
日本発祥のモナコインが、なぜこれほど人気があるのか不思議な人は少なくないかもしれません。
その人気の秘密は日本独特のネット文化「祭り」です。
そんなモナコインの秘密を、歴史を振り返って解説していきましょう。モナコインが好きになってくると思います。
目次
1. モナコインの歴史は日本独特のもの
日本発祥の暗号資産(仮想通貨)の中でもっとも有名なモナコインは、巨大掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から生まれました。
日本のネット文化を代表するものの1つとも言える5ちゃんねるから生まれた仮想通貨ですので、他の様々な仮想通貨と比較すると少し変わった特徴があります。
モナコインが生まれてからいままでの歩みを振り返って、その特徴を説明していきましょう。
▶日本発の仮想通貨モナコインとは? 2ch生まれの愛されコイン
1-1. 2ちゃんねるから生まれた実用重視の仮想通貨
モナコインは、2014年1月1日に正式リリースされました。
オンライン上の少額取引に使うことを目的として制作されており、コミュニティ内での投げ銭などに利用することも想定されています。
モナコインは投資ではなく実用性を重視しているのです。
そのため、モナコインの正式リリース後たった3ヶ月程度で次のような実用的なサイトが立ち上がりました。
個人売買サイト「MONA JUNK Parts shop」

モナコインが正式リリースされて1週間も経っていない2014年1月6日には、MONA JUNK Parts shopというモナコインでパソコンパーツを売買できる個人サイトが誕生しています。(参考:Monacoin@wiki)
掲示板サービス「AskMona」

掲示板上で質問して、回答してくれた人にモナコインを送ることができるサービスです。ただ雑談をしたりバラまいたりといった様々な遊びが生まれた掲示板でもあります。
法改正の影響で送金サービスは停止していますが、現在でもこの掲示板でコミュニティが活発に活動しています。モナコインコミュニティの中心的な役柄を担っているサイトです。
上記の2つ以外にも、次のようなサービスが続々と立ち上がりました。
- デジタルコンテンツ販売サイト「Monaca」(サービスは終了)
- オークションサイト「モナオク!」(サービスは終了)
- iPhone5/5s関連商品をモナコイン決済で販売「iLabFactory」(販売ページ閉鎖)
- モナコイン送金サービス「tipmona」(サービスは終了)
- モナコインポータルサイト「Monappy」
これらはすべて有志の手で作られたもので、モナコインの「活用」を重視した人がそれだけ多かったということを表しているのです。
●取引所もできていた
2014年1月8日にはモナコインを基軸通貨としてビットコインやライトコインと取引ができる取引所「モナトレ」が開設されています。これは投資というよりもモナコインの入手を容易にしたものと言えるかもしれません。
1-2. コミュニティの遊び心は日本独特のお祭り?
モナコインは正式リリース後瞬く間に活用場所が広がりました。
通貨としての活用場所の広がりだけではなく、モナコインを中心としたコミュニティの幅も広がったことでいろいろと変わった使い方もされています。
ここで紹介するものはモナコインそのものの活用よりも、みんなで楽しむ「祭り」といったイメージが強いものです。
お金儲けではなく、人と人とのつながりを大切にしているのではないでしょうか。
土地が売買された
2014年3月21日、モナオクに長野県の土地が出品されました。
(参考:2ちゃんねる発祥の仮想通貨『モナーコイン』で別荘地を売りたい人が現れる|ガジェット通信)
458平米の別荘地を5,000MONAで出品しており、当時のレートで75,000円程度の価格設定となっていました。
その後、モナコインのコミュニティが2014年4月21日に32,001MONAで落札しました。
(参考:【話題】モナオク!に出品されていた土地が最終的に3.2万超で落札される|mona digest)
モナ神社
2014年6月にはモナオクで落札した土地に祠が設置されました。
有志を募って準備や意見交換をAsk Mona掲示板で行っている流れは5ちゃんねると同じで、大人が本気で遊んでいる独特な雰囲気です。
(参考:長野草刈OFF準備会|AskMona)
掲示板の中で参加者同士が意見交換し、突っ込みあっている姿は、それだけでこのコミュニティの強さを感じさせてくれるノリがあります。
なお標識には「モメ神社」と掲載されているようですが、それを批判するのではなくネタの1つとして楽しんでいるのは独特なノリかもしれません。
キャラクターコンペ
2014年2月とから4月には、3度にわたってモナコインのキャラクターコンペが開催されています。
モナキャラコンペ2 始まるよーhttp://t.co/yauoK8QZmh #monacoin
— 脇P(jinP) (@WakiyamaP) February 16, 2014
また、モナ神社のキャラクターコンペも開催されました。
(参考:【モナ神社】イメージキャラクター募集|AskMona)
世界進出しているキティーちゃんや全国のゆるきゃらなど、なんでもかわいらしいキャラクターにしたがるのは日本人の気質なのかもしれません。
声優コンペ
2014年5月には、キャラクターコンペの優勝キャラクターに充てる声優のコンペが行われました。
(参考:【急募】モナコインちゃんの声を募集!|AskMona)
最終的にはモナコインのCM動画まで作成されています。
コミケに出展
モナコインのキャラクターを集めた同人誌を作製して、コミケに出展しています。
内容はモナコインの説明や歴史などをかわいいキャラクターたちが説明してくれるものです。
2014年8月の夏コミから出展しており、2020年6月時点で第7号の準備中になっています。
【電子版公開のお知らせ】
Monacoin合同誌モナコミ第6号(電子版)の無償公開を開始しました!紙面版をお持ちで無い方も、この機会に是非読んでみて下さいね!閲覧URLは↓https://t.co/NVUANqtPhw#monacoin pic.twitter.com/DHLDdPTcZQ
— モナコミ第7号@準備中 (@MONA_Anthology) April 7, 2019
こういったキャラクターを使ってユーザーを増やす試みも、他の仮想通貨にはない試みと言えるのではないでしょうか。
秋葉原をジャック?
2017年10月には、モナコインユーザーが100万円を超える広告費を投じて秋葉原でPR動画を放映しました。
また、同じ時期には、自費で制作したモナコインのイラスト入りコインを無償配布するユーザーも現れています。
仮想通貨バブルで勢いがあった時期ではありますが、モナコインコミュニティの熱い想いを感じる出来事です。
モナコイン広告ラリー
2015年7月にAsk Mona掲示板で企画されたJR駅広告ラリーでしたが紆余曲折の結果頓挫し、改めて2017年5月になってポスターを日本全国に掲示してそれを見て回るという企画に発展しました。
企画立案から掲示場所の提供、ポスターデザインなどがすべて有志の手で作られたものです。
約2年間もの間準備して実現した有志の熱意は、他の仮想通貨コミュニティでは珍しいのではないでしょうか。
(参考:第二回モナコイン広告ラリー:企画スレ|AskMona)
1-3. 最新技術をいち早く
モナコインは仮想通貨の中でも比較的早く最新技術を取り入れてきました。
その代表的な技術の1つは、仮想通貨の中で最初に導入したSegwitでしょう。
Segwitというのは、仮想通貨のユーザー数が増えることで発生してしまう送金つまりなどを解決し、同時にトランザクション・マレアビリティという脆弱性を改善するしくみです。
モナコインは他のメジャーな仮想通貨に先んじてSegwitを導入することで、将来と不安の排除とセキュリティの強化を実現しました。
▶Segwitとは? ビットコインの問題点を一気に解決した技術
また、早い段階でアトミックスワップにも成功しています。
アトミックスワップというのは、取引所を介することなく種類の違う通貨を交換するしくみのことです。
▶【図解】アトミックスワップの仕組みとは|メリット・成功事例も解説
重要なのは実用的で遊べること
Segwitを実装することによって、取引数の増加への対応とともにライトニングネットワークでの小口取引を高速かつ安価に行える準備が整います。
また、アトミックスワップが利用できれば、安価で他の仮想通貨との両替が可能になり利用者数が増えるきっかけとなるでしょう。
モナコインが他の仮想通貨に先んじて実装したこれらの機能は、モナコインの利用者が行っている投げ銭やばらまきに向いており通貨としての実用性を上げるものなのです。
結果として実装後の価格が上がった事実はありますが、モナコインが実用性を高めて遊びやすい方向で改善されているのは確かなことでしょう。
コミュニティの活発さ
Segwitの実装については、じつはビットコインなどの他の仮想通貨でも検討され、実装する計画がありました。
そんな中で、モナコインがなぜ世界初のSegwit実装を成功させたかという理由は、コミュニティの団結力以外にありません。
仮想通貨は非中央集権ですので、プログラムの変更の是非は参加者の多数決で決まります。多くの場合、参加者の75%以上や90%以上が賛成したものだけが取り入れられることになっています。
モナコインは日本のコミュニティが団結して情報を拡散して組織的に数多くの賛同を集めた結果、世界初の実装を実現させたのです。
2. モナコインは仮想通貨史上まれに見る早期展開?
モナコインの強みはコミュニティの団結力と行動力です。
この強みが仮想通貨の世界では珍しい早さで通貨として実用的な経済圏を作り出すことにつながっています。
2-1. リリース当初にすぐ使えた
冒頭でも紹介したように、2014年1月1日の正式リリース後1ヶ月の間に、有志の力で以下のようなサービスが生まれています。
- 個人売買サイト「MONA JUNK Parts shop」
- デジタルコンテンツ販売サイト「Monaca」(サービスは終了)
- オークションサイト「モナオク!」(サービスは終了)
- 関連商品をモナコイン決済で販売「iLabFactory」
公開される仮想通貨の多くが資金集めや投資を重視している中、モナコインのコミュニティはまず使えることを優先したということでしょう。
そして、「使える」ようになったことの中から、「投げ銭」や「バラまき」などの半ば面白がって使う「祭り」が生まれたように思われます。
2-2. いまでも使える
正式リリース当初に生まれたサイトの中にはいまでも継続しているサービスはありますし、その後にもモナコインで利用できるネットサービスや実店舗はたくさん生まれています。
すでに6年以上サービスが継続してかつ増えているということはモナコインの利用者が存在し続けていることの証しであり、今後も続くことを期待させてくれることではないでしょうか。
2020年5月時点で対応しているサービスを紹介しましょう。
ビットコインモール

パソコン関連から生活用品まで10万点以上の品ぞろえのあるショッピングモールで、支払い方法はビットコインとモナコインでのみになっています。
Monappy

モナコインのポータルサイトのMonappyには、イラストや写真を投稿するピクプレ、文章を投稿できるメモログなどで投げ銭ができる他、商品を売買できるペイメントというサービスがあります。
また、モナコインを用のギフトコードを発行することができますので、印刷してモナコインを送ることもできるしくみもあります。
Bitでマネー
ビットコインやライトコイン、モナコインでAmazonギフトやiTunesカードなどのプリペイドカードを購入できるサイトです。
支払い方法は仮想通貨のみになっており、メールアドレス以外に個人情報を入力する必要がありません。
ビットコインでは40分ほどかかりますが、モナコインでは送金後約9分でギフトコードが送られてきます。
印田整体院~田無駅北口院~
西東京市にあるモナコイン決済可能な整体院です。
モナコイン以外にも多数の仮想通貨決済に対応しています。
ヘアーサロン&エステティック オーハラ
北海道にあるモナコイン決済可能なヘアーサロンです。
ヘッドマッサージやハンドリフレなども対応しています。
℃o × Production
世田谷区桜上水にある会員制自習室です。モナコインやビットコインで決済することができます。
事前予約制ですが1時間単位で利用することが可能です。
学習指導ができる講師も在籍しており、個人指導を受けることもできます。
PET DESIGN LABO.COM
デザイン性のあるドッグゲージやペットグッズを取り扱っているペット関連の専門店です。
ビットコインとモナコインで決済することができます。
パソコンSHOPアーク「ark」
秋葉原に店舗を構えるパソコンショップです。
2020年5月現在オンラインストアでは仮想通貨での支払いを見合わせていますが、実店舗は可能になっています。
2-3. 安さが重要
モナコインが実用性を維持している理由の1つは、ビットコインのように価格が高騰していないということもあります。
多くの人は日々少額取引を数多く行って経済圏を作っており、高額商品の取引回数とは比べものになりません。ビットコインのように通貨価値が上がってしまうと少額取引のコストが上がり、取引回数が下がります。
特にモナコインの投げ銭やばらまきのような使い方は、価格が高いとできなくなってしまうでしょう。
モナコインは高騰しても2,400円程度でしたので、種々のサービスに影響するほどではなかったのかもしれません。
3. モナコインは投資対象としてどう?
モナコインは実用性重視の仮想通貨ですが、投資対象として保持している人も少なくありません。
リリース当初から行われた企画の中には、価格高騰を見越して立ち上がったものも少なくないでしょう。
結論として、モナコインを投資対象として見た場合は他の仮想通貨と大きな違いはありません。
1つメリットがあるとすれば、モナコインを強く推進するコミュニティのおかげで価値がなくなるようなことが起きにくい点かもしれません。
価格の動きは他の仮想通貨とあまり違わない
モナコインが生まれてからいままでの価格推移を見ると、他の仮想通貨と同じように大きな高騰と急落を何度か経験しています。

この値動きはコミュニティの力による普及活動もさることながら、他の仮想通貨と同じく投資家の思惑が大きく関わっていることがうかがえるのです。
代表的なものについて、解説していきましょう。
2017年4月 Segwit実装
2017年4月16日に世界初のSegwit実装が可決されました。モナコインが最初に高騰した瞬間と言えます。

Segwitの実装によってモナコインがより多くのユーザーを受け入れられる下地ができたわけです。
多くのユーザーが利用することが期待できるということは価格上昇が期待できますので、投資家にとっても注目ポイントでしょう。
2017年7月 最初の半減期
2017年7月16日に迎えた最初の半減期でも、モナコインは高騰しました。

半減期は多くの投資家が注目するポイントです。
その後しばらくすると下落して価格が戻っていますので、半減期を終えて多くの投資家がモナコインを手放して利確したことがうかがえます。
●半減期とは?
モナコインの半減期というのは、モナコインのマイニング報酬が半分になることです。
半減期が行われる理由や価格への影響などについて分かりやすく解説している記事がありますので、紹介します。ビットコインの半減期についての記事ですが、半減期についてはモナコインでも同じです。
2017年10月 bitFlyerで取り扱い開始
2017年10月2日にbitFlyerでモナコインの取り扱いが開始されました。

bitFlyerは当時積極的なCM展開を行っているメジャーな国内取引所でした。
そんなbitFlyerで日本発祥のモナコインの取り扱いが開始されたことで、多くの投資家が購入して価格が一気に高騰したのです。
新たな取引所での取り扱い開始によって多くの人に注目されて価格が上昇し始め、その流れに乗ろうとより多くの投資家が我先にと購入してますます価格が上昇していくという流れでしょう。
2017年12月 仮想通貨バブル
日本中で仮想通貨投資への熱が上がった時期です。
投資をしたことがない人も仮想通貨を購入するようになり、ほとんどの仮想通貨の価格が上がる中で、モナコインの価格も急騰しました。

このときbitFlyerのアメリカ版bitFlyerUSAでもモナコインが取り扱い開始されるという噂もあって、モナコインは最高値を付けました。
ただし、bitFlyerUSAでの取り扱いは開始されず、その後のバブル崩壊もあって、このあとモナコインの価格は下がり続けることになります。
2018年12月 ビットコインが反発し、その波に乗った
2018年12月にモナコインが一時的に急騰しました。

じつはこの同時期に、ビットコインがわずかに反発しています。
投資家の多くがこの瞬間をビットコインの底値と感じ、モナコインもその流れに乗って買いが多く入ったのではないでしょうか。
価格が安いモナコインは、ビットコインよりも買いやすいので大きく変動してしまったのでしょう。
2019年4月 Zaifで取り扱い再開
2018年10月にハッキング被害に遭って取引を停止していたZaifが再始動し、2019年4月23日からモナコインの取り扱いを再開しました。(参考:Zaif Exchange)
その結果、モナコインの価格が上昇しています。

2019年5月 コインチェックで取り扱い開始
Zaifでの取り扱い再開の翌月末5月31日にはコインチェックでの取り扱い開始が発表され、改めてモナコインの価格が急騰しました。

これらのチャートを見ると、モナコインも他の仮想通貨と同じく投資家の思惑の影響で価格が大きく動いていることが分かります。
非中央集権のモナコインは管理者の思惑によって価格を恣意的に操作することができませんが、大規模な資本による価格の動きを防ぐ術がありませんことはできません。
そのため、実用重視のモナコインと言えども多くの資本を持っている投資家の影響で大きな値動きが起こってしまうわけです。
価値がゼロにはなりにくい?
仮想通貨は価値の担保がない電子データですので、最悪の場合は瞬く間に価値がなくなってしまうリスクがある資産です。
その点に関して言えば、実用性を重視し実際に使える場面をコミュニティが作り出しているモナコインは価値がなくなりにくい仮想通貨と言えるでしょう。
いくつものサービスが立ち上がって長い期間にわたって利用されている現実もありますし、コミケや電子コンテンツ販売など未開拓のマーケットもまだ存在しています。
なにより、モナコインを普及するために私財を投じても笑っていられるような人もいるモナコインのコミュニティがあります。
そんなリアルの世界と強いつながりを持ったモナコインは、誰も必要としなくなる可能性が低いため、価値がゼロになりにくい仮想通貨と言えるのではないでしょうか。
4. モナコインを取り扱っている取引所
最期に、2020年6月時点でモナコインを取り扱っている取引所を紹介しましょう。
●販売所形式と取引所形式
仮想通貨の購入方法には、大きく分けて販売所形式と取引所形式があります。
販売所形式は確実に購入できる代わりに少し割高で、取引所形式は購入できない可能性があるものの割安で購入できるといった違いがあります。
コインチェック

もともとの強みだった使いやすさにマネックスグループが持つ金融業のノウハウと高セキュリティがプラスされました。
取り扱っている仮想通貨は12種類と多く、販売所形式でモナコインを購入できます。
また、モナコインを貸して利息を得るレンディングサービスが利用できるのは、コインチェックだけです。(2020年5月時点)
ビットバンク

国内では古参に入る取引所で、開設当初からコールドウォレットやマルチシグに対応しているなどセキュリティ重視の意向を示していました。(参考:bitbank ANNOUNCEMENTS)
取り扱い通貨数は6種類と少ないですが、モナコインも含めてすべての仮想通貨で取引所形式での売買が行えます。
モナコインの取引高の9割以上を占めています(2020年6月25日時点。CoinMarketCap調べ)ので、モナコインをもっとも約定しやすい取引所と言えるでしょう。
bitFlyer

ビットコインの取引高が日本一の取引所(2020年6月25日時点。CoinMarketCap調べ)で、2017年にCM放映を行うなどして、仮想通貨バブル期に一気に知名度を上げた取引所の1つです。
9種類の仮想通貨を取り扱っており、モナコインは販売所形式で購入することができます。
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinはレバレッジ取引の銘柄数が非常に多く、モナコインも2020年2月からレバレッジ取引での取り扱いを開始しました。
モナコイン以外にもステラ・ルーメン(XLM)やネム(NEM)など、アルトコインのレバレッジ取引が充実している取引所です。
Huobi Japan

世界有数の仮想通貨取引所「Huobi」が、国内取引所のビットトレードを傘下に収めてできた取引所です。
独自トークンである「フォビトークン(HT)」を含む7種類の仮想通貨の取引が可能で、モナコインは取引所形式で取引可能になっています。
Zaif Exchange

大規模なハッキング被害に遭って新規口座開設停止していました。フィスコ仮想通貨取引所との統合を経て2020年3月に口座開設の受付を再開しています。
モナコインは販売所形式と取引所形式の両方で購入することができます。
まとめ
モナコインは2ちゃんねる掲示板から生まれた日本発祥の仮想通貨です。
そのコミュニティは2ちゃんねるのノリのまま「楽しむ」ことを優先しており、実用性を重視しています。
その結果、コミュニティの中でいくつもの企画が生まれ、他の仮想通貨にはない数多くの祭りがモナコインの歴史に残っているのです。
- モナコインは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)から生まれた
- モナコインは実用性重視
- モナコインの使い方は実用と遊び
- モナコインの企画は有志の善意による祭り
- モナコイン普及のために私財を投じるユーザーもいる
- 投資対象としては他の仮想通貨と違いがない
モナコインのコミュニティには日本独特の空気とも言えるものがあり、ただ投資するのではなく楽しむサービスがたくさん準備されています。
そんな他の仮想通貨にはない強力なコミュニティに加わって、モナコイン独特の祭りを味わってみるのも面白いかもしれません。
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