【リップルトレードユーザーへ】XRPを別ウォレットへ移行する方法

リップルトレードやリップル東京JPY発行所に、XRP(通称:リップル)を残しっぱなしにしていませんか?

ウォレット移行をしないで放置した結果、運用終了で頭を抱えている方もいるようです。しかしXRPがなくなったわけではありません。そこで今回は、XRPをリップルトレードから取り出す方法を解説します。

1. リップルトレードに保管していたXRP(リップル)は移行できる!

こちらの章では、XRPを取りだして移行する方法について解説します。

1-1. XRP(リップル)はなくなったわけではない

リップルトレードは2016年3月31日をもって運営サービスを終了しました。理由としては、リップルは銀行のテクノロジー・インフラ整備に注力をしているため、個人向けのサービスには焦点を置かないという方針になったことです。

リップルトレードは公式が提供していたウォレットということで利用者も多く、サービス終了で混乱した方もいるのではないでしょうか?

ユーザーの中にはXRPを購入してリップルトレードに入れたものの、その後放置した結果塩漬けになってしまったという方も。リップルトレードからXRPを取りだせなくなってしまい、半分諦めている人もいるようです。

しかし、保管していたXRP自体が消滅したわけではありませんので、安心してください。

秘密鍵(シークレットキー)があれば、別のウォレットへと移行させることができます。

1-2. Gatehub(ゲートハブ)へ移行することができる

リップルトレード公式サイトでは、代替サービスとしてGatehubへの移行を推奨しています。リップルトレードを閉鎖する前から協力関係を結んできた業者です。

利用者の中にはGatehubではなく別のウェブウォレットに移行させようとする方もいますが、一度Gatehubで復元させないと別のウォレットには移行できません。この記事で復元方法を把握して実行しましょう。

公式サイトの説明によると、移行させるためにはゲートハブの本人確認の認証プロセスを完了する必要があります。その手順について見ていきましょう。

2. Gatehubのウォレットへの移行方法

リップルトレードから

1.リップルトレードにアクセスしてMigrate用のボタンをクリックする

2.Gatehubへサインアップする

3.アカウントをアクティベートする

4.アカウント情報を確認する

リップルトレードにアクセスしたら、トップページに「Migrate Wallet to GateHub 」という青いボタンがあるのでクリックしましょう。「Migrate」という単語は、英語で「移行」という意味なので覚えておきましょう。

Gatehubのページに遷移するので、ここでメールアドレス・パスワードを入力してサインアップします。パスワードは2回入力すること「私はロボットではありません」にチェックを入れることを忘れないようにしましょう。

リカバリーキーが表示されますので、必ず保存しておきます。登録したメールアドレスに、Gatehubからメールが届いています。

メール文中に「Activate Account」のボタンがあるのでクリックしてください。

再びGatehubのサイトに遷移します。

以前は「Start Migration」と書いてあるripple tradeからの移行ボタンがありましたが、廃止となりました。

画面の左上にあるボタンをクリックし、「IMPORT」を選択。

先ほど決めたパスワードを入力し、「Unlock」のボタンをクリックしてください。

次の画面にて、ウォレット名(任意)シークレットキー(秘密鍵)を入力してください。

シークレットキーの入力時は他の人の目の届かないところで行い、人に教えないように気を付けてくださいね。

Gatehubの管理画面に復元されたXRPのウォレットが移行されているはずです。

以前は移行の為の専用機能がありましたが運営終了から時間が経ったため、その機能も廃止となりました。これが現在唯一の移行方法です。

3. 移行の際に気を付けるべきポイント5点

こちらの章では、XRPを復元・移行するときに注意したい5つのポイントを解説します。

3-1. ウォレット移行の代理業者の勧誘に注意

インターネットの情報では、リップルトレード終了によるウォレット移行代理をすると名乗る業者のフィッシングサイトがあるようです。

ウォレットの移行を代理するためと称して、シークレットキーなどを入力するよう誘導していたようですが、リップル公式で認められた業者ではありません。

しかし怪しい業者でも、XRPを何とかしたいという思いでいっぱいの利用者の中には、つい情報を入力してしまった方もいるかもしれません。

シークレットキーを教えてしまうと、XRPの盗難につながるリスクが高くなります。業者などから勧誘のメールが届いても、絶対にシークレットキーやアカウント情報を教えないでください。

3-2. Gatehubへ移行したからといって完全に安全ではない

盲点になりがちですが、Gatehubは完全に安全なウォレットではありません。ウェブウォレットである以上、ネットワーク経由でのハッキングのリスクに晒されていることに変わりはないからです。

よって、ハッキングされる可能性の低いハードウェアウォレットで管理するのが最も安全でおすすめです。

利用者の中には、せっかくGatehubに移行したにも関わらず、XRPが盗まれてしまったという方もいるようです。

ただしGatehubで盗難に遭う理由は様々なものが考えられ、必ずしもGatehubだけの問題とは限りませんユーザーのID・パスワードの設定・管理方法に問題が見られるケースもあるので注意しましょう。

3-3. 二段階認証を必ず設定すること

GatehubにしらばくXRPを保管しておく場合の要注意ポイントです。ハッカーによるユーザー名・パスワードの抜き取りによるXRPの流出を防ぐため、二段階認証を必ず設定するようにしましょう。

二段階認証とは、IDやパスワードのほかにランダムな数字を入力することにより、さらにセキュリティレベルを高める認証方法のことです。ランダムな数字は1回限りで、その都度入力内容が変化します。

二段階認証は国内の銀行などの金融機関でも採用されています。

二段階認証はGatehubに移行しても自動的に適応されるわけではないため、自分で設定する必要があります。

サイトトップのスパナマークをクリック、「SECURITY」を選択して設定してください。

3-4. IDやパスワード情報をブラウザに保存しない

IDやパスワード情報を入力するのが面倒なため、パソコンのブラウザに保存している方もいるのではないでしょうか。しかし保存した情報は盗まれる可能性があるため危険な行為です。

技術のあるハッカーからすれば、ブラウザからログイン情報を盗み出すのは難しいことではありません。ログイン情報が知られてしまうと、仮想通貨の保有状況も把握され、目を付けられると仮想通貨を勝手に移行されてしまうリスクも高まります。実際に、いくつものWEB上の口座から仮想通貨が流出している現実があるのはご存じでしょう。

ブラウザにログイン情報を保存しっぱなしにするのは自殺行為と捉えるべきです。

3-5. パスワードやメールアドレスの設定を工夫しよう

ハッカーは単純なパスワード、短いパスワード、他の情報から推測できるパスワードは簡単に見破ります。対策として、パスワードを誕生日・口座番号など簡単に想像できる数字にせず、複雑で長いものに設定しましょう。

理想としては8文字以上で、意味のなさない数字・記号の羅列にすることがおすすめです。また、パスワードは使いまわしをせず、個々のサイトごとに設定しましょう。

そのような複雑なパスワードをいくつも自分で覚えることは困難ですから、パスワード管理ソフトを活用するのが便利です。

パスワード管理ソフトは、個々のサイトで使うパスワードを自在に設定することができ、必要な時に入力できるので自分で覚えておく必要はありません。

具体的には「1password」を利用することがおすすめです。セキュリティ分野では定番中の定番ともいえるソフト・アプリで、セキュリティの強固さに優れています。

ただし管理ソフトのマスターキーとなるパスワードは自分で設定する必要があります。他人が推測できない長めのパスワードを考えておきましょう。

パスワードを一括管理「1PassWord」
複数のパスワードをアプリで一括管理できます。iOS版 /android版

 

さらにセキュリティに気を配るなら、パスワードだけでなくメールアドレスも個々のサイトごとに設定することが有効です。手間はかかるものの、メールアドレスを複数の場所で使いまわすとハッキングのリスクが高まります。

エクセルなどで一覧表を作成して管理するとわかりやすいでしょう。

4. 疑問を解消!XRPの移行についてのQ&A

上記のプロセスでも解決しない場合、問い合わせが必要です。

4-1.XRPの移行でトラブルが発生!どこに連絡すればいい?

移行のどのプロセスで問題があったかによって、コンタクトを取るべき連絡先は異なります。

Gatehubでのアカウント作成・本人確認の中でトラブルがあった場合は以下のURLに記載の連絡先に問い合わせましょう。リップルによるXRP移行のインストラクション資料で、問い合わせ先が記載されています。

ripple Trade migration FAQ

複数言語に対応している資料で、最初の方は英語ですが、中ほどで日本語になります。

移行を完了したにも関わらずリップルトレードでの残高や本人情報がGatehubに反映されない場合も、同じPDFに対応してもらえる連絡先が記載されています。

連絡先については先述の場合とは別となっていますので注意してください。

問い合わせフォーム、リップルネーム、移行を試みた日付、およびトラブル内容の説明を伝えましょう。

なお連絡するときは英語で行う必要があります。英語が苦手という方でも、Google翻訳などをうまく利用しながら英文を作成しましょう。

体験談や口コミを見ると、メールをしてからだいたい2~3日後に返事が来ることが多いようです。すぐには来ないことが多いため、しばらく待ってください。

4-2. リップルトレードのアカウント情報や秘密鍵などをすべて忘れてしまったのですが?

リップルトレードのID・パスワード・シークレットキーなどの情報がないと、通常の方法での移行作業はできません。どうしても思い出せない場合は、リスクはあるものの専用の業者に依頼することを検討する道もあります。

仮想通貨の救済サービスを提供している会社はいくつかあり、中には成功報酬を導入しているところも見られます。成功報酬であれば、仮想通貨が復活できなければ料金を支払う必要がないため、依頼者にとってリスクが低いのもメリット。

ただし、作業を依頼するには秘密鍵など仮想通貨関連の情報を先方に伝える必要があります。悪質な業者に依頼すると高額な報酬を要求されたり、最悪の場合は仮想通貨を盗まれて連絡が取れなくなったりするなどのリスクもあります。

業者の利用は完全に自己判断となりますので、よく検討してから判断してください。業者のお世話になる必要のないように、アカウント情報やシークレットキーなどの情報は、なくさないように日頃からきちんと管理しましょう。

5. セキュリティに優れたハードウェアウォレットを利用しよう

ウェブウォレットでは常にハッカーからの攻撃という悩みがつきものです。リップルに限らず、仮想通貨はネットとの親和性が高いため、ウェブに接続している限り不安だという方も多いのではないのでしょうか。

実際に2017年にコインチェックで発生したXEM(ネム)の盗難事件、2018年にZaif(ザイフ)で起きたBTC(ビットコイン)・MONA(モナコイン)・BCH(ビットコインキャッシュ)の流出事件は世間に衝撃を与え、仮想通貨保有者に大きなダメージ・ショックをもたらしました。

仮想通貨の保管・管理方法について改めて考えさせられた方も多いようです。そこでおすすめなのが、ウェブウォレットではなくハードウェアウォレットに保管する方法です。

ネットから遮断できるのでよりセキュリティが強まり、長期保有に向いています。ただし短期売買で頻繁にウォレットに通貨を出し入れをする場合は向いていません。

ハードウェアウォレットとは、PCやスマホに接続するハードウェアタイプのウォレットのこと。保有している仮想通貨をネットから遮断することができるため、ウェブウォレットよりもセキュリティに優れています。

購入には1万円前後が必要となりますが、仮想通貨が丸ごと盗まれてしまうリスクを考えれば、決して高い買い物とはいえないのではないでしょうか。

リップルもGatehubに無事に移行できてもそのままでは安全とは限らない状況ですので、いったんGatehubに移行した後は、ハードウェアウォレットに格納することをおすすめします。

ここで、多くの仮想通貨保有者が利用しているハードウェアウォレットを2つご紹介します。

5-1.Ledger Nano S

フランスLedger社が開発し、日本ではハードウェアウォレット・ジャパンが販売する、売れ筋のハードウェアウォレットがこちら。セキュリティが高く対応通貨も多いのが特徴です。信頼度・人気が高く、多くのユーザーに愛用されています。

対応している仮想通貨は全部で27種類。リップルはもちろんのこと、ビットコイン・イーサリアム・ など、主要な仮想通貨に対応しています。様々な仮想通貨に投資している方も、Ledger Nano Sを利用すれば、複数の通貨を一元管理出来て便利です。

秘密鍵は完全にオフラインで、ネットから遮断された状態で保管できます。高度な暗号化をされたうえで保管されるため、情報の抜き取りなどのリスクを防止します。

Ledger Nano Sを購入できる場所は複数ありますが、最もおすすめなのは日本の正規販売代理店のサイトです。販売元であるハードウェアウォレット・ジャパンの公認販売代理店であれば、製品の品質に信頼感があり、日本語対応のカスタマーチャットも利用できます。

Amazonなどの通販サイトやオークション・フリマなどで安く販売されていることもありますが、ウィルスなどが仕掛けられている可能性があり危ないので絶対に買わないでください。

ハードウェアウォレットは、必ず正規代理店で購入しましょう。

Ledger 日本正規代理店

5-2.Cool Wallet S

台湾製でカードタイプのハードウェアウォレットです。薄くて軽くスタイリッシュなデザインで、持ち運びが簡単です。防水で折り曲げることも可能となっていて、高度な耐用性を実現しました。

スマーとフォンとBluetoothで接続して使うタイプで、Android 6.0以降およびiPhone 5(iOS9.1) 以降の機種に対応しています。リップルの他、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインに対応し、複数の仮想通貨を管理できます。

さらにウォッチドッグ機能が搭載されていて、Cool Wallet Sから10m離れるとアラートを出すため、紛失防止に役立ちます。

Cool Wallet S公式サイト 

Cool Wallet SもLedger Nano Sと同様、必ず正式な販売元のサイト経由で購入してください。

 

まとめ

リップルトレードがサービス終了し、残していたXRPが取り出せなくなったと焦っている方もいますが、Gatehubへの移行によって、XRPを復活させることができます。手順に沿って行えば、数分でできる簡単な内容です。

移行させたらGatehubの二段階認証を設定してセキュリティを高めましょう。パスワードやメールアドレスなどの管理を工夫することも、ハッカー対策になります。

ウェブウォレットではなく、ハードウェアウォレットに格納するのもおすすめです。購入費用はかかるものの、ネットから遮断できるため手軽にセキュリティを高めるのに便利な方法です。

購入する際はウィルス攻撃などを防ぐため、絶対に正式な販売代理店から購入してくださいね。

また今後は仮想通貨をそのまま放置するのではなく、ウェブウォレットなど格納場所については逐一最新情報を入手するようにしましょう。