過去のリップルの高騰から学ぶ!高騰するタイミングと対処法とは

XRP通称:リップル)は過去に短期間で2回大きな高騰が起きたことがあります。

高騰するタイミングを見極めるのは難しいですが、うまく波に乗ることができれば大きな利益を狙うこともできます。

 しかし高騰した通貨を保有している場合、保有するか売ってしまうか難しい判断に迫られると思います。

また高騰するタイミングを見極めるのも難しく、どういったことが起きると高騰するのか分からないという悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、高騰したタイミングが分かりやすいXRPのチャートを参考に、出来事を照らし合わせて解説します。

この記事を読むことで、通貨が高騰するタイミングを理解しリスクを抑えた仮想通貨投資をおこなうことができるようになりますよ。

目次

1. 過去にXRPが高騰したときに起きた出来事

こちらの章では過去にXRPが高騰したときに起きた出来事をまとめました。

全体としてXRPが普及するという期待が高まったために高騰するケースが多く見られます。

ただし2017年はどんな通貨でも値上がりしてしまうような状況でした。一概にこれらのニュースが高騰の原因とは言い切れないことを最初に述べておきます。

1-1. 20175月:三菱UFJ銀行がリップル社のプロダクトを利用する国際送金サービスの世界連合に参加

日本の大手銀行である三菱UFJ銀行は、Global Payments Steering GroupGPSG)への参加を発表。

GPSGとは、世界中の金融機関がリップル社のソフトウェアを円滑に導入し利用するために、基本となるルール作りを主導し、普及につなげることを目的とした連合です。これらはブロックチェーン技術を活用し、国境を越えたクロスボーダーでのリアルタイム送金などを実現することを目指しています。

GPSGにはアメリカの投資銀行大手バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、カナダ5大銀行の一角カナダロイヤル銀行、スペイン最大の商業銀行サンタンデール銀行など6行が参加しています。いずれも各国を代表するメガバンクたちが、リップル社のプロダクトを利用することの表明として大きな話題になりました。

また、三菱UFJ銀行が世界連合に参加したことにより、日本及びアジア圏での普及が期待されることから、2日間で約22円から約37円まで上昇しています。

(2017年5月15日:日経新聞  仮想通貨技術で国際送金 三菱UFJ銀など、時間・コスト大幅減

1-2. 2017年12月:内外為替一元化コンソーシアムが起因となり投機熱が加速

内外為替一元化コンソーシアムとは、従来の送金インフラにブロックチェーン技術を活用し、よりスムーズかつ低コストで国際送金が可能になることを目指した連合をいいます。

同コンソーシアムには国内の61行が参加し、リップル社の台帳技術を応用した新たな送金・決済サービスを利用することができるそうです。外国為替だけでなく、内国為替にもリップル社の技術を取り入れていることが大きな特徴です。

内外為替一元化コンソーシアムに参加している邦銀37行と、韓国の大手2金融機関(ウリィ銀行、新韓銀行)との間での送金実験を行ったことがニュースとして報道されました。この実証実験は、RCクラウドと呼ばれるリップル社の次世代型決済基盤をクラウド上に実装する日本発・世界初の試みです。結果として、リップル社の技術は実用化に向けた大きな一歩となりました。

(20171213日 SBIホールディングス株式会社の発表

この時期の価格推移は、内外為替一元化コンソーシアムが起因となって投機熱が高まりXRPの価格は1ヶ月で約28円から約400円まで大きく上昇しました。

しかし、この時期はいくつかの出来事が重なり一概にも内外為替一元化コンソーシアムのニュースのみによって価格が大きく上昇したとはいえないと考えられます。

  • XRPに一定期間売却制限をかけるロックアップが行われた
  • リップル社とSBIグループの合弁会社「SBI リップルアジア」の設立
  • 仮想通貨全体の価格高騰

など複数の出来事が重なったことで価格上昇の後押しした形となりここまで大きく上昇したようです。

※XRPのロックアップとは?詳しくはこちらの記事で解説。

1-3. 2018年2月:サンタンデール銀行が、xCurrentを活用したモバイル決済アプリをローンチ

201822日、スペイン最大の商業銀行であるサンタンデール銀行が2017年の業績説明会で「xCurrent」を活用した国際送金アプリをローンチすることが明らかになりました。

このアプリは、リップル社が開発した銀行間のリアルタイムメッセージングツールです。銀行が運営する世界初のブロックチェーンベースのユーザー向けアプリとして注目されました。

同アプリにはP2Pによる決済機能や、リップル社のxCurrentを利用したクロスボーダー決済機能が搭載されています。xCurrentは銀行間での取引データをリアルタイムで双方が確認できるソフトウェアです。

この発表によって、XRPは約71円から約130円まで上昇しています。

1-4. 20189月:リップル社のプロダクト「xRapid」のリリース発表&リップル最大のカンファレンス「SWELL」開催

2018918日には、リップル社のメインプロダクトの一つである「xRapid」を翌月に商用リリースすることを発表しています。xRapidは、銀行がXRPトークンをブリッジ通貨として活用し、スムーズな外国為替を行うことのできるソフトウェアです。リップル社のプロダクトの中でXRPが利用されるのはxRapidだけであり、初めてXRPトークンに実利用価値が生まれたこととなります。

また10月にはリップル最大のカンファレンスである「SWELL」が開催されました。

SWELLとは、世界各国の政治・経済・ブロックチェーン業界の有識者たちが集い、「未来の送金」についてを議論するリップル最大のカンファレンスです。

規模の大きな祭典とあってか、投資家たちは大きな発表があることを期待しXRPはどんどん高騰していきました。

この時の価格の推移は、4日間で1XRPが約30円から約74円まで上昇しています。

2. 2018年12月現在のXRPの状況は、最高値から10分の1に

仮想通貨市場は年始から価格下落が顕著に見られ、ほとんどの通貨の価格は10分の1以下に下落しています。XRPも低迷しており、最高値の1XRP400円から現在40円まで下がっています。

この章では、XRPの現状を解説していきます。

2-1. xRapidのリリース発表とSWELL開催は期待上げ?

xRapidのリリース発表とSWELLの開催で大きく価格を上昇させたXRPですが、現在は1XRPが約40円としばらく低迷しています。

市場をみても、xRapidがリリースされたあと大きな変動はありませんでしたし、SWELLの開催直後はむしろ価格が下落しています。

これらを見ると、一時的な高騰だけで期待上げだったようです。

しかし、10月13日に反発していることから大きく下落する可能性も少ないと考えられるでしょう。

2-2. 20181023日にXRPを基軸通貨とした仮想通貨取引所が登場

1023日、XRPを基軸通貨とした仮想通貨取引所「XRP United」が登場しました。XRP Unitedはエストニアに拠点を置いており、エストニア政府から公式に認可を受けている取引所です。

現在公開されている通貨ペアはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの4つだけですが、近日中にモネロが追加される予定だそうです。

また南アフリカには「Artis Turba」という同じくXRPを基軸通貨とした仮想通貨取引所が開設しています。

XRPを基軸としたマーケットが登場するのは、XRPにとって好材料といえるでしょう。単純に通貨の交換にXRPが利用される場面が増えることは流動性も高まることになります。

現状、価格変動の大きい仮想通貨は安定した価格形成が求められています。機関投資家の資金の流入や仮想通貨決済を導入したい企業の参入など、流動性の確保をすることが市場の活性化につながっていくと考えられるでしょう。

3. 今後XRPが高騰するときの動向とは

今後XRPの価格変動に備え、どのようなニュースに注目するべきなのか考察してみました。

3-1. 送金に関するニュースに大きく影響される

円滑な国際送金を目指す仮想通貨XRPは、送金に関するニュースに大きく影響されます。

過去には、国際送金におけるリップル社の技術を活用した実証実験が発表され、リップル社の技術開発、各国のメガバンクとの提携によって価格が上昇することがありました。

先日、リップル社は「xCurrent4.0」を発表しプロダクト間の相互運用性が向上するとして注目を浴びました。xCurrent4.0は、xCurrentを利用している金融機関がXRPトークンを用いたxRapidを利用できるもので、XRPの需要拡大に大きく期待が持たれるニュースです。

リップル社の技術を活用する銀行が増えてきていることから提携によって価格に影響を及ぼすことも少なくなりましたが、国際送金に関するニュースには注目しておくべきでしょう。

3-2. 既存の送金システムSWIFTとの競合

XRPの懸念点の一つとして、競合であるSWIFTの存在が考えられます。

SWIFT(国際銀行間通信協会)とは、参加銀行間の国際金融取引のやり取りを行うネットワークシステムのことです。現状、国際送金を行う場合にはSWIFTを利用する必要があり、いわゆる既存の国際送金システムにあたります。

現状ビットコインやXRPの登場によってSWIFTの課題を解決し、誰もが低コストかつ高速でどこからでも送金が可能になるとして、その立ち位置が崩される可能性があるといわれました。

それを受けてSWIFTも、マイクロソフトとの提携で送金ネットワークをクラウド化し、SWIFTシステムのセキュリティや効率性を強化しリップルに対抗しようとしています。

現在リップル社の技術を採用しているのは100社ほどですが、SWIFTシステムを活用している金融機関は1万社以上あり、実利用という面ではSWIFTに軍配が上がっております。

しかしながらリップル社も技術開発を急速に進めおり、将来的にどちらかに統一される可能性が考えられます。

リップル社のソリューションを簡単に解説

xCurrentは銀行間での金融通信を円滑に行うプロダクト

xCurrentとは、即時国際送金を行うために、銀行間での双方向のメッセージングやトラッキングをスムーズに行うためのソフトウェア。

xCurrentは銀行に向けて作られたプロダクトで、xCurrentを通した金融取引データは瞬時に双方の銀行間で確認することができます。

xRapidは国際送金における時間やコストを削減するプロダクト

xRapidは、XRPトークンをブリッジ通貨として活用し、国際送金における時間やコストを削減するソフトウェアです。xRapidを利用する場合には、決済通貨と自国通貨の間にXRPを仲介させるように使用します。

これにより、スムーズな国際送金だけでなく、流動性の低い法定通貨との換金にも役立てることができます。

xViaはリップルネットを使用したい一般企業向けAPI

xViaとは、リップルネットを利用して、銀行などを通じて国際送金を行いたいと考えている一般企業に向けたインターフェイスのこと。リップルネットへ参加するためのハードルを下げる役割があります。

xViaによって請求書などの送金情報が送付できたり、事業所の透明性を確保しながら送金したりすることができます。

 

4. 取扱い注意!高騰した通貨のリスクを抑えた対処法とは

すでに高騰してしまっている仮想通貨を取り扱うには注意が必要です。この章では、高騰した通貨のリスクを抑えた対処法として以下のポイントを解説します。

  • 高騰している通貨には手を出さない
  • 対処法が分からなければ利確ポイントを決めて潔く売ってしまう

4-1. 高騰しているときの通貨には手を出さない

XRPの価格が高騰した直後は、特に値動きが激しくリスクも高いので手を出さないほうが無難です。XRPの価格は国際送金や技術開発に関するニュースに強く影響されることから、関連するニュースが流れた途端に大きく値動きすることもあります。

株や仮想通貨取引において、高騰しそうな判断材料が出た通貨に一斉に買いを行う個人投資家のことを「イナゴ」と呼んでいます。これは稲穂を一斉にむしばむイナゴに由来しています。

好材料と判断されたニュースが流れると、イナゴは関連する通貨を一斉に買い始め、急激に価格が上昇していきます。

ところが、急激に価格が上昇した通貨はすぐさま急落します。これはイナゴが利益を得ようとして売りに集中してしまうからです。こういった短期間で価格が急激に上昇しすぐさま急落するチャート形成のことをイナゴタワーと呼びます。イナゴタワーは上がり始めた価格よりもさらに下落するというハイリスクであることが特徴です。

もちろんイナゴタワーを狙った投資法も存在しますが、うまく波に乗ることができなければ大きな損失が出ます。初心者はそこまでリスクを冒す必要はないので高騰した通貨には手を出さないほうがいいですよ。

4-2. 対処法が分からなければあらかじめ決めた売買ラインで売ってしまう

初心者にとって価格変動が大きい状況で対処をすることは難しいと感じるでしょう。価格がこれより上がるのか下がるのかは誰にも分かりませんし、そういった判断は経験則によるところが大きいです。

XRPの価格はニュースによって大きく影響を受けることから突然高騰することが多いですXRPのチャートは徐々に右肩上がりに上がっていくというよりは、大きく上げてなだらかに下がるといったことが多く続いています。

できる限り判断を簡単にするためにも、利確ポイントを決めておくのが良いでしょう。

XRPであれば高騰した直後に売るということでリスクを抑えた対処を行うことができます。また、あらかじめ決めておいた価格になれば必ず売るといったルールを徹底することで感情に惑わされず、判断を簡潔にすることができます。

そのうち、売った後にまた上がってしまったなんてことも起きるでしょうが、そのときはそのときです。自分は正しい選択をしたと自信を持ちましょう。

第一持ち続けたとしても、下落する可能性もあることから利益を得られるという確証はありません。

XRPを取引する際にリスクを抑えた立ち回りとして、高騰した直後には買わず、高騰したら売るという考え方であればリスクを抑えて取引することができます。

5. 仮想通貨が高騰するタイミングはいつ? 

この章では、価格が高騰する材料について見ていきましょう。

5-1. 大手の企業や金融機関との提携

大手企業という安心感からか提携した通貨は高い確率で価格が高騰します。

XRPは先ほど述べた通り企業や金融機関でプロダクトが採用されることで価値が生み出されます。過去にも各国のメガバンクがリップル社のプロダクトを採用すると発表されたときには大きく高騰しています。

5-2. 関連性の高い通貨が同じ値動きをする場合がある

関連性の高い通貨が値上がりすると、それにつられて値動きすることがあります。XRPと関連性が高い通貨として、ステラ(XLM)という仮想通貨があります。XRPとステラは、共に送金を目的として開発された分野として似ている面があり、過去には値動きが同じような場合がありました。

5-3. 仮想通貨取引所で新規上場

人気のある取引所に上場した直後の通貨も高騰することがあります。特にユーザーに人気のある仮想通貨取引所ほど高騰する可能性が高いようで、Twitterなどでアナウンスされる場合にはチェックしておくのも良いでしょう。

過去にはリスク(LSK)がビットフライヤーに上場した際に、60%も上昇しています。


5-4. 
仮想通貨プロジェクトが参加するカンファレンスでの発表

カンファレンスが行われると、それに参加している仮想通貨プロジェクトから大きな発表があるのではないかという期待感から価格が高騰することもあります。

リップル最大のカンファレンスであるSWELLでは、開催前からその期待感によってXRPの価格が150%値上がりしました。


5-5. 
開発者がプロダクトをリリース

新しいプロダクトをリリースすることは堅実に開発を行っていることを投資家に示すことでもあります。

実際にリップル社のプロダクトがリリースされたときには素直に価格に反映されていました。

実体のないプロジェクトや詐欺が横行している仮想通貨業界で、ロードマップを忠実に遂行し信頼を得ることが着実に価値を上げる方法ということです。

まとめ

過去にXRPが高騰したときに起きた出来事やこれからのXRPの動向を解説しました。

これらの情報を活かすためには情報を察知する力が必要となるでしょう。通貨が高騰するのは一瞬の出来事のため、少しでもタイミングを間違えると大きな損失を被る可能性があります。

市場は人の心理によって形成されるとよく言われます。過去に起きたことと照らし合わせてじっくりと分析をすることをおすすめします。