ビックカメラでビットコイン!スムーズな使い方と注意点

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ビットコインにご興味のある方は、「ビックカメラでビットコインを使える!」というニュースを聞いたことがあると思います。そこで本当にスムーズに使えるのか、実際にビックカメラに行って使ってきました。実際に使ってみて、使い方は簡単だったのですが、後から気付いた注意点もありましたので、ビットコインを使う際のご参考にどうぞ。

1. 本当にビックカメラでビットコインを使えるの?

はい。使えます。(実際に使ってみました!)

1-1. どこのビックカメラで使えるの?

ビックカメラ全店で使えます。

2017年4月7日にビックカメラ有楽町店とビックロ ビックカメラ新宿東口店で使えるようになり、その後、30店舗まで導入店舗を拡大し、2017年7月26日から、ビックカメラ全店で1会計10万円分までビットコイン払いが可能になりました。さらに、2017年12月8日から1会計30万円分までに拡大されました。なお、コジマ・ソフマップの一部店舗でも使えるそうです。また、2017年12月13日からオンラインストアの「ビックカメラ.com」でも使えるようになりました(1会計10万円分まで)。

1-2. どのフロアで使えるの?

ビットコイン専用レジは各フロアに1つあります。

1-3. どうやってビットコインで支払うの?

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ビックカメラには、ビットコイン専用のレジがあるので、そちらで支払いをしましょう。

店員さんがお会計を開始すると、お店のレジに置いてあるスマートフォンやタブレットで、QRコードを表示してくれます。QRコードには送金先と送金額の情報が入っています。そうしたら、お客さんは自分のスマートフォンの取引所アプリやウォレットアプリを起動して、送金操作を行い、そのQRコードを読み取ります。お店のレジに置いてあるスマートフォンやタブレットなどで、決済完了した旨の表示がされたらOKです。くわしくて具体的な手順は3章をご覧ください。

2. 注意点

ビックカメラでの注意点と、ビットコインで支払う際の一般的な注意点をご説明します。

2-1. ビットコインでの支払いは1会計30万円まで

ビックカメラの1回の会計で使えるビットコインは30万円分までです。30万円を超えた分の支払いは、現金やクレジットカードなど、ビットコイン以外の方法で払わないといけません。以前は1会計10万円分までだったので、実際に11万円くらいの冷蔵庫を買ったのですが、10万円分をビットコインで払い、残りの1万円くらいは現金で払うことになってしまいました。今は、1会計で使えるビットコインの上限金額が上がり、1会計30万円までになったので、大抵の製品はビットコインだけで購入できるようになりました。うれしいですね!

ビックカメラ全店でbitcoin使えます! | ビックカメラ

2-2. 取引所アプリやウォレットアプリの使い方は事前に調べておこう

事前に、ご自身の使用している取引所アプリやウォレットアプリでの送金の仕方を、ヘルプやインターネットで調べておきましょう。

取引所アプリやウォレットアプリにより、どのタイミングで特別な確認(パスコードの入力、指紋認証、2段階認証、など)が必要になるか異なります。例えば、アプリの起動時に特別な確認をすれば、送金時には必要ないもの。他には、アプリの起動時には必要ないけれど、送金時に特別な確認が必要なものなどがあります。

特に、取引所アプリやウォレットアプリに、2段階認証を設定済みの場合は、2段階認証の際に必要になる認証コードをどこから取得すれば良いか、普段使っていないと忘れがちですので注意しましょう。2段階認証の方法には次のような手段があります。

  • 電子メール
  • 携帯電話へのSMSメッセージ
  • 認証アプリ(Google Authenticator 、Google 認証システム、など)

筆者がビットコインを使ったときは、Coincheckのウォレットアプリを使ったのですが、送金の際に2段階認証の番号を求められ、何の番号を入力すれば良いのかすっかり忘れていたので、Google Authenticatorを起動して番号を見るまで、レジの店員さんに待ってもらうことになってしまいました…。

2-3. ビットコインのフォーク(分岐)時は送金を控えよう

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ビットコイン関連のニュースで、フォーク(または、分岐、分裂)といったニュースを目にしたことはありますか?

2017年8月1日頃には、ビットコインからビットコインキャッシュがフォーク(分岐)し、このときは安全のため、取引所での入出金は一時停止されました。そして、2017年10月24日頃にあった、ビットコインゴールドのフォーク(分岐)については、入出金を一時停止する取引所としない取引所がありました。

ビットコインのフォーク(分岐)時は、送金が意図通りの動作にならない可能性があるため、一時的に送金を控えた方が良さそうです。もし、仮想通貨取引所に口座を持っていれば、仮想通貨取引所からどんな対応をするか、いつ頃フォーク(分岐)があるか、といった情報をサービス上やメールなどでお知らせしてくれます。お知らせの内容をよく確認しましょう。

なぜ、そのタイミングでは送金を控えたほうが良いかというと?

ひとつの理由は、ビットコインの仕組みとして使われているブロックチェーン(送金データの繋がり)が分岐するから。もうひとつの理由は、ビットコインはソフトウェアのプログラムで動いています。そのプログラムを元に、別のプログラムを作成したのが新しい別のコインです(例えばビットコインキャッシュ)。この元のプログラム(ビットコイン)と、別の新しいプログラム(例えばビットコインキャッシュ)は処理のルール(仕様)が異なります。そのため、送金処理の時に、どちらのコインの送金処理か明確に判断して処理がされなかった場合、結果として、送金が意図通りの動作にならない可能性があります。そのため、そういった可能性があるフォーク(分岐)のタイミングでは、一時的に入出金を制限する取引所や、一時的に支払いを扱わない店舗があります。

3. 実際にビックカメラでビットコインを使ってみよう!

3-1. くわしい使い方

  1. 商品を選んだら、ビットコインを使えるレジを探しましょう。ビットコインを使えるレジがどこにあるかを店員さんに聞き、普段と同じようにレジに並びます。自分の番になったら、「ビットコイン払いで」と言いましょう。店員さんにビットコイン専用レジに誘導されます。
  2. 店員さんがお会計を開始すると、お店のレジに置いてあるスマートフォンやタブレットで、QRコードを表示してくれます。qrcode
  3. 自分のスマートフォンの取引所アプリやウォレットアプリを起動して、送金操作を行い、そのQRコードを読み取ります。scan
  4. 数秒待つと、お店のレジに置いてあるスマートフォンやタブレットなどで、決済完了した旨の表示がされます。それで支払いは完了です。paymentcompletion

iPhoneのCoincheckのアプリで送金操作を行う場合の例)

  1. スマートフォンでCoincheckのアプリを起動
  2. メニューの「送金」を押す
  3. 「宛先」の右端にあるQRコードのアイコンを押す
  4. お店のレジに置いてあるスマートフォンやタブレットに表示されているQRコードに、スマホのカメラを向ける
  5. 「送金」画面に、送金先のビットコインアドレスと、送金の金額が表示される
  6. 表示されている金額をよく確認してから、「送金ボタン」を押す
  7. 2段階認証を設定している場合は、2段階認証の番号の入力を促される
  8. GoogleのAuthenticatorアプリを起動
  9. Coincheckの欄に表示されいてる番号を長押しして、コピー
  10. Coincheckのアプリに切り替えて、入力欄を長押しし、番号をペースト
  11. 送金操作完了の表示

iPhoneのbreadのアプリで送金操作を行う場合の例)

  1. スマートフォンでbreadアプリを起動
  2. 2.PINコードを入力
  3. 「送金する」を押す
  4. 「宛先」欄の右端の「スキャン」を押す
  5. お店のレジに置いてあるスマートフォンやタブレットに表示されているQRコードに、スマホのカメラを向ける
  6. 「送金」画面に、送金先のビットコインアドレスと、送金の金額が表示される
  7. 「送金する」を押す
  8. 送金操作完了の表示

3-2. なぜすぐ決済が完了するの?

ビットコインに詳しい人なら、なぜそんなに早く決済が確定するのか疑問に思うかもしれません。ビットコインの取引では、1ブロックが約10分程度で承認されます。そして、その取引が覆ることがない目安として、承認が6回続いたら安心だ、と聞いたことがあるかもしれません。これを一般的に6認証と呼んでいます。つまり、約10分を6回なので約1時間かかります。しかし、ビックカメラでビットコインで支払いをした時に、そんなに待てませんし、待ちませんでした。

実は、ビックカメラでは0認証として、6認証を待たずに、ビットコインの送金が完了したとみなして扱っているのです。なぜこんなことを出来るかというと、ビックカメラのビットコイン支払いを担っているbitFlyerがその点を担保してくれていると考えられます。そのあたりについては、ビットコイン支払い時に渡される小さい紙に注意点として書いてありますので、気になる方は読んでみましょう。

4. 他にビットコインを使えるお店は?

ビットコインを使えるお店はどんどん増えていますが、代表的なお店を紹介します。さらに使えるお店を調べたい方は「ビットコイン使える店」で検索すると新しい発見があるかも!?

4-1. 国内のお店

国内でビットコインを使えるお店を少しご紹介します。

  • awabar
  • DMM.com(2016年2月から。)
  • メガネスーパー(2017年7月から。全店舗。)
  • 新宿マルイ アネックス(2017年8月から10月末までビットコインの試験導入をしています。試験導入で利便性向上の効果を見極めて、全店で導入するか検討するようです。)
  • H.I.S.(2017年9月から。新宿本社営業所(15店舗)、渋谷本店(3店舗)、銀座本店(6店舗)、丸の内本店(3店舗)、池袋本店(2店舗)、Hawaii新宿三丁目(2店舗)、銀座コア営業所、六本木営業所、H.I.S.旅と本と珈琲とOmotesando営業所(5店舗)。1会計当たり上限200万円相当まで。)
  • 「モバイル決済 for Airレジ」導入店舗(2017年7月「[モバイル決済 for Airレジ]」にビットコイン決済が追加されました。最近、見かけることが多いAirレジで「モバイル決済 for Airレジ」を導入していれば、Alipa(支付宝/アリペイ)、LINE Pay、ビットコインが使えます。お店の支払い時にAirレジを使っていたら、お店の人に聞いてみるのも良いかもしれませんね!)

他にも、国内でビットコインを使えるお店は、家電量販店、旅行代理店、メガネ屋、カフェ、バー、寿司、焼肉、懐石割烹、カラオケ、スナック、薬局、鍼灸院、整体、歯医者、動物病院、英会話、ダイビング、自動車学校、自動車販売など、いろんなお店があります。「ビットコインお店」で検索すると、国内でビットコインの使えるお店の情報をたくさん見つけられますので、是非、検索してみましょう。ビットコインが使えるお店の一覧があるサイトの例も載せておきますね。

4-2. 海外旅行のときの外貨両替の手数料

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御存知の通り、日本では円、米国ではドルなど、国によって使えるお金は違います。皆さんも、海外旅行で日本から外国に出発した時や、海外旅行から日本に帰ってきた時など、円やドルを交換したのではないでしょうか。その時、結構な外貨両替の手数料がかかってしまいます。

でも、ビットコインをそのまま持っていれば国を行き来しても手数料はかかりません。海外で、ビットコインで直接支払いできるお店に行けば、ビットコインの送金手数料だけですみます。

米国ではスターバックスなど有名なお店でビットコインが使えます。海外旅行の時は、ビットコインを使える店を調べてから行きましょう。手数料がお得になるかもしれません。

4-3. ビットコインに対応していないお店でも、ビットコインで支払う裏技

なんと、店舗で普通のクレジットカードとして扱われる、ビットコインをチャージ(入金)できるプリペイドカードがあります。これなら、ビットコインに対応していないお店でも、クレジットカードを使えるお店なら、ビットコインを使えます。とっても便利ですね。

  • マネパカード(2017年4月から。発行会社:株式会社マネーパートナーズ、ブランド:MasterCard、提携取引所:Zaif。)
  • バンドルカード(2017年10月から。発行会社:株式会社カンム、ブランド:VISA、提携取引所:Coincheck。)
  • bitFlyer VISA プリペイドカード(2017年10月から。発行会社:株式会社カンム、ブランド:VISA、提携取引所:bitFlyer。)

まとめ

  • ビットコインはビックカメラで使える!
  • ビックカメラ店舗の1回の会計で使えるビットコインは30万円分まで(ビックカメラ.comは10万円分まで)
  • スムーズに支払いできるように、ウォレットアプリの使い方を事前に調べておこう!
  • ビットコインを使えるお店はどんどん増えている

※この記事は執筆時の情報です。その後、変更されている場合もあります。