ネム(XEM)は公式ウォレットで安全管理!登録方法と使い方を伝授

購入したネム(XEM/NEM)を取引所に預けたままにしていないでしょうか?

昨今は金融庁からの厳しい指導が入っており、各社セキュリティを向上させているとはいえ、自己防衛はなにより重要です

そこで候補に挙がるのが、仮想通貨を自分で保管できるウォレットです。しかしウォレットにはいくつもの種類があり、最適なウォレットがどれなのか、悩んでしまっている人もいるでしょう。

しかし、XEMには公式ウォレットがあります。公式ウォレットであれば、まだまだ進化を続けるXEMの最新機能をいち早く体験できるアドバンテージがあります。

今回は、XEMの公式ウォレットについて、インストールから設定、使用方法まで詳しく解説していきます。ぜひ、ご参考にしてください。

1. XEMのウォレットには公式ウォレットがおススメ! 

XEMを保管することができるウォレットにはいくつかの種類があります。

それぞれ、使いやすさや安全性など一長一短がありますが、比較的使いやすく、XEMの最新バージョンにもいち早く対応する先進性があるのは、NEM財団が開発、提供するXEMの公式ウォレットでしょう。

公式ウォレットにはパソコン上で動作するデスクトップウォレットと、スマートフォン上で動作するモバイルウォレットがあります。モバイルウォレットとデスクトップウォレットは同期もできますので、合わせて使うことで、利便性が高まります。

ここでは、そんなXEMの公式ウォレットについて、説明します。

1-1. デスクトップウォレット「Nano Wallet」は多機能ウォレット

Nano Walletはデスクトップクライアントですので、パソコン上で動作するソフトウェアです。

つまり、他の多くのソフトウェアのように、サイトからダウンロードしてインストールすることで、使用できるようになります。もちろん、無料です。

Windows、Mac、Linuxに対応しているため、パソコンを持っている人であれば、ほぼすべての人が利用できるでしょう。

利用できる機能は、基本的な機能であるXEMの保管や残高確認送受信ができるだけではなく、次のようなサービスがあります。

機能説明
マルチシグ(マルチ・シグネチャー)とマルチユーザーアカウント送金などを行うときに複数人の承認を必要とすることでセキュリティを高める機能
ネームスペースとmosaic(モザイク)XEMブロックチェーン上でトークン(仮想通貨)を発行することができる
デリゲートハーベスティング(委任型ハーベスティング)設定しておくことで、ビットコインのマイニングのように、報酬を受け取ることができる可能性がある
アポスティーユ(公証)電子ファイルなどが改ざんされていないかを証明するための公式な証明を作ることができる
「Changelly」(仮想通貨交換所)ウィジェットの利用オルトコイン(アルトコイン)どうしの交換ができる利便性の高い交換所を利用できる

これらの機能の中でも、モザイクは独自トークンを安価に発行できますので、何らかのサービスを立ち上げようと考えている人にとって、魅力があるでしょう。

また、ほったらかしでXEMを手に入れることができるデリゲートハーベスティングも、興味のある人は多いでしょう。

なにより、XEMを開発しているNEM財団が公式に提供しているという信頼感は、他のウォレットとは比較にならないものです。

1-2. モバイルウォレット「NEM Wallet」は普段使いに便利

XEMのモバイルウォレットも、NEM財団が開発、提供しているため、信頼感の高いウォレットです。

iOS、Androidに対応していますので、スマートフォンを持っている人の多くが利用可能です。

Nano Walletに比べて、機能は絞られていますが、その分使い方がシンプルで使い勝手の良いウォレットになっています。

NEM Walletで利用できる機能は、以下の3つです。

  •  XEMの残高確認
  •  XEMの送受信
  •  ハーベスティングの履歴確認

つまり、日々の確認とちょっとしたやりとりといった程度の機能と言えるでしょう。

しかし、この「機能を絞っている」が大きなポイントです。

つまり、NEM WalletとNano Walletを同期することで、設定や複雑な操作はパソコンで行い、日々の確認はモバイルで行うという使い分けができます。

そのため、確認のためにいちいちパソコンを立ち上げたり、スマホで細かな設定画面を操作したりするようなことがなく、より使いやすいと感じられるわけです。

特にXEMの送受信は、メッセージのやりとりと同じようにできるため、パソコン上で行うのが面倒に感じるほどです。

ただし、セキュリティ面では、スマートフォンはパソコンと違って容易にフリーWi-Fiに接続してしまいますので、リスクが高いと言えます。そのため、デスクトップクライアントよりも慎重に扱う必要があるということを覚えておきましょう。

1-3. XEMの保管には最新のセキュリティ対策が施されている公式ウォレットがおススメ

Coincheck事件以降、仮想通貨を取引所に預けたままにするのが危険だという意識が一般の人にも広まっており、多くのウォレットが使われています。その中には、いろいろと便利なウォレットもあり、それらを使っている人も多くいるでしょう。

しかし、XEMを保管するのであれば、公式ウォレットがおススメなのです。

その理由を改めて挙げていきましょう。

■ NEM財団が提供する公式ウォレットは最新のセキュリティ対策が施されている

Nano WalletはNEMブロックチェーンを開発しているNEM財団が開発、提供している公式のウォレットです。

日々進化するNEMブロックチェーンの機能に対応してバージョンアップされるため、他のどんなウォレットよりもXEMの脆弱性対策ができます。つまり、XEMを保管するウォレットの中では、もっとも最新のセキュリティ対策が施されている堅牢なウォレットと言えるのです。

■ハーベスティングができる

ビットコインのマイニングのように、XEMではハーベスティングという機能で報酬を得ることができる可能性があります。通常、ハーベスティングを行うにはパソコンを起動しておく必要があり、電気代などのコストがかかりますが、Nano Walletを使えば、「委任ハーベスティング」という機能を使って、パソコンを起動していなくてもハーベスティングすることができるのです。

■電子データを改ざんやなりすましから守れるアポスティーユ(公証機能)を低コストで発行できる

仮想通貨とは離れますが、電子データの改ざんがないことを証明する公証を発行できる機能「アポスティーユ」も、Nano Walletの大きな強みでしょう。

公証があれば、ファイルの正当性が証明できますので、公的な書類やビジネスでは重要なものです。もちろん、オリジナルの電子イラストを描いている人なども、関係してくることでしょう。

ブロックチェーン技術を使えば、公証そのものもを偽造されることがありません。なにより、とても低いコストで公証を発行できますので、電子媒体での契約や、絵や写真などのやりとりなどで、手軽に利用することができるのです。

2. Nano Walletの設定方法

では、Nano Walletの設定方法を説明していきましょう。

2-1.Nano Walletのインストールから設定まで

インストールして使えるようになるまで、順に画面を見ながら進めていきましょう。

まずはXEMの公式サイトのダウンロードページ<https://nem.io/downloads/>から、自分のパソコンにあったファイルをダウンロードします。

もしTREZOR(ハードウェアウォレット)を使用する予定があるのであれば、自分のパソコンの種類によらず、「UNIVERSAL CLIENT(UC)」を選択してください。現在、TREZORに対応しているのはUCだけです。

zipファイルがダウンロードされますので、任意の場所に解凍しましょう。

Windowsの場合、解凍したファイルの中に「NanoWallet.exe」というファイルがありますので、そのファイルを実行します。(Windowsの設定によっては、「.exe」が表示されていない場合もあります)

すると、アプリケーションが実行されます。最初は英語表記ですので、分かりやすくするために言語を日本語に変更します。右上のLanguageからJapaneseを選びます。

右上の「アカウントの作成」をクリックして、アカウント登録画面へ移動し、「シンプルウォレット」を選択しましょう。他のウォレットからの移行や秘密鍵を生成済みの人は、プライベートキーウォレットを選択してください。

ここからの作業はネットワークから切り離して行う旨の注意書きが表示されます。この先の手順で、銀行の暗証番号に相当する秘密鍵を生成します。

もしオンラインだった場合、ウイルスやハッキングなど、外部からの侵入によって、その秘密鍵が漏洩するリスクがあるのです。そのため、コンピュータをネットワークから一旦切り離すことをおススメします。

準備ができたら、「準備できました」をクリックして先へ進みましょう。

ここからが本格的な設定です。まずは、ネットワークの設定です。実際に価値のあるXEMを扱うため、「Mainnet」を選択して、「次へ」をクリックしましょう。

ウォレット名というのは、XEMでのIDのようなものですので、アルファベットで任意のものを設定してください。

パスワードはできる限り複雑で長いものを設定しましょう。

次にもっとも重要な秘密鍵の生成を行います。画面に記載されているように、スタートボタンをクリックした後、カーソルをランダムに動かしましょう。動かしている間、秘密鍵の生成処理が進みます。

秘密鍵の生成処理が終わり(100%表示)、「Done!」と表示されれば生成完了です。「次へ」ボタンをクリックしましょう。

データ保存のための注意が表示されますので、注意書きをしっかりと読んだ上で「理解し同意しました」をクリックして次へ進みます。

ここからは、重要なデータのバックアップです。バックアップ先は複数にしておくこと。かつオフライン環境にしておくことが重要です。これからバックアップするファイルをなくしてしまうと、すべてを失ってしまいます。また誰かに盗まれるのは、銀行のキャッシュカードと暗証番号を盗まれるのと同じです。

ウォレットのデータファイルが生成され、保存先を確認するウインドウが表示されますので、外付けのHDDやCD-R、USBメモリなど外部記憶装置などにバックアップします。このファイルがウォレットのすべてといっても過言ではありません。なくさないようにしっかりと保存しておきましょう。

なんらかの理由でファイルのダウンロードができなければ、ウォレットファイルの表示ボタンをクリックして表示される文字列をコピーし、「ウォレット名.wlt」というファイル名で保存しておきましょう。

バックアップが完了したら、「ウォレットファイルをバックアップしました」ボタンをクリックします。

次に、もっとも重要な秘密鍵のバックアップを行います。「プライベートキーの表示」ボタンで表示される秘密鍵をコピーして、誰にも知られない場所に保管しておいてください。またそのとき、最初に設定したパスワードも書き留めておくことも忘れないようにしましょう。

「秘密鍵とパスワードをバックアップしました」ボタンをクリックすると最終確認画面になりますので、書かれている内容を読んで、「私はすべての内容を理解し同意しました」ボタンをクリックしてください。

ここまでで、設定とインストールが完了です。

最後に、NEMアドレスが表示されますので、これも忘れないようにコピーして保存しておきましょう。忘れても新たに生成できますが、間違えると入金できずにXEMが失われてしまいますので、気を付けてください。

ログインすると、実際にNano Walletを使うことができます。

2-2. 定期的なバックアップを取ることで、もしものときにも安心

ウォレットに仮想通貨を保管することでもっとも重要なのは、バックアップです。

基本的には、ウォレットのインストール時に一通りのバックアップは行っています。しかし、NEMアドレスなどは追加されますので、定期的なバックアップが必要です。

アカウントやパスワードは忘れるリスクがありますし、秘密鍵は憶えていられるような文字列ではありません。また、ウイルスやマルウェアなどのリスクがありますし、それらがなくてもパソコンが起動できなくなる可能性はゼロではありません。

そんなとき、きちんとバックアップしておけば、XEMが失われてしまうことはありません。

ウォレットはあくまでも残高参照や入出金の処理をするだけで、XEMそのものはブロックチェーン上に記録されている情報がすべてです。そこにアクセスするための情報のバックアップさえあれば、復旧することは難しくないわけです。

そんな重要で力強いバックアップのやり方について、紹介します。

■ ウォレットのバックアップ方法

Nano Walletでバックアップするには、まず右上の「アカウント」をクリックします。

アカウント画面の右下に「ウォレットをバックアップ」というところがありますので、そこでウォレットのバックアップを行います。

アカウント画面の右下に「ウォレットをバックアップ」というところがありますので、そこでウォレットのバックアップを行います。

ここで、バックアップするウォレットのアカウントを選択して、ダウンロードボタンをクリックすると、wltファイルを保存する場所を聞いてきますので、任意の場所に保管してバックアップ終了です。

簡単ですよね?これだけの操作でもしもの時の安全性を高められます。定期的なバックアップをおススメします。

3. Nano Walletの代表的機能の操作方法

Nano Wallet設定方法が分かったところで、次に操作方法を説明していきましょう。

ここではNano Walletの代表的な機能である送金方法とハーベスティングの操作方法を説明します。

3-1. Nano Walletからの送金は簡単! しかし送金先のアドレス確認は慎重に

Nano Walletにログインして、送金してみましょう。

まずは、Nano Walletを起動して、左上の「ログイン」をクリックしください。

ログイン画面が表示されますので、ウォレットの選択で、自分のアカウントを選択し、パスワードを入力してサインインします。

このとき、ウォレットの選択ができなければ、「ウォレットをインポート」をクリックして、バックアップしておいたwltファイルを読み込みましょう。

送金するには、ダッシュボード画面の左上にある「送信」をクリックします。

宛先に送信先のNEMアドレスを入力します。このアドレスが間違っていると届かないだけではなく、XEMが失われてしまうリスクがありますので、慎重に入力してください。できれば、送金先から事前に電子的に連絡してもらい、コピー&ペーストで連絡先に登録しておくことをおススメします。

量のところに、送金する金額を入力し、メッセージを入力して、ウォレットパスワードを入力すれば、入力すべき項目はすべてです。あとは「送金」ボタンをクリックすれば送金されます。

なお、メッセージについては、一般的には入力しなくても構いませんが、以下の点に注意が必要です。

メッセージがないと、XEMが失われてしまうかも!
一部の取引所では、入金時のNEMアドレスとして全員に同じものを公開しています。
そのため、誰から入金されたのかを識別するためにメッセージに特定の文字列を入れるように指示しています。
つまり、メッセージがなければ誰からの入金かわからず、口座へ反映できないのです。最悪の場合、そのまま失われてしまう場合もゼロではありません。 取引所へXEMを入金する入金手続き時にメッセージへ記載する内容を指示されますので、そのときはメッセージ入力を忘れないようにしましょう。

3-2. ハーベスティングの設定を行うことでXEMを得られる可能性も! 

次にXEMの醍醐味の1つであるハーベスティングについて説明しましょう。

ハーベスティングというのは、ビットコインで言うところのマイニングに近いもので、取引の正当性を確認することでハーベスト(報酬)がもらえる仕組みです。

Nano Walletでは、このハーベスティングを行うことができますので、ぜひ設定してみましょう。

ビットコインでは、演算するパワーがあることが条件で、困難な計算を最初に解いた人に報酬が渡されます。しかし、XEMではNEMネットワークへ貢献した人に報酬が渡されるという仕組みになっています。このXEMの仕組みをPOI(プルーフ・オブ・インポータンス/Proof-of-importance)と言います。

「NEMネットワークへ貢献」というのは、「NEMネットワークを使っていること」とも言えるもので、具体的には、以下の条件をクリアした人に報酬が支払われます。

・既得バランスを10,000XEM以上保持していること

なお、XEMはビットコインと違って新たに発行されることはありません。その代わりに、手数料などで集まったXEMが「ハーベスト」という名称で再分配される仕組みになっているのです。

3-3. ハーベスティングの設定方法

では、早速、ハーベスティングの設定を行いましょう。

Nano Walletを使って行うハーベスティングは「委任ハーベスティング」というもので、通常のノードよりも重要性が高いスーパーノードが行っているハーベスティングに相乗りするものです。そうすることで、報酬が間引かれる代わりにパソコンを起動していなくてもスーパーノードが得られた報酬の一部をもらえる、とても便利なものです。ほったらかしていてもハーベストをもらえる可能性がありますので、設定しておくことをおススメします。

ただし、まずはハーベスティングの条件である、「既得バランス10,000XEM」を入手しなければいけません。

この「既得バランス」というのは、Nano Walletに一定期間保管されている「有効なXEM」のことを表しており、ただNano Walletに入金すれば良いというわけではありません。

Nano WalletにXEMを入金し、1日程度そのままにしておくと、Nano Wallet内のXEMの10%が既得バランスになります。

このとき、既得バランスになっているXEMが除かれた量のXEMの10%が既得バランスになることに注意が必要です。

例えばNano Walletに10,000XEM入金したとします。最初の1日目で既得バランスは1,000XEMになりますが、2日目には、1,900XEMにしかならないわけです。そのため、10,000XEMを入金しただけでは、最終的に9,999.99999…XEMにしかなりません。既得バランス10,000XEMに到達するためには、少なくとも10,001XEM以上の入金が必要となります。

また、最低限の10,001XEMの入金では、既得バランスが10,000XEMに達するのに90日程度を要します。余裕があれば多めのXEMを入金することで、既得バランス10,000XEMに到達するまでの期間を短縮できます。例えば、10,100XEMの入金で必要期間は45日程度となりますし、20,000XEMの入金で必要期間は1週間程度と、短縮することができます。

なお、現在の既得バランスは、デリゲートハーベストのページの真ん中あたりに表示されています。

Nano Walletのダッシュボード画面の上にある「サービス」をクリックします。

各種機能の画面で、デリゲートハーベスティング(委任)にある「デリゲートアカウント(委任アカウント)管理」をクリックしてください。

デリゲートアカウントの有効化/無効化ボタンをクリックすると、右に「インポータンストランスファートランザクション」の設定項目が出てきますので、モード選択を「委任有効化」にして、ウォレットパスワードを入力、送信ボタンをクリックします。

すると、「収穫パネル」のリモートステータスが「有効化中」となり、「有効化」となればハーベスティングが有効になります。

有効になってしまえば、あとは待っているだけで、XEMが増えてきます。

なお、ハーベスト報酬を得られるのは100%確実ではありませんし、その量にもばらつきがあります。そのため、少しでも多く報酬を得られる可能性を上げるためには、NEMネットワークへ貢献しなければいけません。

例えば、以下の条件をクリアすれば、ハーベスト報酬を受け取れる可能性が高くなります。

  1.  1,000XEM以上の送金
  2.  43,200以内のブロックに含まれる(約30日)
  3.  受取手もPoIに参加する資格(既得バランス10,000XEM以上)を持っている

4. モバイルウォレットNEM Walletとの同期方法

XEMの公式ウォレットの利便性を上げるには、モバイル版の公式ウォレットNEM Walletが欠かせません。

NEM Wallet単体でもウォレットとして使うことはできますが、それではXEMの価格確認と送金くらいしかできず、ハーベスティングやアポスティーユといった、せっかくの機能が使えません。

そのため、ここではNEM WalletとNano Walletの同期方法を説明します。

4-1. Nano WalletとNEM Walletを同期することで、ますます便利に! 

仮想通貨は、値動きが激しいのが特徴です。そのため、いま現在の自分のXEMの価値がどの程度あるのか、日々確認したくなるでしょう。

また、外出先でXEMを使って支払うことがあるかもしれません。

それに、ハーベスティングを行っていれば、どの程度XEMが収穫できているのか、気になるものです。

そんなときに、いちいちパソコンを起動して確認していては、手間がかかって仕方ありません。もし、スマートフォンで確認できれば、利便性がとても上がるでしょう。

NEM Walletを同期することで、そんな利便性アップを簡単に実現することができるのです。

また、NEM Walletなら、Nano Walletに比べて送金処理が非常にスムーズなので、XEMを利用してなんらかの取引をするという点でも、使いやすくなります。

4-2. NEM Walletのインストールから同期まで

まずは、NEM Walletをインストールします。

Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=org.nem.nac.mainnet&hl=en

iOS版:https://itunes.apple.com/us/app/nem-wallet/id1227112677

iOS版、Android版ともに、ストアからインストールできますので、NEM Walletで検索してインストールしてください。

※iOS版の画面で説明しますが、Android版と大きな違いはありませんので、適宜読み替えてください。

インストール後最初の起動でパスワードの設定画面になりますので、パスワードを設定します。他のパスワードの流用は避け、16文字以上で英数字記号を使ったような複雑なものを設定しましょう。

パスワードを設定すると、アカウント選択画面に移動します。

最初はアカウントがありませんので、「アカウントを追加する」をタップしましょう。

「アカウントを追加する」をタップすると、「新しく作る」「QRコードをスキャン」「キーをインポート」のボタンが表示されます。しかし、まだタップしないでください。

デスクトップクライアントと同期する場合は、「QRコードをスキャン」か「キーをインポート」を選びます。今回は簡単な「QRコードをスキャン」で進めますが、その前にパソコン操作が必要です。

いったんスマホを置いて、まずは、パソコンでNano Walletを起動、アカウント画面へ移動してください。そこにある「ウォレットをQRでエクスポート(アンドロイド&iOS)」ボタンをクリックします。

ウォレットパスワードを聞かれますので、入力して「公開」をクリックすると、QRコードが表示されます。

スマートフォンに戻って、「QRコードをスキャン」をタップしましょう。カメラへのアクセスを許可すると、カメラが起動しますので、パソコンに表示されているQRコードを写します。

すると、パスワードの入力を求められますので、入力しましょう。なお、ここで入力するのはNano Walletのパスワードです。最初に設定したNEM Walletのパスワードではありませんので注意してください。

パスワードが正しければ、QRコードが読み込まれ、アカウントの登録(同期)が行われ、アカウントの画面に戻ります。

そこに、Nano Walletに登録していたアカウントが表示されていれば、同期完了です。

この状態で、アカウント名をタップすれば、残高と入出金履歴が表示されるダッシュボード画面になります。

ハーベスティングの確認がしたければ、右下のメニューから「収穫(ハーベスティング)の詳細」を確認すれば、状況を確認できます。

これで、日々の価格動向やハーベスティングの状況、XEMの送金は手軽に行い、バックアップや設定変更など腰を据えて行うべき作業はパソコンで行うことができる環境が整いました。この環境整備をスムーズに実現できる同期機能存在も、公式ウォレットを使う大きなメリットと言えるでしょう。

まとめ

XEMのウォレットについて、お伝えしました。

XEMを保管することができるウォレットとしては、XEMの公式ウォレットがおススメです。

NEMブロックチェーンを開発しているNEM財団が作成・提供している信頼性と、ハーベスティングやアポスティーユなどのサービスを利用できるのは魅力的です。

なにより、デスクトップ版のNano Walletとモバイル版のNEM Walletを同期して使うことで利便性が高まります。日々の確認と複雑な設定などを棲み分けし、使いやすく安全な運用ができる点は、いままでウォレットを使ったことがない人には、特におススメと言えます。

XEMのウォレットを探している方はぜひ参考にして下さい。