イーサリアムのマイニング収益が増加! PoSマイニングの始め方

イーサリアムのマイニング

昨年後半からイーサリアムのマイニング収益が増加しています。

新たにマイニングに参加するのは難しいと考えられがちですが、従来のマイニング方法「PoW」よりもはるかに参加しやすい「PoS」への移行がすでに始まっています。

この記事でわかること(イーサリアムのマイニング)

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1.  イーサリアムマイニングの収益が上がっている!

イーサリアムマイニングに注目が集まっている理由は、「マイニング収益の増加」です。

1-1. マイニング収益はビットコインの2倍

大手マイニングプールF2Poolが公開しているマイニング収益表によると、もっとも収益の高い機材を使った場合の収益は1日あたり63.32ドル(約6500円)となっています。

イーサリアムのマイニング収益
(参考:F2Pool収益表

仮にこの収益が1年間続いたとすると年間で200万円以上になります。

また、同じF2Poolの収益表ではビットコインの1日あたりの収益は最高で24.45ドル(約2500円)になっています。

イーサリアムはビットコインの2倍以上の収益が出ていますので、ビットコインからイーサリアムへ乗り換えるマイナーも出てきているのではないでしょうか。

1-2. イーサリアム価格の高騰で収益UP

2020年の夏ごろからイーサリアムの価格は徐々に上昇していましたが、2021年に入って一気に急騰しました。

イーサリアムの価格チャート
(参考:EtheScan.io

2021年2月18日には約1,939ドル(約20万4900円)を記録し、過去最高値を更新しています。マイニング報酬はイーサリアムで支払われるので、イーサリアムの価格上昇は、マイニングの収益の上昇とイコールです

金額だけを見ると2017年末から2018年初等に起こった仮想通貨(暗号資産)バブルのようですが、今回のイーサリアムの高騰には次のような要因があります。

投資信託や先物取引などの好材料が揃った

2020年10月、イーサリアム投資信託についてSECへ報告する企業としてグレイスケール社が登録されました。(参考:グレイスケール

また米最大手デリバティブのシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で、2021年2月からイーサリアムの先物取引が始まることも予定されていました。

投資信託や先物取引の対象となるということは、当局による一定の基準をクリアした「金融商品」の位置づけとなり、機関投資家の投資を促進することにもつながります。

これらによってイーサリアムが金融商品として信用できるものと解釈され、価格上昇の要因となったわけです。

分散型金融(DeFi)に注目が集まっている

2020年の夏ごろから分散型金融(DeFi)が注目され始めていました。以下はDeFiトークンの時価総額推移です。

DeFi(分散型金融)トークン時価総額
(参考:coingecko.com

DeFiの多くはイーサリアム上のdAppsで実現されているため、DeFiへの注目度の上昇とともにイーサリアムへの資金流入も多くなっているのです。

リップル(XRP)からの資金流入

2020年12月、米証券取引委員会(SEC)がリップル社を提訴しました。その結果XRP(リップル)が大幅下落しています。このXRPから流出した資金がイーサリアムへ流れ込んでいると考えられるのです。

XRP(リップル)の価格チャート
(参考:coingecko.com

リップル社への提訴理由は、有価証券であるリップル」をSECへの登録なくリップル社が売買していたことでした。

イーサリアムが有価証券ではない」ことを、SECのコーポレートファイナンス部長William Hinmanが2018年に発言しています。(参考:SEC

そのため、同様の提訴に巻き込まれる可能性が小さいイーサリアムへ、リップルから引き上げられた資金が流入したと推測されます。

1-3. 送金手数料が増加している

DeFiが注目され始めた2020年夏ごろから、イーサリアムのトランザクション手数料は上昇傾向にありました。

イーサリアムのトランザクション手数料
(参考:EtherScan.io

これはイーサリアムの価格が上がったことで多くの投資家の関心がイーサリアムに集まってきたことによる上昇でしょう。

DeFiへの注目や投資家の関心がイーサリアムの取引量を増加させ、その結果取引手数料が上がっているわけです。

2021年1月にはイーサリアム全体でのトランザクション手数料が合計1.6億ドル以上にのぼりました。

イーサリアムのトランザクション手数料
(参考:Glassnode.studio
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2. イーサリアムはマイニングしやすくなる

イーサリアムはイーサリアム2.0へ移行することで、コンセンサスアルゴリズムがPoSになりネットワークの処理速度が向上する見込みです。

そしてイーサリアム2.0移行後のマイニング(ステーキング)は、次のように大きく変化します。

イーサリアムの新しいマイニング(PoS)

  • 32ETHを預けて(デポジットして)おくだけでステーキングに参加できる
  • ステーキングの成否はデポジットするイーサリアムの量に比例する
  • ステーキングで報酬を得ると次の権利を得るまでに一定の時間が必要

ステーキングではイーサリアムをデポジットしているバリデータ(PoWのマイナーに相当)の中からデポジットしている金額に比例した確率で当選して報酬が得られます。

そして一度当選したらデポジットは返却されて次の抽選の権利を失い、改めてデポジットして一定期間待たなければなりません。こうすることで、特定のバリデータが当選し続けることが難しくなっているわけです。

PoWのマイニングのように高価なマイニングマシンは不要で、かつ公平にマイニングの権利が分配されるのがPoSのステーキングなのです。

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3. イーサリアムマイニングの方法(PoS)

イーサリアムのマイニングは既存のPoWマイニングイーサリアム2.0のステーキングの2種類になっています。

すでにマイニングマシンを持っている人であれば、今までと同じようにイーサリアムのマイニングに参加することも可能です。

イーサリアムのステーキング方法

  1. イーサリアムを購入する
  2. イーサリアムをデポジットする
  3. クライアントを入手して起動する
  4. パソコンを起動しておく

    1.イーサリアムを入手する

    まずはデポジットするためのイーサリアムを入手しましょう。

    入手する方法はいくつもありますが、取引所で購入するのが一番簡単で安全です。

    2.イーサリアムをデポジットする

    32ETH以上のイーサリアムが入手できたら、デポジットしましょう。

    イーサリアムファウンデーションの公式サイトで、ステーキングについて解説されています。

    公式のUI「LaunchPad」が用意されていますので、注意点にしっかりと目を通した上で実施しましょう。

    3.クライアントを入手して起動する

    LaunchPadを使って32ETHを送っただけでは、ステーキングは始まりません。

    イーサリアム2.0を構成するビーコンチェーンの一部となる「ビーコンノード」とステーキングするための「バリデータノード」を入手して起動する必要があるのです。

    各種ノードの入手と起動についてはコマンドの入力などが必要ですので、パソコンが得意ではない人にとっては少し難しいかもしれません。

    4.パソコンを稼働させ続ける

    取得したノードを実行させたままにしておくことで、ステーキングに参加することができます。

    2021年1月16日時点で30億ドル以上のイーサリアムがステーキング用にデポジットされています。(参考:EtherScan.io

    CoinTrade(コイントレード)

    まとめ

    イーサリアムマイニングが注目されている理由は、収益が増加していることが原因です。

    またマイニング方法がPoWからPoSへ変更となりつつあり、そのことも注目を集める要因となっています。

    • イーサリアムの価格が高騰し、マイナーの収益増加が起こっている
    • イーサリアム2.0(PoS)移行によってステーキングが開始されている
    • ステーキングには32ETHが必要

    PoSによるマイニング(ステーキング)には技術的な知識も必要となりますが、PoWでの参加が難しかった人でも参加しやすくなるでしょう。

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