
仮想通貨のウォレット「MetaMask」をインストールしたものの、ETHの入金方法やDappsでの使い方が分からず放置していませんか?
MetaMaskは数あるウォレットの中でも大きなシェアを持っており、対応しているゲームなどのDappsがとても多い便利なウォレットなのです。
今回はそんなMetaMaskについて、ETHやトークンの入出金からMyEtherWalletとの連携まで丁寧に説明していきます。本記事を読んで、MetaMaskを使って安全で便利にETHやトークンを活用していきましょう。
1. MetaMaskの基本的な使い方は簡単
MetaMaskはアドオンやプラグインとも呼ばれるもので、Google ChromeやFirefoxなど各種ブラウザに追加できる機能やブラウザ上で動作するプログラムのことです。
1-1. イーサリアムの入出金方法
まずは、基本中の基本であるイーサリアムの入出金の方法を、画像を交えて説明していきましょう。
ここからの画像は、以下の環境での操作になります。
・OS:Windows10
・ブラウザ:Google Chrome
イーサリアムの入金
MetaMaskへETHを入金しましょう。
ETHをすでに持っているのであれば、MetaMaskのウォレットアドレスへ送金するだけです。
自分のウォレットアドレスの確認方法は3つ
(a) ウォレットに 表示されているアドレス
(b) メニューのアカウント情報に表示されているアドレス
(c) アカウント詳細画面
(a) ウォレットに表示されているアドレス
MetaMaskログインしたあとに表示されるウォレット画面の中央上部に、アカウント名とウォレットアドレスが表示されています。
この部分をクリックするとウォレットアドレスをコピーできます。
(b) メニューのアカウント情報に表示されているアドレス
左上にあるメニューをクリックするとアカウント情報が開きます。
アカウント情報に表示されているアドレスをクリックすると、コピーできます。
(c) アカウント詳細からの取得
次の3つの方法のいずれかで、アカウント詳細画面を表示します。
- 経路(1)メニューの「詳細」
- 経路(2)「…」のアカウント詳細
- 経路(3)振込ボタン
アカウント詳細画面は、以下のようにウォレットアドレスのQRコードとウォレットアドレスが表示されている画面です。
QRコードを読み込むか、その下に表示されている文字列をコピーすれば、ウォレットアドレスを取得できます。
(a)から(c)のいずれかの方法で取得したウォレット宛に、ETHを保管している取引所や他のウォレットから送金してください。
送金時に設定する手数料にもよりますが1時間程度あれば入金されますので、必ず残高を確認しておきましょう。
イーサリアムの出金(送金)
MetaMaskからETHを取引所などへ送金するのも簡単です。
1.ウォレット画面の「送信」ボタンをクリックします
2.「出金先のウォレットアドレスを入力」またはカメラマークをクリックし、パソコンのカメラを起動させウォレットアドレスのQRコードを読取ります
3.Asset、金額、Transaction Feeを設定します
Asset | 出金する仮想通貨の種類 (MetaMaskに保管されているものから選択) |
|
金額 | 出金する金額 (↑↓をクリックすると法定通貨単位で設定可能) |
|
Transaction Fee (送金手数料) |
Slow | 最低金額設定 |
Average | 平均金額設定 | |
Fast | 高額設定(送金速度を優先) |
Transaction Feeの金額が大きければ、それだけ送金速度が速くなりますので、急ぎの場合はFastを選択してください。
Advanced Optionをクリックすると、現在の手数料設定でのおおむねの送金時間が表示されますので、目安にすることができます。
この画面で送金手数料を詳細に変更できます。変更したら保存ボタンをクリックして戻りましょう。
▶送金手数料(ガス)について詳しくはこちら
4.必要な設定が完了したら「次へ」をクリックし、確認画面に遷移します
5.「確認」ボタンをクリックすれば、送金されます
入出金時の注意
MetaMaskからの仮想通貨の入出金時には、以下の点に注意してください。これらの点を間違えると、最悪の場合は仮想通貨が永久に失われてしまいます。
送金する仮想通貨に注意!
MetaMaskで保管できるのは、イーサリアムとERC20トークンのみです。ビットコインやモナコインなどMetaMaskが保管できないコインを送金してしまうと、取り戻せなくなってしまいます。
ウォレットアドレスは必ずコピーすること!
ウォレットアドレスを間違えてしまうと、誰もそのコインを取り戻せなくなってしまいます。手入力するのではなくQRコードから直接入力したり、コピー&ペーストで入力したりして入力ミスがないようにしましょう。
1-2. MetaMaskのバックアップと復元
MetaMaskを安全に使うためにもっとも重要なことは、バックアップしておくことです。バックアップさえしておけば、いざというときに復元することができますので安全です。
MetaMaskをバックアップするには、秘密鍵とパスフレーズの2種類を保管しておく必要があります。
両方とも「いざというときに仮想通貨を取り戻す」ために必要なものに違いはありませんが、次のようにバックアップ対象が違っています。
秘密鍵 | アカウントのバックアップ |
パスフレーズ | MetaMaskのバックアップ |
MetaMaskはウォレットをアカウントという単位で管理しています。
MetaMaskの下にアカウント名のウォレットがぶら下がっているイメージです。そのため、ウォレットアドレスと秘密鍵はアカウントごとに別のものが存在しています。
アカウントのバックアップ方法
アカウントをバックアップするためには、秘密鍵をエクスポートして保管しておきます。
秘密鍵のエクスポートは、アカウント詳細画面から行います。前項で紹介した経路(1)~(3)のいずれかの方法でアカウント詳細面を表示しましょう。
- 「秘密鍵のエクスポート」をクリックしてください
- インストール時に設定したパスワードを入力して確認ボタンをクリックします
- 「これはあなたの秘密鍵です(クリックでコピー)」の、下の枠に書かれている赤字の文字列が秘密鍵です。この文字列をクリックするとコピーされますので、安全な場所に保存してください。
秘密鍵があれば、誰でもあなたの仮想通貨にアクセスできるようになります。
画像にも書かれていますが、秘密鍵は決して公開したり誰かに教えたりしないでください。
MetaMaskのバックアップ方法
MetaMaskそのもののバックアップは、パスフレーズを保管することで行います。
パスフレーズはMetaMaskのインストール時に必ず保管するように警告されますので、すでに保管済みかもしれません。ただし、保管し忘れた人や確認する方法を知らない人のために、パスフレーズの確認方法を紹介しましょう。
1.右上のアカウントのイメージをクリックします
2.マイアカウントの一番下にある設定を選択します
3.設定メニューの「Security&Privacy」を選択してください
4.Security&Privacy設定で少しスクロールすると、「パスフレーズを表示」がありますので、選択しましょう
5.インストール時に設定したパスワードを入力して、「次へ」をクリックしてください
6.「Your private seed phrase」の枠内に並んでいる12個の単語がパスフレーズです。
復元の方法
バックアップした秘密鍵やパスフレーズから、アカウントとMetaMaskそのものの復元を行うことができます。
アカウントの復元
アカウントを復元する操作は、「秘密鍵のインポート」で行います。
前述の通り、アカウントはMetaMaskにぶら下がっていますので、秘密鍵のインポートはMetaMaskにログインしてから行います。
1.右上のアカウントイメージからマイアカウントを開き、アカウントのインポートを選択してください
2.「秘密鍵をここにペーストして下さい」と書かれている欄に秘密鍵を貼り付け、「追加」をクリックすると、インポート完了です
MetaMaskの復元
MetaMaskの再インストールや新しいパソコンにMetaMaskをインストールした場合などに、以前の情報を復元させるのが、パスフレーズによる復元です。
1.インストール直後の画面にアクセスし、「Get Started」をクリックしましょう。
2.パスフレーズから復旧させるので、左側の「Import Wallet」をクリックします。
3.全ての文章に目を通し、「I agree」をクリックします。
4.「ウォレットのパスフレーズ」に、保管しておいた12個のパスフレーズをスペース区切りで入力してください。順番を間違えないようにしてくださいね。
5.「新規パスワード」と「パスワードの確認」で入力しましょう。漏洩の恐れがあるので毎回新規パスワードを設定することをおすすめします。
6.「I have read〜」のチェックを付けると、「追加」ボタンがクリックできるようになりますので、クリックしましょう。
7.「Congratulations」の画面が表示されたら、復旧完了です。
8.「All Done」をクリックすると、MetaMaskが起動します。
ただし、あとからインポートしたアカウントは復旧しませんので、別途秘密鍵のインポートを行わなければいけません。
2. トークンを保管する
イーサリアムの入出金については説明しましたが、MetaMaskはERC20トークンも扱えます。
ERCトークンとは、イーサリアム上で発行された新しい仮想通貨のことです。ERC20トークンをMetaMaskへ入金するためには、事前に取引所などで購入するか自分で発行するなどしておく必要があります。
(関連記事)
ブロックチェーンエンジニアが解説する|イーサリアムのトークン
2-1. ERC20トークンの追加
MetaMaskは初期設定のままではETHしか扱えません。
ERC20トークンを扱えるようにするためには、MetaMaskにトークンを追加しましょう。
トークンにはBNBやOMGなどの比較的有名なトークンと、個人で発行したようなマイナーなカスタムトークンの2種類があります。
有名なトークンの追加
まずは検索で見つけられるメジャーなトークンを追加してみましょう。
1.メニューの「トークンを追加」をクリックします
2.「トークンの検索」欄にトークン名などを入力すればヒットしたトークンが一覧で表示されます
3.目的のトークンを選択して「次へ」をクリックしてください
4.確認画面が表示されますので、「トークンを追加」ボタンをクリックしましょう
これで選択したトークンが追加されます。
カスタムトークンの追加
カスタムトークンの追加は、「トークンを追加」の画面で「カスタムトークン」を選択します。
この画面で、コントラクトアドレスを入力することで、トークンを追加することができます。
コントラクトアドレスはEtherscanというイーサリアムの情報をまとめているサイトで検索して調べる必要があります。
1.トップページの検索窓に目的のトークン名を入力して検索してください
2.検索して表示される画面の「Contract」にコントラクトアドレスが表示されています
3.カーソルを合わせるとコピーアイコンが表示されますので、コピーを取得しましょう
4.「トークンを追加」画面でコントラクトアドレスを貼り付けると、トークシンボルと小数点桁数が自動で入力されます
5.「次へ」をクリックします
6.「トークンを追加」をクリックすると、カスタムトークンの追加完了です
2-2. ERC20トークンの入金
ERC20トークンの入金については、イーサリアムと同じ操作を行います。
このときに宛先となるウォレットアドレスは、ETHと同じアカウントであれば同じアドレスです。
前章で紹介したのと同じ方法でウォレットアドレスを取得し、取引所や他のウォレットから送金してください。
2-3. ERC20トークンの送金(出金)
トークンの出金(送金)は該当のトークンを選択したあと、前章で紹介したように「送信」ボタンをクリックして進めます。
トークンの選択は、メニューから行ってください。
- 送金したいトークンを選択しましょう
- 「送信」ボタンをクリックします
- 送金先のウォレットアドレスを入力しましょう
送金額と手数料を設定しますが、手数料はETHで支払う必要があります。
このあとの流れは、イーサリアムの出金と同じです。
3. ついにアプリも登場
メタマスクはiOS/Andoroid版のスマホ向けアプリがリリースされていますが、どちらもベータ版です。
3-1. モバイル版MetaMaskは何ができる?
あれば便利なモバイル版MetaMaskは、実際どの程度便利なのでしょうか?
モバイル版MetaMaskで何ができるのか、ブラウザ版と比べた表をご覧ください。
PC版 | モバイル版 | |
パスフレーズのインポート/エクスポート | ○ | ○ |
秘密鍵のインポート/エクスポート | ○ | ○ |
ETH入金 | ○ | ○ |
ETH出金 | ○ | ○ |
トークン追加登録 | ○ | ○ |
トークン入金 | ○ | ○ |
トークン出金 | ○ | ○ |
Dapps連携 | ○ | ○ |
TouchID(FaceID) | × | ○ |
日本語対応 | ○ | × |
モバイル版のMetaMaskでも、パソコン版でできることが一通りできるようになっています。
またTouchIDなどモバイルならではの便利な機能も利用できますので、より便利にイーサリアムを活用することができるでしょう。
唯一の難点は日本語非対応の点。しかし画面構成がほぼパソコン版と同じですので、大きな問題にはならないと思います。
3-2. モバイル版MetaMaskの入手方法
モバイル版MetaMaskはベータ版(テスト版)のためiOSのApp Storeで探しても見つけることはできません。
公式サイトで「名前」「メールアドレス」の登録を行うとすぐに利用することができます。
iOS・android共通
- 公式サイトで「名前」「メールアドレス」の登録を行う
- 登録したメールアドレス宛てに届いたメールのリンクからアプリをダウンロード
iOS
- メールに書かれているリンクより「ステップ1」の「TestFlight」をダウンロード
- 「ステップ2」のベータ版「テストを開始」をタップ
これでMetaMaskのモバイル版をダウンロード完了です。
Android版
届いたメールより「Get started on Android」をタップすると、Playストアのテストプログラム経由でインストール」が可能です。
3-3. PC版MetaMaskのアカウントをモバイル版へインポートする
モバイル版MetaMaskを利用する人のほとんどは、パソコン版のMetaMaskのアカウントをお持ちの方だと思います。
あらかじめ作ってあるアカウントを同期させてみましょう。
PC版MetaMaskとの同期
まずは、パソコン版のMetaMaskをモバイル版と同期する方法を説明します。
具体的にはパスフレーズで復元することで行いますので、PC版で保管しているパスフレーズを準備しておきましょう。
なお、手順そのものはPC版でのパスフレーズを使った復元とほぼ同じです。
パスフレーズによる復元は、インストール時もしくはインストール後のログイン画面から行います。
1.「Sync or import your wallet」をクリックしてください。
2.「Import using seed phrase」をクリックします。
3.「Enter your seed phrase here」の枠にパソコン版で保管している12個のパスフレーズを入力してください。「New Password」の部分は既存のパスワードでも問題ありません。
「Sign In with Face ID」は、ログインなどでFaceIDを使うかどうかの選択肢です。利便性を考慮すればONにしておいた方が良いです。
4.必要事項を入力して、「IMPORT」をクリックすると、パソコン版のアカウントがモバイル版で再現され、自動的に同期されます。
アカウントのインポート
パソコン版MetaMask同様、モバイル版MetaMaskに秘密鍵をインポートすることで別のウォレットの情報を取り込むことが可能です。
ウォレットのトップ画面のアカウントイメージをクリックしてください。すると、アカウントメニューが表示されます。
- 一番下にある「Import an Account」をタップします。
- 「Paste your private key string」の下の枠に秘密鍵を貼り付けて「IMPORT」をタップすると、アカウントがインポートされます。
3-4. モバイル版でのETHの入出金
モバイル版MetaMaskでETHを入出金する方法を簡単に説明しましょう。
ETHの入金
モバイル版MetaMaskのウォレットアドレスを取得し、そのアドレス宛に送金すれば、入金することができます。
モバイル版MetaMaskでウォレットアドレスはログイン後の画面の中央あたりに表示されています。
タップするとコピーできますので、出金元の取引所やウォレットなどへ貼り付けて送金すれば、MetaMaskへ入金することが可能です。
ETHの出金(送金)
ETHの出金もPC版と同じく簡単に行うことができます。
1.ウォレットのトップ画面で、送金したい仮想通貨をタップします。
2.真ん中あたりにある「SEND」をタップします。
パソコン版との違いはこの画面で送金する仮想通貨を選ばない点だけで、あとは同じ構成、同じ意味です。「To:」が送金先のウォレットアドレス、「Amount:」が金額です。
3.手数料を選択して「NEXT」をタップします。
4.内容を確認して「CONFIRM」をクリックすることで、出金(送金)することができます。
3-5. モバイル版MetaMaskのバックアップ
紛失のリスクなども考慮すると、モバイル版MetaMaskでバックアップをとっておくことは、パソコン版よりも重要なことです。
ただ、パソコン版をインポートした場合、モバイル版の秘密鍵とパスフレーズは両方ともパソコン版と同じものになります。
そのため、改めてバックアップをとっておく必要はありません。
ここから説明するバックアップの取得は、モバイル版MetaMaskで新規ウォレットを作った場合のみ行えば良いでしょう。
秘密鍵とパスフレーズのバックアップ
モバイル版では、秘密鍵とパスフレーズの両方とも、メニューの設定画面から確認できます。メニューは、ウォレットトップ画面の左上にあります。
- 右上の歯車をタップしましょう。
- 「Security&Privacy」をタップします。
- 設定の一覧で下にスクロールすると、秘密鍵とパスフレーズの確認メニューがあります。「SHOW PRIVATE KEY」が秘密鍵で、「REVEAL SEED PHRASE」がパスフレーズです。
4. MetaMaskを使って何をする?
MetaMaskを使えば、DappsやMyEtherWalletが便利になるだけでなく、安全性の向上も期待できます。
4-1. Dappsを利用する
Dappsはイーサリアムブロックチェーン上で動作するアプリケーションです。
Dappsで利用者を識別するにはウォレットと同期する必要があり、そのためには秘密鍵の入力が必要となります。
MetaMaskを利用すると秘密鍵を秘匿した状態で同期され、Dappsが利用者を識別できるようになります。
その結果、利用者は面倒で安全性を脅かすリスクのある「秘密鍵の入力」から解放され、Dappsを安全に使うことができるようになるのです。
イーサリアムゲームで使う
Dappsの代表とも言えるイーサリアムゲームでのMetaMaskの利用方法を説明します。
代表的なイーサリアムゲーム「My Crypto Heroes」での使い方を紹介しましょう。
MetaMaskを導入したブラウザで、My Crypto Heroesのサイトへアクセスしてください。
My Crypto HeroesがMetaMaskへアクセスリクエストが届きますので、「Connect」をクリックしましょう。
あとはゲームを始めるだけです。
ログインも秘密鍵の入力も必要なく、ノンストレスでゲームをすることができるでしょう。
以下の記事では、My Crypto Heroesを含む3つのゲームを紹介しています。
DEXで使う
分散型取引所(DEX)は、ブロックチェーン上で動作している仮想通貨取引所です。
一般的な仮想通貨取引所では、取引できるようになるために本人確認などを行う必要があるため数週間かかることもあります。
しかし、DEXではウォレットを同期するだけで取引ができるのです。
こちらも代表的なDEXである「IDEX」を使って使い方を紹介しましょう。
IDEXのサイトへアクセスしてください。
アクセスすると以下のような画面になりますので、「UNLOCK WALLET」をクリックします。
もし上記のような表示がなくトップ画面に遷移した場合は、右上の「UNLOCK WALLET」をクリックしてください。
「UNLOCK WALLET」をクリックすると、ウォレットの同期方法を選択する画面に遷移します。
MetaMaskを利用する場合は、上から3つめのSoftware Walletを選択して、「UNLOCK SOFTWARE WALLET」をクリックしましょう。
IDEXからのアクセスリクエストが表示されますので、「Connect」をクリックします。
以前はここまでで取引できるようになっていましたが、2019年8月23日以降はユーザー登録が必要になっており、黄色い帯でそれをお知らせしてくれています。
黄色い帯の「VERIFY NOW」をクリックしてください。
メールアドレスとパスワードを入力して、「私はロボットではありません」にチェックを入れて「SIGNUP」をクリックしましょう。
登録したメールアドレス宛に確認メールが届きます。
メール本文の「Verify Email」をクリックすると、ログイン画面が開きますので、先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
氏名と誕生日、居住国を入力、規約を確認し、チェックを入れて「SUBMIT」をクリックしてください。
この画面が表示されれば登録完了です。「GET STARTED」をクリックして取引を始めましょう。
以下の記事では、IDEX以外にも分散型取引所を紹介しています。
4-2. MyEtherWalletのログインに使う
ETHを扱うウォレットとして、MetaMaskと同等に利用者の多いウォレットにMyEtherWalletがあります。
じつはMyEtherWalletへのログインも、MetaMaskを使えば簡単になるのです。
その手順を説明します。
まずは、MyEtherWalletにアクセスしましょう。
「Access My Wallet」をクリックしすると、アクセス方法の選択画面になります。
「MetaMask」がありますので、クリックしましょう。
確認画面が表示されますので、「マイウォレットにアクセスするために、以下を許容する」にチェックを付けて「マイウォレットへアクセス」をクリックしてください。
MyEtherWalletからのアクセスリクエストが届きますので、「Connect」をクリックすれば、MetaMaskと同期してMyEtherWalletへログインできます。
なお、次回以降のアクセスでは、アクセスリクエストは自動で承認されて表示されません。
まとめ
MetaMaskは次の通り簡単に使える上に安全性も高めてくれる優れたウォレットです。
- MetaMaskの入出金は簡単にできる
- MetaMaskはETHとERC20トークンに対応している
- MetaMaskを利用すれば、秘密鍵を秘匿してDappsへのログインを簡易化できる
- MetaMaskのモバイル版はPC版と同等の機能を持っている
- MetaMaskのモバイル版とPC版の同期は簡単
- MetaMaskを使えば、MyEtherWalletのログインも簡単
ブラウザの機能を強化して、新しいサービスであるDappsを簡単に使えるようにもしてくれるので、積極的に活用して未来のインターネットを一足先に体験しましょう。
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