ライトコインの半減期は8月5日到来! 価格はどう動いたのか

ライトコイン(LTC)の半減期

ライトコインの価格が2019年6月に上昇していることに気づき、半減期を迎えることを知った方もいるでしょう。

ライトコインは2019年8月5日に半減期を迎えました。

今回はライトコインの半減期の概要について解説。半減期は仮想通貨(暗号資産*)の価格上昇につながる可能性もあるため、マイナーだけでなく、トレーダーの方もチェックしておくべき情報です。

*2019年5月、呼び名を「暗号資産」とする改正資金決済法が可決されました(参考|日本経済新聞

この記事で分かること(ライトコインの半減期)

1. ライトコインの半減期とは

ライトコインの半減期について、概要を解説します。

1-1. ライトコインの半減期は2019年8月2日予定

ライトコインの半減期は、2019年8月2日実施されました。半減期によって、 新規ブロック生成の報酬が25→12.5に半減しています。

ライトコインの半減期はビットコイン(BTC)などと同じく約4年周期であり、次は2023年に半減期が起こる計算になります。

半減期を過ぎるとどうなる?

マイニングされるライトコインは希少になり、発行上限である8,400万LTCに達すればそれ以上の新規発行はありません。

半減期によってコインの新規発行量が抑えられるため、一般的には通貨価格が上昇しやすいとされています。マイナーはもちろん、トレーダーにとっても注意すべきタイミングといえます。

次は2023年9月4日

現時点では、次回の半減期は2023年9月4日頃と推定されています。

litecoinblockhalf.com/

しかしブロックの採掘速度によって推定時期は随時変わっていきます。

日付が近くなってきたら、折を見てチェックしてみましょう。

1-2. 過去の半減期

ライトコインは過去にも半減期がありました。2015年の8月25日で、このときはブロック報酬が50→25に半減しました。

この時期のライトコインのチャートを見てみましょう。

ライトコイン(LTC)の半減期のチャート
CoinMarketCapより抜粋

半減期を迎える直前である、2015年7月に価格が急上昇していることがわかります。一時期は3倍近くに急騰し、その後急落となりました。この動きは半減期が影響した可能性も考えられます。

しかし半減期を迎えたタイミングの8月には、価格は落ち着いた状態となりました。半減期を織り込んだ急上昇とそれにともなう反落は7月にすでに発生したため、8月は何もなかったと考えられます。

1-3. 半減期で価格はどうなった?

2019年8月のライトコインの半減期
参照:CoinMerketCap

ライトコインの価格は2019年6月にかけて上がりましたが、その後は下落に転じました。

半減期前日にやや価格の上昇があったものの、前回2015年の時に比べると穏やかな値動きとなっています。

2. 仮想通貨の半減期とは何?

仮想通貨の半減期

半減期とはマイニング報酬を半減させることで、その目的は市場に流通するコインの増加スピードを抑えることです。

円やドルといった法定通貨は、発行量を随時コントロールする機関が存在します。しかし、仮想通貨の多くは中央集権的な存在がないため、そのままでは流通量を制御できません。暴騰・暴落につながる恐れもあります。

よって半減期を設けることにより、価格をコントロールするのです。新規発行量が減少するよう設定し、コインの希少性を高めて価値が下がらないようにします。

3. ライトコイン以外で半減期を迎える仮想通貨はコレ!

半減期のスケジュール

その他のコインで半減期を迎えるものもあります。トレードするなら、あらかじめスケジュールを知っておきましょう。

3-1. 2019年半減期を迎える仮想通貨

2019年に半減期を迎えるコインは、ライトコイン以外にもいくつかあります。

リスク(LSK)

LSKは2016年にドイツで生まれた仮想通貨。

リスクは、分散型アプリケーション構築のためのプラットフォームであり、プラットフォーム内で利用される通貨がLSKと呼ばれます。送金処理時間が10秒と短いのも特徴で、スピーディーな送金処理が可能です。

なおリスクと聞くと「危険」を想像してしまう方もいるかもしれませんが、危険という意味の「RISK」とは関係ありません。

LSKは2019年10月に半減期を予定しています。

3-2. 2020年半減期を迎える仮想通貨

2020年に半減期を予定しているコインもいくつかあります。

ビットコイン(BTC)

2012年・2016年に半減期を迎えたビットコインですが、2020年5~6月頃にも半減期を予定しています。

2012年のときはほとんど変動がありませんでしたが、2016年では半減期の手前で価格がじわじわと上昇しました。その後いったん急落したあとに落ち着いた動きを見せました。

ユーザー数の多いメジャーなコインということもあり、2020年の半減期でも価格が変動するのではないかといわれています。

モナコイン(MONA)

日本初の仮想通貨として知られるモナコインは、同人誌イベント・メイドカフェなど独特な場所で利用できるのも特徴。

前回2017年7月の半減期では、実施前の6月頃から価格が上昇。その後は下落しましたが上昇前の水準よりもやや高値で落ち着きました。

2020年8月頃に、2回目の半減期を迎えると予測されています。

3-3. 2021年半減期を迎える仮想通貨

2021年に半減期が予定されているコインを見てみましょう。

ビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインからハードフォークで分裂・誕生したのがビットコインキャッシュ。ビットコインよりも送金速度のアップを目的として開発されました。

基本的な仕様はビットコインと同様ですが、データ容量を大きくし、ビットコインが抱えていた問題の解決を目指したことが特徴です。

ビットコインキャッシュは、2021年8月に1回目となる半減期を迎えます。

まとめ

ライトコインは2019年8月に半減期を迎え、新規のマイニング報酬が半減します。コインの流通総量を抑え、希少性を高めることで価格の維持につながります。

ライトコインも含め、仮想通貨の半減期は価格変動につながる可能性もあり、マイナーだけでなくトレーダーも時期をチェックすべきといえます。

ライトコイン以外にも半減期を予定している通貨はいくつかありますので、投資しているコインに半減期がないか、チェックしてみましょう。

また半減期を過去に迎えたことのあるコインの場合、過去のチャートもある程度参考になります。しかし次回もそのとおりに動くとは限らないため、あらゆる状況を想定してトレードをすることがおすすめです。