コマ足とは? 使い方&コマ足のトレードを成功させるコツを解説

コマ足

FXなどでもよく使われるコマ足は価格変動の平均値を基にした指標で、ローソク足と比較してトレンドが把握しやすいといったメリットがあります。

包み線やDMIなどとの併用や、具体的な売買ポイントも抑えておくことで、さらに効果的に利益を狙うことも可能です。

今回の記事では、コマ足の概要や見方、計算式などの基本的な事柄から、利益を出すコツまで分かりやすく解説していきます。

この記事でわかること(コマ足)


1. コマ足とは?

コマ足の概要、見方と計算方法、売買ポイントについて確認していきます。

1-1. 期間ごとの取引価格の平均値を基にした指標

コマ足のチャート
出典:Tradingview-BTCJPY

コマ足」とは、期間ごとの取引価格の平均値を基にした指標です。似た性質を持つローソク足と比較して、トレンドをより把握しやすいという点が特徴です。

コマ足は別名で「平均足」と呼ばれることもあります。また、コマ足という言葉は特定のローソク足の形状を指すこともありまが、今回はこの意味を除外して解説します。

見方

コマ足の見方について、ローソク足との比較を交えながら確認していきましょう。ローソク足では実体の上辺と下辺が始値と終値を示しています。

コマ足(平均足)とローソク足の違い

始値よりも終値が高ければ陽線、安ければ陰線となります。一方で、コマ足では実体の上辺と下辺を、前日や当日の始値、終値、高値、安値など網羅的に含めた価格変動の平均値を主体として構成される点が特徴です。

コマ足(平均足)とローソク足の違い

コマ足では前日の始値と終値を合計して割った平均値に対して、当日の始値、終値、高値、安値を合計して割った平均値が高ければ陽線となり、低ければ陰線となります。

計算式

コマ足の計算式は、計測1日目2日目以降で異なります。

■計測1日目
  • 始値:(前日始値+前日高値+前日安値+前日終値)÷ 4
  • 終値:(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷ 4
  • 高音:当日高音
  • 安値:当日安音
■2日目以降
  • 始値:(平均足の前日始値+平均足の前日終値)÷ 2
  • 終値:(当日始値+当日高値+当日安値+当日終値)÷ 4
  • 高音:当日高音
  • 安値:当日安音

上ヒゲが長ければ上昇圧力が強い

ローソク足では上ヒゲが長ければ下落圧力が強いと考えられていますが、コマ足では上ヒゲが長ければ上昇圧力が強いことになります。

実体が示すのは平均値であり、上ヒゲが長ければ高値を更新していると考えることができるからです。

下ヒゲが長ければ下落圧力が強い

ローソク足では下ヒゲが長ければ上昇圧力が強いと考えられていますが、コマ足では下ヒゲが長ければ下落圧力が強いことになります。

実体が示すのは平均値であり、下ヒゲが長ければ安値を更新していると考えることができるからです。

1-2. 売買ポイント

コマ足にはいくつかの売買ポイントがあります。その中でも、最も分りやすい買いと売りのポイントを1つずつ紹介していきます。

陰線から陽線に切り替わったら「買い」

コマ足を使ったトレードでは、陰線から陽線に切り替わった場合に「買い」と判断することができます。

コマ足はローソク足と比較しても、トレンドの方向に沿って陽線や陰線が連続しやすい特徴を持っています。以下の画像をご覧ください。

コマ足の売買ポイント
出典:Tradingview-BTCJPY

全てという訳ではありませんが、上昇の場合は陽線、下落の場合は陰線が連続する傾向にあることが分かりますね。

こうした点を踏まえると、陰線から陽線に切り替わったタイミングは、その後に陽線がさらに連続する可能性があることを示唆していると言えます。そのため、買いを入れる1つの機会と考えられるでしょう。

また、陰線で上ヒゲが長くなってきた場合には、買いの圧力が高まっていると考えることができるので、その後に陽線が出現する可能性が高まります。切り替わりを察知するためにも、注目しておくと良いでしょう。

陽線が陰線に切り替わったら「売り」

コマ足を使ったトレードでは、陽線から陰線に切り替わった場合に「売り」と判断することができます。なぜなら、コマ足を使う場合には陽線と同様に陰線も連続しやすい傾向がありまするからです。そのため

そのため、陽線から陰線に切り替わったときは価格が下落する可能性が高まるので、ります。売りの機会の1つといえるでしょう。

また、陽線で下ヒゲが長くなってきた場合には、売りの圧力が高まっていると考えることができるので、その後に陰線が出現する可能性が高まります。切り替わりを察知するためにも、注目しておくと良いでしょう。

「包み線」の発生にも注目

1つ前のローソク足やコマ足を2つ目が全て包み込むような実体を持つパターンを、「包み線」と呼びます。包み線が発生した場合、さらに大きな上昇・下落の圧力が掛かるため、売買ポイントの信頼性はさらに高まると考えることが可能です。


2. コマ足で利益を出すコツ

この項目では、コマ足で利益を出すコツについて確認していきます。コマ足はトレンドの把握に優れた指標であり、利益を出すコツとしてもトレンドに関連したものが多いです。

今回はその中でも、テクニカル分析でよく使うトレンドと特に関係性の深いDMIという指標を使って、コマ足で効果的に利益を出すコツを紹介していきます。

DMIで売買ポイントの信頼性を高める

DMIとは相場におけるトレンドの有無を調べるための指標であり、コマ足と合わせて活用することでエントリーから決済までの売買ポイントの信頼性をさらに高めることが可能です。

DMIは下落の強さを示す「-DI」、上昇の強さを示す「+DI」、トレンドの強さを示す「ADX」の3つの線で構成されています。

DMIとは
出典:Tradingview-BTCJPY

コマ足とDMIを組み合わせる場合、+DIと-DIをエントリーポイントの信頼性を高め、ADXは決済ポイントを見極めるために利用します。以下でさらに詳しく確認していきましょう。

+DIと-DIでエントリーの信頼性を高める

まず、エントリーポイントの信頼性を高めるために+DIと-DIを使います。具体的には、+DIと-DIが買いや売りのサインを示したタイミングであれば、コマ足だけの情報で判断するよりもさらに信頼性を高めることができると言うことです。

+DIと-DIを使う場合、大きく分けて以下の2つの売買ポイントが考えられます。

① +DIが-DIを上に抜けたら「買い」
② +DIが-DIを下に抜けたら「売り」

①が発生した場合には上昇トレンド、②が発生した場合には下落トレンドになる傾向があります。コマ足の売買ポイントと合わせて、①か②の動きが出ていれば、その後のチャートの動きの信頼性をさらに高めることが可能となるのです

ADXで決済ポイントを見極める

ADXは上昇していればトレンドが強いことになり、下降していればトレンドが弱まってきていることになります。

そのため、ADXが上昇から下落し始めたタイミングでは、トレンドが終了する可能性が高まるので決済を検討する機会の1つと考えることが可能です。

実際のチャート例

ここまでの内容を踏まえて、コマ足のチャートにDMIを当てはめてみましょう。以下のチャート画像の画面左側では、陰線から陽線に切り替わり上昇トレンドが発生しています。

コマ足でDMIを使う
出典:Tradingview-BTCJPY

+DIが-DIを上抜けし、陰線のコマ足が陽線に切り替わったので、このタイミングは買いの機会の1つと考えることができます。

また、この上昇トレンドの発生と合わせてADXも上昇し、画面中央付近からは下落し始めていることが分かりますね。トレンドが終了し価格の下落が見込めるため、決済の目安とすることができそうです。

このように、DMIによってコマ足で得られた情報の信頼性をさらに高めることができ、エントリーから決済までをより効果的なトレードにすることが可能となるのです。

DMIとは? 見方&売買ポイントを見つけ出すコツをトレーダーが解説


まとめ

以上、コマ足について解説してきました。改めて、今回の記事のポイントをまとめておきましょう。

  • コマ足は取引価格の平均値を基にした指標
  • コマ足は陽線と陰線が連続しやすくトレンドの把握に向いている
  • DMIを使うことでエントリーから決済までの信頼性を高められる

コマ足は優れた指標ですが、取引で利用した際に損失が出る可能性も十分にあります。利用時には資金量の管理を徹底し、リスクを低減できるよう心がけていきましょう。

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