対応していませんが、ステラについての情報交換やサービスに興味があるならおすすめです。

Solar Wallet

ステラのウォレット(Solar Wallet)

複数の承認を必要とするマルチシグに対応し高セキュリティをうたっているステラ専用ウォレットです。分散型取引所で取引ができるインターフェイスを備えており、ウォレットを操作するのと同じ感覚でステラの取引を行うことができます。

また、ステラをブリッジ通貨としてドルやユーロ、ビットコインなども保管することもできます。インターフェイスも分かりやすく、シンプルな操作でステラの機能を存分に楽しみたい方に適しています。

Lobstr

lobstr

Solar Walletと同じく分散型取引所で取引できるインターフェイスを持っており、XLMをブリッジ通貨として法定通貨やトークンなど数多くの資産を管理する機能にも対応しています。

日本語に対応していませんが、世界的にはステラのウォレットとして人気のあるウォレットで、日本語の情報も比較的多く、初心者でも安心感があります

ただしLobstrの会員登録をする必要があり、運営にアドレスなど個人情報保管されますので、セキュリティ面に気を配る人や大量に保管をするつもりの方には向いていません。

ウェブウォレット

Webアプリケーションで作られたウォレットで、原則ブラウザさえあればどんな環境でも使える応用範囲の広さが特徴と言えます。ただしサービス提供者に情報を提供する必要があり、サービス提供者が個人情報を管理しますのでセキュリティリスクが高く、保管ではなく利用用途で使う方が良いでしょう。

Coinbase

コインベース(coinbase)

アメリカに本社を置く仮想通貨取引所のウォレットサービスです。ステラだけではなくビットコインやイーサリアムなども扱っており、アカウントを取得すればステラも保管できるオンラインウォレットを利用できるようになります。

Coinbaseは海外を中心に1300万人もの登録者数を誇る大手の取引所で、ウォレットの使いやすさに定評があります。

数十種類を使ってわかった!本当に使いやすい「モバイルウォレット」

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2. ステラウォレットを使ってみる

ステラウォレットの使い方を、画像を使ってくわしく説明しましょう。

2-1. ダウンロードウォレットを使う

ダウンロードウォレットの1つ「Solar Wallet」のインストールから入出金までの手順を紹介します。※Windows環境で説明しますので他のOSをお使いの方はそれぞれ読み替えてくださいね。

ダウンロード

まずは公式サイトにアクセスしてダウンロードしましょう。

SolarWallet(ダウンロード)

「GET WALLET NOW」ボタンをクリックしてください。

SolarWallet(ダウンロード2)

ダウンロードしたい環境のボタンをクリックすると、インストール用の実行ファイル(Windows版の場合、Solar.Wallet.Setup.x.xx.x.exe)がダウンロードできます。

インストール

パソコンに「Solar Wallet」をインストールして、アカウントを作成しましょう。ダウンロードしたファイルを実行してください。

SolarWallet(インストール1)

確認ポップアップなどもなくインストールが進みますので、しばらく待ちましょう。完了すると「Solar Wallet」が自動起動します。

SolarWallet(インストール2)

初回の確認です。警告と「規約」「プライバシーポリシー」の確認チェックを付けると、「CONFIRM」ボタンがクリックできるようになりますので、クリックしてください。

SolarWallet(アカウント作成1)

アカウントを作成しますので、「Add account」をクリックしましょう。

SolarWallet(アカウント作成2)

「My Account」と書かれている部分はアカウント名です。区別できるものに変更してください。

パスワードを設定して、「PASSWORD」と「REPEAT PASSWORD」に入力します。なお、パスワードは空白文字を含んだ文字列が推奨されています。

入力できたら「CREATE ACCOUNT」ボタンをクリックしましょう。

SolarWallet(アカウント作成3)

アカウントが作成できたら、秘密鍵のバックアップへ進みます。秘密鍵がなければいざというときに資産を失ってしまいますので、必ずバックアップをとっておかなければいけません

先ほど設定したパスワードを入力して、「CLICK TO REVEAL SECRET KEY」をクリックしてください。

SolarWallet(秘密鍵のバックアップ1)

QRコードの下に表示されているのが秘密鍵です。QRコードを読み込むかクリックすると秘密鍵を取得できますので、安全なところに保管しておいてください

保管し終えたら、「DONE」をクリックして終了しましょう。

SolarWallet(秘密鍵のバックアップ2)

アカウント画面に遷移すれば、完了です。

アクティベーション

アカウントを作成しても、有効化しなければ利用できません。ステラのアカウントを有効化するには有効化したいアカウントからステラの公開アドレスへ1XLM以上送金しなければいけません

公式サイトの「Account Viewer」を利用すれば公開アドレスの確認もできますので、手順を紹介しましょう。

Account Viewerへアクセスします。

SolarWallet(ウォレットの有効化1)

「Secret Key」有効化したいアカウントの秘密鍵を入力して「Sign in」をクリックします。

SolarWallet(ウォレットの有効化2)

「Your Stellar public key」に書かれているのが、公開アドレスです。このアドレスを「To」に記入し、「Amount」に1XLM以上の金額を入力して「Send lumens」をクリックしてください。

入金と出金

Solar Walletを使った入出金については、アカウント画面から行います。それぞれ説明しましょう。

入金

入金はウォレットアドレスを送金元に提示して送金してもらうことになります。

SolarWallet(入金)

アカウント画面の「RECEIVE」をクリックすれば、ウォレットアドレスが表示されます。

SolarWallet(入金)

QRコードの下にウォレットアドレスが表示されています。QRコードを送るか、QRコードをクリックして取得できるアドレスを相手に送りましょう。

出金

出金は保管されているXLMを相手に送ることになります。

SolarWallet(出金1)

ウォレット内にXLMが保管されていれば、「SEND」をクリックすることで出金できます。

SolarWallet(出金2)

「DESTINATION ADDRESS」に送金先のウォレットアドレスを記入してください。

「AMOUNT」には送金するXLMを入力します。ただし、送金手数料がかかりますので、保管されている全額を入力しないようにしましょう。

「MEMO」は送金先によっては「宛先タグ」と呼ばれる文字列を入力しなければならない場合があります。送金先で宛先タグが必要かどうか、必ず確認しておきましょう

入力完了したら、「SEND NOW」をクリックすれば送金完了です。

2-2. 必見! ステラウォレット使用時の注意点

ステラは他の仮想通貨と比較して少し特徴的な部分があります。間違ってしまった場合、送金失敗してXLMを失ってしまう可能性がありますので、必ず確認を行ってからウォレットの使用に挑みましょう。

アクティベーションと最低口座残高用の資金

ウォレットが決まったら、導入する前にXLMを購入しておきましょう。

未使用のアカウントが大量に保持されることを防ぐため、ステラには最低口座残高が設定されています。その金額は、アカウントそのものの維持に1XLM以上、それに加えて資産ごとに0.5XLM以上

そのため、XLM以外の資産を扱わない場合でも1.5XLMは口座残高がなければいけません。

最低口座残高の計算方法

ステラは1つのアカウントの中でXLMだけではなくドルやビットコインなど複数種類の資産を保管できます。
資産はすべてステラネットワーク上のステーブルコインで表現されており、それぞれ別口座のような扱いになっています。そして、アカウントと口座を維持するために、以下の計算式に基づいた最低口座残高が設定されているのです。

 最低口座残高=(2 + 口座数)×ベースリザーブ

ベーリザーブは現在0.5XLMになっていますので、XLMの口座1つだけを維持する場合「(2 + 1)× 0.5 = 1.5XLM」かかることになります。

最低口座残高に加えてアクティベーション(アカウントの有効化)に1XLM以上送金しますので、ステラウォレットの利用には合計で2.5XLM以上入金しておく必要があるのです。

宛先タグ

ステラの送金では、送信先アドレスと金額を設定するだけではなく「宛先タグ」「メモ」「タグ」などと呼ばれる付加情報が必要になる場合が少なくありません。この付加情報がなければ、送金が完了したにもかかわらず送金先アドレスに入金されませんので、注意が必要です。必ず、送金先がタグやメモなどを必要としていないか確認しておきましょう。

宛先タグはなんのため?
取引所にいるユーザーごとにウォレットを作成していては、アクティベーション用の保持XLMだけで膨大な金額になります。そのため取引所では、取引所がステラのウォレットを保持して、ユーザーの資産をタグで分類しているのです。
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まとめ

XLMを購入してそのまま取引所に保管したままでは、取引所のハッキングという大きなセキュリティリスクにさらされてしまいます。ウォレットを導入すれば、そんなセキュリティリスクを回避することができるのです。

  • ステラのウォレットは公式サイトで紹介されている
  • 保管するだけであればハードウェアウォレットを選ぶべき
  • 取引する場合はダウンロードウォレット
  • ウェブウォレットは利便性が高いが、セキュリティリスクがあるので取引時にのみ利用する
  • ステラウォレット作成前に2.5XLM以上入手しておくこと(アカウント有効化用1XLM、最低口座残高1.5XLM)
  • 送金時にアドレスだけではなく宛先タグ(メモ)が必要な場合がある

自分の用途に合ったウォレットを選んで、ステラを安全に利用していきましょう。