
暗号資産(仮想通貨)ネム(NEM/XEM)を購入することができる取引所はいくつかありますが、どれを選べばいいのか困りますよね。
これからネムを買ってみたいという方のために、ネムの買い方・購入方法をご紹介します。
そこで今回は
- 簡単に買いたい
- 安く買いたい
- レバレッジ取引がしたい
という3つの目的別にネムを購入することができるおすすめの取引所を解説していきます。
目次
1.ネム(NEM)が購入できる取引所・販売所
ネムが購入できる取引所は国内ではコインチェック、GMOコイン、DMM Bitcoin 、Zaifがあります。それぞれの取引所を目的別に見ていきましょう。
1-1. 初心者向け!簡単に買いたい
◆初めての購入はミスなく買える販売所がベスト
まだ暗号資産取引をしたことがない、またはほとんど経験がない初心者の方にはコインチェックもしくはGMOコインがおすすめです。
暗号資産を手に入れるためには「取引所」あるいは「販売所」で購入しなければなりません。取引所と販売所の違いは以下の通りです。
- 取引所…個人同士で取引する。販売所よりも割安に手に入ることが多い。しかし、販売所と比べ板取引が複雑な為初心者にはハードルが高い。
- 販売所…販売所の運営会社と売買取引をする。取引所で購入するよりも割高なことが多いが購入と売却の操作がとても簡単。
販売所は割高だけど安定して購入できる
取引所の方がお得に購入できるケースが多いものの、板取引では希望の価格や数量で購入するために少しコツが必要です。したがって、初めての方は操作が簡単な販売所で購入してみることをおすすめします。
◆コインチェック
コインチェックは国内で最も取り扱い通貨の種類が多い取引所です。以下の11種類の暗号資産を現物取引できます。
コインチェックの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
ビットコイン以外のアルトコインは販売所でのみ売買可能です。
アプリは統一性のあるデザインで初心者でも直感的な操作が可能です。もちろん簡単に売買をすることができるので、口座開設をしたらぜひ使ってみてくださいね。
◆GMOコイン
GMOコインでは2019年12月4日よりネムの取り扱いを開始しました。
GMOコインはコインチェックと比べ取り扱い通貨が多くないものの、サポートが手厚くチャットでの質問に丁寧に回答してくれます。
GMOコインの取り扱い通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
ネムとステラルーメンは販売所で購入することができ、その他の暗号資産は取引板で購入することができます。
GMOコインにはアプリが2種類存在し、こちらも使いやすく評判が良いです。
- 「仮想通貨ウォレット」は仮想通貨の購入・保管・送金、取引まで幅広く行うことができます。
- 「ビットレ君」はビットコインFXに特化しており、チャートが見やすいことに定評があります。
1-2. 安く買いたい!手数料安いのは?
◆安く買うなら取引板で注文がベスト
取引板ではユーザー間がマッチングして売買を行っているため、販売所で購入するよりも割安に購入できるチャンスがあります。
◆国内取引所ならZaif
取引板でネムを購入したい場合、国内ではZaifのみです。
◆海外取引所Binanceなら取引板でネムが買える
海外取引所バイナンス(Binance)ではネムを取引板で売買することができます。
バイナンスは取引量が世界最大の取引所で、世界各国600万人以上のユーザーに使われています。海外取引所に初めて挑戦するのであればおすすめできる取引所と言えるでしょう。
(参照)CoinGecko
ただし当然のことながら海外取引所のため日本語に対応していません。トラブルなどがあった際は英語でやり取りする必要があるので、英語でのやり取りに慣れてない人は大変かもしれません。
海外取引所で取引するにはハードルあり
海外取引所で取引する場合、日本円を直接送金することができません。
したがって、国内取引所でビットコインなどを購入し、バイナンスなど海外取引所へ送金して取引を行うことになります。
一度限り海外取引所で暗号資産を購入するだけであれば簡単です。しかし暗号資産同士での取引に慣れていない場合、相場を読む勘が身に付くまで時間がかかるかもしれませんね。
どうしても取引を行いたい場合は慎重に挑みましょう。
1-3. レバレッジ取引がしたい
◆レバレッジ取引とは現物を動かさずに取引すること
レバレッジ取引とは、証拠金を入金し値動きで利益を出す取引方法のことです。またレバレッジ(倍率)をかけることにより自己資金よりも大きな金額を動かすことができます。
少額の資金で大きな利益を狙うことができますが、わずかな値動きでも大きな損失を受けてしまう場合もあります。
つまりネムのレバレッジ取引は現物を取引しているわけではありません。ネムを保有してウォレットに移動させることや、他の取引所に送金することはできないことに注意しましょう。
◆国内取引所だとDMM bitcoinのみ
ネムのレバレッジ取引がしたい場合はDMM Bitcoinがおすすめです。
DMM Bitcoinでは全ての通貨をレバレッジ4倍で取引できます。
現物取引ができるのはビットコイン、イーサリアム、リップルのみですが、レバレッジ対応通貨の種類が多いという強みがあります。
レバレッジ取引ができる通貨の種類はDMM Bitcoinが一番
以下の表はそれぞれの取引所のレバレッジ対応通貨の表です。
DMM Bitcoin | BTC,ETH,XEM,XRP,LTC,ETC,BCH,XLM,MONA |
GMOコイン | BTC,ETH,XRP,LTC,BCH |
Zaif | BTC,MONA |
2. コインチェックでネムを購入してみる
さっそくコインチェックの口座開設で実際にネムを購入してみましょう。
2-1. 口座を持っていない人は口座開設
口座開設の流れは以下の3STEPで行います。
- アカウント登録
- SMS認証
- 本人確認書類の提出
早ければ数日程度で口座開設が完了しますが、一律に決められているわけではないのであくまで目安であることに注意してください。
2-2. 販売所ネムを購入してみた
実際にコインチェックのアプリでネムを購入してみました。
ネムを購入する手順
- 日本円を入金(銀行振込・コンビニ入金・クイック入金を選択)
- 「XEM」を選択し、「購入」をタップ
- 購入したい金額を日本円で入力する
金額を確認したら「JPYでXEMを購入」をタップすることで購入が完了します。
Web画面の場合は、「コイン購入」を押して、ネムを選びます。そして、購入したいネムの数量を入力し「購入する」を押したら購入完了です。
3. ネムとはどんな暗号資産(仮想通貨)?
ネムはどのような暗号資産なのでしょうか。
3-1. ネムとは?
ネムは非中央集権の新しい経済圏を作ることを目的として作られました。本来はこのプラットフォームのことをNEMと呼び、通貨単位はXEMとしています。
しかし取引所やSNSなどのコミュニティにおいて通貨単位としてNEMと使われることが多く、知名度が高いため通貨単位もNEMと表記されることがあります。
ネムの基本データは以下の通りです。
創業者 | UtopianFuture |
発行枚数 | 8,999,999,999XEM |
発行上限数 | 8,999,999,999XEM |
ホワイトペーパー | NEM Technical Reference |
公式サイト | https://nem.io/ |
公式Twitter | @NEMofficial |
3-2. 自宅で簡単にハーベスト(マイニング)できる
ネムの大きな特徴の1つとして「ハーベスト」があります。
ハーベストとは、ネムのブロックチェーン上での取引の承認を行う作業のこと。
取引の承認はビットコインの場合マイニングのことです。しかしマイニングとハーベストは根本的に承認の方法が違います。
マイニングはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)という承認方法を採用しています。取引履歴や記録が正しいかどうかコンピューターで計算し、一番早く答えを見つけたコンピューターが承認の権利と報酬を得ることができます。
大きな企業が参入しているマイニングに私たちが参加するには専用のパソコンや機械が必要で、機材代や電気代など初期投資がかかります。
▶マイニングにかかる電気代はいくら?エリアや格安プランを選んで節約
しかし、ハーベストはネムを10,000枚以上保有していればパソコン1台で簡単に参加することができます。
ネムはPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)という取引の承認方法を採用しています。通貨を保有する人の「重要度」に合わせて承認権を与える仕組みなのです。
10,000NEM用意してハーベストを始めてみよう
▶ネム(NEM/XEM)のハーベストとは? やってみた結果&始め方
3-3.「カタパルト」で処理速度が高速に
カタパルトとはネムブロックチェーンのアップデートのことです。カタパルトでは以下の機能が実装されます。
カタパルトで実装される機能
- マルチレイヤーマルチシグ
- アグリゲートトランザクション
- 改良版ハーベスティング
- エイリアス
- アカウントプロパティ
- ネームスペース
- モザイク
これらの機能を実装することによって処理速度や、セキュリティレベルの向上などが見込まれます。なので、ネムがより普及する可能性も考えられます。
メインネットは2020年2〜3月にローンチを予定しており注目を浴びています。
引用元: NEM blog
カタパルトのリリースについては、公式からも随時発信されています。
公式twitter @NEMofficial
まとめ
本記事ではネムを取引する際の目的別おすすめ取引所、口座開設からネムの購入方法、ネムの概要について紹介しました。今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 簡単に買いたい→CMOコイン、コインチェック
- 安く買いたい→Zaif、バイナンス
- レバレッジ取引がしたい→DMM Bitcoin
ネムの大きな特徴として、ハーベストとカタパルトがありました。大型アップデートであるカタパルトは2020年2〜3月にローンチを予定しています。
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