仮想通貨の出来高と価格の関係は? 概要・見方・取引のコツを解説!

出来高

仮想通貨の出来高は、成立した売買の数量のことです。出来高の増減や推移は価格にも影響を与えるので、プロの投資家も重要視しています。

今回の記事では、出来高の概要だけでなく、出来高から読み取れること、見方や分析方法などを詳しく解説していきます。

この記事でわかること(出来高)


1. 出来高とは

この項目では、出来高の概要や増減から分かること、注意点などを解説していきます。

1-1. 出来高=成立した売買の数量

出来高とは、「成立した売買の数量のこと」です。一般的に表示される出来高は、一定期間ごとにどれくらいの数量が取引されたかを示しています。

たとえば、チャートの表示を1週間に設定すれば、1週間ごとにどれくらいの数量が取引されたのかを出来高が示すことになります。

出来高の確認方法・見方

下記のチャートは、ビットコインの週足チャートになりますが、画面下に表示されている赤と緑の棒グラフが出来高です。

出来高を見方
出典:Tradingview – BTC/JPY

上記のチャートでは、が価格上昇時の出来高、が価格下落時の出来高を示しています。表示する色に決まりはなく、使うツールによって異なってきます。

1-2. 出来高の増減から分かること

増加した場合は「投資家の興味関心が高い」

取引高が増加した場合には、その仮想通貨に対しての投資家の興味関心が高いことがわかります。

この場合、数多くの取引が行なわれているため、注文が約定しやすくなるメリットが生まれます。

減少した場合は「投資家の興味関心が低い」

取引高が減少した場合には、その仮想通貨に対しての投資家の興味関心が低いことがわかります。

この場合、取引の数も少ない状態なので、注文が通りづらい、または自分の希望する注文ができない可能性があります。

1-3. 出来高を使った取引における注意点

「出来高が多い=価格の上昇」ではない

一般的に、「出来高が多い=価格の上昇」とはなりません。出来高が多くても、価格は下落する可能性があるからです。

ただし出来高が低い場合よりも取引量が多く、注文も約定しやすいので、価格が変動する可能性は高くなる傾向があります。

出来高が低い時の価格操作に気をつける

出来高が低い状態で価格が大きく変動した場合は、価格操作されている可能性があるので、注意が必要です。

出来高が低い状態では注文数も少ないので、少ない資金でも価格を操作できるからです。

特に、意識されているラインを突破したと見せかける手法はよく使われるので、大きく価格が変動した際には出来高も合わせて確認する癖を付けておきましょう。


2. 出来高を使って利益を出すコツ

この項目では、出来高を使って利益を出すコツを確認していきます。

2-1. ローソク足の形状を意識する

出来高と合わせてローソク足の形状を意識することで、さらに効率的に利益を狙いやすくなります。

特に注目しておきたいのが、時間ごとの最高値を示す上ヒゲと、時間ごとの最安値を示す下ヒゲです。

ローソク足とは

「上ヒゲ + 出来高増」なら下落の可能性

たとえば、大きな上ヒゲがついたタイミングで出来高も増加していれば、売りの圧力が高まったと考えることができます。下の図は上ヒゲがついた陰線(始値より終値が安い)の場合の値動きです。

 

上ヒゲの時の価格の動き
始値より終値が安い場合の値動き

この場合、上昇トレンドであれば下降トレンドに切り替わる可能性があります。

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「下ヒゲ + 出来高増」なら上昇の可能性

逆に、大きな下ヒゲがついたタイミングで出来高が増加していれば、買いの圧力が高まったと考えることができます。下の図は下ヒゲがついた陽線(始値より終値が高い)の場合の値動きです。

下ヒゲの時の価格の動き
始値より終値が高い場合の値動き

この場合、下降トレンドであれば上昇トレンドに切り替わる可能性があります。

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2-2. 出来高自体の推移を分析する

出来高自体の推移を分析することも、効率的に利益を狙うコツの1つです。指標などを使い出来高を分析することで、その後の価格の予想に役立てることができるからです。

出来高の分析にもいくつか手法がありますが、「移動平均線」を使った手法は初心者でも取り組みやすいため、おすすめです。

移動平均線は時間ごとの平均値を線で結んだ指標で、相場の全体的な方向感がわかります。

移動平均線は計測する期間に応じて形が異なってくる特徴があり、短期の移動平均線であれば短期的な方向感、長期であれば長期的な方向感を示す傾向があります。

移動平均線
出典:Tradingview – BTC/JPY

「短期 < 長期」の場合は価格が上昇する可能性がある

一般的に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上回ったタイミングでは、価格が上昇するポイントの1つと言われています。

下記のチャート画像では、青色の20日移動平均線(短期)が黄色の50日移動平均線(長期)を上回った後に、価格が大きく上昇しています。

出来高と移動平均線1
出典:Tradingview – BTC/JPY

この事例のように短期の移動平均線が長期の移動平均線を上回ることを、「ゴールデンクロス」と呼びます。

「短期 > 長期」の場合は価格が下落する可能性がある

一般的に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下回ると、価格が下落する傾向があります。

下記のチャート画像では、青色の20日移動平均線(短期)が黄色の50日移動平均線(長期)を下回った後に、価格が大きく下落しています。

出来高と移動平均線2
出典:Tradingview – BTC/JPY

この事例のように短期の移動平均線が長期の移動平均線を上回ることを、「デッドクロス」と呼びます。

(関連記事)
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3. 出来高が多い取引所

出来高が多いということは、注文が約定しやすいということです。つまり、出来高が多い取引所を利用すれば、取引においても有利となります。

3-1. BTC/JPY・ETH/JPY ならbitFlyer

出来高の大きい取引所(bitFlyer)
出典:bitFlyer

bitFlyer公式サイト

BTC/JPYETH/JPYの取引ペアで出来高が多いのは、bitFlyerです。

bBTC/JPYの出来高は24時間あたり約5,900BTC(約62億5,400万円)で、BTC/JPYペアとしては国内では第1位となっています。(※2020年2月18日時点)(参照:CoinMarketCap|Bitcoin

また、ETH/JPYの取引ペアでは、約110,000ETH(約3億3,000万円)で、こちらも国内1位です。(※2020年2月18日時点)(参照:CoinMarketCap|Etherium

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3-2. XRP/JPYならbitbank

出来高の大きい取引所(bitbank)
出典:bitbank

bitbank公式サイト

XRP/JPYの取引ペアで出来高が多いのは、bitbankです。

XRP/JPYの取引高は約1億XRP(約32億円)で、XRP/JPYの取引高としては国内1位となっています。(※2020年2月18日時点)(参照:CoinMarketCap|XRP

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まとめ

以上、出来高について解説してきました。あらためて、この記事のポイントをまとめておきましょう。

  • 出来高とは「成立した売買の数量のこと」
  • 出来高の増減は関心度の高さを示している
  • 出来高だけでなくローソク足の形も意識する
  • 出来高が伴わない価格変動には注意する

出来高を意識して取引をすることは、効率的に利益を出すためにも重要です。内容をしっかりと理解し、取引に役立てていきましょう。