ライトコイン開発者チャーリー・リー氏ってどんな人?人物像に迫る!

ライトコインの開発者はどのような人なのでしょうか? 

ライトコインの開発者はチャーリー・リー氏という人物で、2011年に世界初のオルトコイン「ライトコイン」を誕生させました。

彼の発言は、これまでのライトコインの価格変動に大きく影響したこともあったようです。

こちらの記事ではチャーリー・リー氏の人物像や発言について紹介し、ライトコインの魅力・将来性について紹介します。

1. ライトコイン開発者「チャーリー・リー氏」とは

チャーリー・リー氏がどのような人物か紹介しましょう。

1-1. チャーリー・リー氏とは

チャーリー・リー氏は西アフリカで生まれたアメリカ国籍を持つ中国人です。13歳の時、家族と共にアメリカへ移住しました。

高校卒業後はマサチューセッツ工科大学へ進学し、学士号と修士号を取得。

大学を卒業して6年間Googleのエンジニアとして活躍しました。

Googleのエンジニアとして働く傍ら、自らの空き時間を利用しブロックチェーン技術について研究をしてきたのです。

そして2011年10月、ビットコインのソースコードをベースにライトコインは誕生しました。

日本国内でも知られている仮想通貨の中でビットコインに次ぐ古いオルトコイン(アルトコイン)です。

ライトコインはアメリカの仮想通貨取引所coinbase(コインベース)で取扱われるようになりました。

2013年、チャーリー・リー氏はGoogleを退職しcoinbaseに活動の拠点を移します。

2017年6月、ライトコインの開発に専念するためコインベースを退職し、現在は仮想通貨に関する様々な開発に携わっています。

 

チャーリー・リー氏のプロフィール

出身地

コートジボワール共和国(西アフリカ)

出身大学

マサチューセッツ工科大学

(学士号・修士号取得)

経歴

Google

コインベース役員

Twitterアカウント

https://twitter.com/SatoshiLite

本人のTwitterアカウントでは、アニメ「ドラゴンボール」に関するツイートが見受けられることから、かなりアニメ好きであることも伺えます。

また、チャーリー・リー氏の兄は、中国の仮想通貨取引所BTCCCEOボビー・リー氏であることも知られています。

1-2. 自身が保有するライトコインを全て売却

2017年12月、チャーリー・リー氏は自身が保有していた全てのライトコインを売却したと発表します。

これにより、投資家たちの間では「ライトコインの価格が下落する」「ライトコイン開発者が開発を放棄したのでは?」と大きな不安が広がり、チャーリー・リー氏への批判が増えました。

しかし、チャーリー・リー氏によると、保有していたライトコインを手放したのは利益相反が理由で、彼は自分発言が価格に影響するのが良くないと考えたんだそう。

チャーリー・リー氏がライトコインの価格についてツイートをすると、個人利益のためとか、ライトコインの売りを仕掛けているなどのコメントが増えてしまい、「ライトコインを保有しながらツイートするのは利益相反になる」と思いライトコイン売却に至ったのです。

reddit:Litecoin price, tweets, and conflict of interest

2. そもそもライトコインってどんな通貨?

ここでは、ライトコインの特徴や魅力についてみていきましょう。

2-1. ビットコインより使いやすい通貨として開発された

ライトコインは、ビットコインよりも身近で使いやすい仮想通貨を目指し作られた仮想通貨です。

スピーディーに送金ができるとして人気だったビットコインは、取引量の増加により送金が遅延してしまう問題が発生していました。

そこでライトコインは、そんなビットコインの送金遅延問題を解決するため送金スピードをビットコインの4倍に改善した設計としたのです。

実際の商取引でも利用できる実用性に長けた仮想通貨として認知されています。

2-2. ライトコインが注目されたきっかけ

ライトコインが急速に注目されたのはビットコインのハードフォークがきっかけでした。

2017年8月、ビットコインのハードフォークによりビットコインキャッシュが誕生した背景には、ビットコインの開発側とマイナー側による対立がありました。

開発側は、ビットコインのスケーラビリティ問題を解消するためにSegwit(セグウィット)というプログラムを導入したかったのですが、マイナー側は報酬が減額するため導入を拒否したのです。

このような対立を見て、ビットコインを保有していた投資家たちは不安になり、ビットコインをほかの通貨に交換して避難しようという動きが活発化しました。

そして、その際に避難先として選ばれたのがライトコインだったのです。

これをきっかけにライトコインの取引量が増え始めました。

2017年)81日が近づいていますが、あなたのビットコインの安全な避難先はどの仮想通貨ですか?

52% LTC

16% ETH

13% XRP

19% 他のオルトコイン

2-3. Segwitを導入!送金スピードが速い

ライトコインはSegwitを導入した通貨のため、およそ2.5分で送金を完了することが可能です。

Segwitは署名を取引データから分離することができます。

署名を取引データから分離することにより1ブロックに書き込めるデータ量が増えたことで、ビットコインの約4倍の速さで送金ができるようになっています。

つまり、SegwitはトランザクションのID改ざんやスケーラビリティ問題の緩和が可能な技術なのです。そのため、ビットコインよりも先にSegwitを導入したライトコインは注目を浴びるようになりました。

また、チャーリー・リー氏が取り組む次のビジョンには「アトミックスワップ」と「ライトニングネットワーク」があり、これらが実装されればさらに送金スピードが速くなるといわれています。

アトミックスワップ

アトミックスワップの仕組み

アトミックスワップとは、取引所を経由せずに異なるブロックチェーン上にある通貨を交換するという技術のことです。

2017年9月には世界で初めてアトミックスワップが、ビットコインとライトコインの間で成功しました。

ライトニングネットワーク

ライトニングネットワークは圧倒的に送金スピードを速めることができる技術です。

ブロックチェーンではなくブロックチェーンのセカンドレイヤーで取引が行われるため、取引手数料がマイナー手数料よりもはるかに安くなると言われています。

少額決済に向いていると言われ注目を浴びています。

ライトコイン開発者のチャーリー・リー氏も、アトミックスワップ、ライトニングネットワークの技術に大きく期待を寄せている一人であり、開発にも携わっています。

▼ライトニングネットワークについて詳しくはこちら▼

2-4. ライトコインの開発が途絶えたという噂も……

一時期GitHubにおいて、ライトコインの活動経歴が長期間確認できなかったことから「ライトコインの開発が途絶えた」として大きな波紋を呼びました。

しかし、実際は開発が止まっていたわけではなく、「Litecoin Core 0.16.2」という別の開発に取り組んでいたため、GitHubでの活動が確認できなかったということが判明しました。

Litecoin Core 0.16.2とは、ウォレットのバグ修正やパフォーマンスの向上といった更新のことで、実際20188月に「Litecoin Core 0.16.2」として公開されています。

「マスターブランチで作業していたわけではない。私たちは数カ月間Litecoin Core0.16.2に取り組んでいた」

また、チャーリー・リー氏は「ライトコインに自分の全ての時間を費やす」と語っており、今後の開発に携わっていくことを明らかにしています。

3. 今後のライトコイン

今後ライトコインはどのように活躍するのでしょうか。

3-1. 開発コミュニティが強く積極的

ライトコインは、コミュニティが活発であることもポイントです。

代表的なコミュニティに「Litecoin Alliance」があります。ここではライトコインに関するポジティブなニュースからイベント参加を促すようなツイートまで、さまざまな情報が発信されています。

そして、どのツイートにもライトコインへの愛情が感じられ、「盛り上げていこう」という気持ちが伝わってきます。

仮想通貨においてコミュニティの影響力は大きく、注目も集まるものです。今後ライトコインの開発がすすめばコミュニティの後押しもあり注目されることが考えられます。

3-2. 大手オンラインゲームの決済手段として既に活用されている

2017年12月、ライトコインはゲーム配信会社Valve社と提携を結び、Valve社が運営するオンラインゲーム配信サービス「Steam」でのライトコイン決済が実現しました。

具体的には、BitreFillというサービスを使うことにより、Steamで使用できる商品券をライトコインで購入できるようになったのです。

以前まではビットコインが導入されていましたが、ビットコインを代替する形でライトコインが導入されています。

マルチシグウォレットで知られるBitGo社もライトコインと提携しており、ライトコインの取り扱いはもちろん、ライトコインプラットフォームのセキュリティサービスなども開始しています。

3-3. HTCのスマートフォン「Exodus」の開発にリー氏が関わる

2018年12月チャーリー・リー氏は、自身のツイッターで世界発のブロックチェーンスマートフォン「HTC Exodus」のアドバイザーに就任したことを公表しました。

HTC Exodus」は、ビットコインやイーサリアムといった多数のブロックチェーンプロトコルに対応したスマートフォンで、仮想通貨ウォレットやDAppsCryptokitties)などを搭載しています。

今回リー氏がアドバイザーに就任したことで、HTC はライトコインのサポートをすることも明らかにしており、ライトコインの更なる普及に期待が高まります。

まとめ

ライトコインの開発者は元Googleの開発者チャーリー・リー氏です。

ビットコインよりも身近で使いやすい仮想通貨としてライトコインを開発し、現在もライトコインの発展に携わっています。

自身の発言でライトコインの価格が変動することを懸念し、201712月保有しているライトコインを全て売却しました。

一時Githubでの開発状況が進んでいないことからライトコインの開発が止まったと投資家の間で噂されましたが、リー氏のtweetにより杞憂だということがわかりました。

氏は現在ライトコインの開発と共にライトニングネットワークの開発にも携わっており、今後の開発に注目が集まります。